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Skilling、チェス世界王者のマグヌス・カールセン氏をブランドアンバサダーに起用

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update 2022.07.06 10:51
Skilling、チェス世界王者のマグヌス・カールセン氏をブランドアンバサダーに起用

update 2022.07.06 10:51

更なるブランド力の向上を模索

キプロスを拠点とする海外FX・CFDブローカーのSkilling Ltd(本社:62 Athalassas Avenue, 2nd Floor, Strovolos, CY-2012, Nicosia[1])【以下、Skillingと称す】は、チェスの世界王者であるMagnus Carlsen【以下、マグヌス・カールセンと称す】氏をブランドアンバサダーに起用したことを発表した。[2]

Skillingはマグヌス・カールセン氏と1年間のスポンサーシップ契約を締結した。これにより、同社はマグヌス・カールセン氏が参戦する各種大会のスポンサーを務めると共に、テレビやビデオに加え、ソーシャルメディアなどのデジタルチャネルを通じてマーケティング戦略を実践していく方針だ。

また、マグヌス・カールセン氏が大会中に着用するジャケットの袖やシャツにSkillingの会社ロゴをプリントする他、Skilling Openと題する世界最高のチェスプレーヤーを決める大会であるChampions Chess Tour 2021【以下、チャンピオンチェスツアー2021と称す】のタイトルパートナーにも就任した。同大会での最初のトーナメントは、2020年11月22日から30日まで開催され、10トーナメントある全ての試合はマグヌス・カールセン氏が設立したPlay Magnusによってグローバルに放映されるという。世界中のトップチェスプレーヤーが参戦するチャンピオンチェスツアー2021を通じ、チェスの試合中や各プレーヤーのソーシャルメディア上でSkillingのブランドを訴求していくとのことだ。尚、前回初のオンラインチェス大会を開催した際は欧州やアジア、ロシアで7,000万人の視聴者を集めたという。

両者の提携に際し、Skillingの共同創業者兼CEOを務めるAndré Lavold氏とマグヌス・カールセン氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

チェスとトレーディングの世界は、共に集中力やリスク管理及び先を見通す能力が求められており、優れた選別眼と洞察力を有するマグヌス・カールセン氏を戦略的パートナーとして迎え入れることは合理的な判断と言えるでしょう。同氏とのパートナー契約は、我が社にとって重要な転機であり、トレーディング業界を変革するプラットフォームの開発を強力に推し進めていきます。マグヌス・カールセン氏は、世界中で数百万人の人々が憧れる存在であり、多くのファンが我々のプラットフォーム上で投資を実践することを楽しみにしております。

André Lavold, CEO and Co-founder of Skilling - Skillingより引用

私は、投資初心者と経験豊富なトレーダーを対象に、取引サービスへのアクセス性や利便性の向上を推し進めるフィンテック企業のSkillingに魅了されております。我々は、全ての人々が可能性を存分に発揮する機会を手に入れられるという考えを共有しております。

Magnus Carlsen - Skillingより引用

足元において、Skillingはサービス拡充を推進している。例えば、Skillingはセーシェルでライセンスを取得した他、SkillingはMT4をリリースしている。そして今回、同社はチェス界のモーツァルトと評されるマグヌス・カールセン氏をブランドアンバサダーに起用することで、更なるブランド力の向上が期待できそうだ。

release date 2020.10.23

出典元:

ニュースコメント

透明性やアクセス性、シンプル性を追求したサービス提供を試みるSkilling

2019年7月、Skillingはスウェーデンとノルウェー、ドイツ、英国でサービス提供を開始した。まだ歴史の浅いFX業者ではあるが、投資初心者や経験豊富なトレーダーを対象に、透明性やアクセス性、シンプル性を追求したサービスの提供を試みることで、既にトレーディング業界において一定のプレゼンスを確立している。Skillingはユーザーフレンドリーで直感的に理解できる取引プラットフォームと、FXや仮想通貨、インデックス、コモディティなど、800種類以上の金融商品を提供している。今回、マグヌス・カールセン氏をブランドアンバサダーに起用した以外にも、イングランドプレミアリーグに所属するアストン・ヴィラFC(Aston Villa FC)や、同国のチャンピオンシップ(2部相当)に所属するフラムFC(Fulham FC)と提携するなど、スポーツマーケティングを活用することで、グローバル顧客層の獲得を推進している状況だ。他方で、スポーツ市場の拡大が見込まれる中、サッカーやラグビーなどのメジャースポーツに加え、eスポーツやチェスなどのマイナースポーツにおいても、金融サービスプロバイダーとの提携が増加している。例えば、スイスクォートがジュネーブ・セルヴェットHCと提携した他、HotForexがサントス(Santos)FCのeスポーツ部門と提携している。スポーツマーケティングを活用したグローバル戦略を推進するSkillingが、更なる利便性の向上に向けて如何なるソリューションを打ち出すか注目したい。


Date

作成日

2020.10.23

Update

最終更新

2022.07.06

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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