Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

Binance.US、米アラバマ州でサービスを開始することを発表

Binance.US、米アラバマ州でサービスを開始することを発表

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:31
Binance.US、米アラバマ州でサービスを開始することを発表

update 2021.08.31 15:31

米国39州に米ドルを軸とした仮想通貨取引サービスを展開

Binance【以下、バイナンスと称す】の米国法人であるBinance.USは、アラバマ州の居住者が同社のサービスを利用可能になったことを発表した。[1]

Binance.USは、2019年9月に米国の37州でサービス提供を開始したが、フロリダ州やアラバマ州、アラスカ州、コネチカット州、ジョージア州、ハワイ州、アイダホ州、ルイジアナ州、ニューヨーク州、ノースカロライナ州、テキサス州、バーモント州、ワシントン州などの追加ライセンスが必要となる13州には事業を展開していなかったという。ここ数週間でBinance.USはフロリダ州とアラバマ州への進出に成功し、米国39州で仮想通貨取引サービスを提供することになった。これにより対象の州の居住者は、40種類以上の仮想通貨と米ドルを取引することが可能となるだけでなく、将来的にはより多くの通貨ペアにアクセスすることができる見込みだ。

バイナンスは金融犯罪捜査網(Financial Crimes Enforcement Network, FinCEN)の登録企業であるBAM Trading Servicesと提携して米国市場に参入し、同社のマッチングエンジンおよびウォレットテクノロジーをローカライズすることでBinance.USの立ち上げを実現した。加えてバイナンスは、XRP Institutional Liquidityの元責任者であるCatherine Coley氏をBinance.USのCEOとして組織に迎え入れている。最近、Binance.USはOTC(店頭取引)サービスを開始しており、米国市場で機関投資家向けの事業拡大を図っているようだ。

近年、米国ではコインベースやPoloniex、ジェミニ、Circleなどが仮想通貨取引サービスを拡充する目的でOTCデスクを開設し、仮想通貨市場での競争が激化しているようだが、Binance.USはどのような動きに出るのか、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

release date 2020.09.16

出典元:

ニュースコメント

米国市場を深耕するバイナンス

これまでバイナンスは、仮想通貨関連サービスをグローバル展開することにより仮想通貨市場での影響力を強めてきたが、近年、米国市場を深耕する動きを強めているようだ。今年に入ってから同社は、Paxosと提携してニューヨーク州金融サービス局(The New York State Department of Financial Services, NYDFS)の認可の下、バイナンスは米ドル連動のステーブルコインであるBUSD(Binance USD)を発行することに成功している。今年3月には、BUSDの時価総額が1億ドルを突破し、仮想通貨市場で主要なステーブルコインとして認識されつつある。現在、米抗議デモを受けビットコイン価格が高騰するなど、国内では仮想通貨市場に追い風が吹いている状況だが、Binance.USはこの好機を活かしてプレゼンスを発揮することができるのか、今後も同取引所の動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2020.09.16

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

Vantage Tradingが年末トレード大会を開催!ランク外でも賞金獲得のチャンスあり

Vantage Tradingが、年末恒例となる大型トレード大会「年末ミリオンジャンボ2025」の開催を発表しました。今回のイベントでは副賞も用意されているので、ランク外でも賞金獲得のチャンスがあります。この記事では、参戦を検討しているユーザー向けに、各種条件やルールを説明します。
update2025.11.28 19:00

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

豪華なのに難しい?XMTradingが開催中のクリスマス入金ボーナスプロモーションは「アリ」なのか?

XMTradingで最大$25,000を獲得できる入金ボーナスキャンペーンが開催され注目を集めています。一見すると豪華なキャンペーンにみえますが、一般的な入金ボーナスとは条件が異なり、一部では条件が厳しいとの声もあります。本記事では、参加する価値のあるイベントなのかを説明します。
update2025.11.26 19:00

bitcastleは詐欺業者?口座開設ボーナスで出金拒否多数

SNS上ではbitcastleから「出金できない」「口座を凍結された」といった報告が相次いでいます。本記事では、bitcastleで報告されている出金トラブルを紹介するほか、bitcastleは詐欺業者なのかどうか説明します。
update2025.10.21 19:30

Money Charger(マネチャ)情報流出で問われるキャッシュバックサイトの運営体制と安全性

Money Chargerは2025年10月25日、ユーザーの個人情報が外部に流出したことを公表しました。キャッシュバックサイトはうまく活用すれば取引コストを抑えられる一方で、個人情報を扱う性質上、安全管理体制が極めて重要です。本記事では、安全性や透明性の観点から主要なキャッシュバックサイトを比較します。
update2025.11.17 19:00

Funded7で出金が認められない事例が増加?ルールの不透明さが原因か

Funded7で出金拒否に関する投稿がSNS上で増加しており、利用者の間で不安が広がっています。「利益が取り消された」「短時間取引が理由で無効になった」などの報告が投稿されています。当記事では出金拒否の原因を整理し、他のプロップファームとFunded7のルールを比較します。
update2025.11.21 19:00

Exnessの乗り換え先としてXSはアリ?スペックを比較

取引環境の良さから玄人にも人気のExnessですが、最近は出金トラブルなどが発生しており、今後の取引環境に不安を抱くユーザーも増えています。本記事では、有力な乗り換え先であるXS.comと取引環境・条件を比較し、乗り換え先として相応しいかどうかを検討します。
update2025.11.20 19:00

Vantage Tradingが入出金額の上限を変更、100万円以上の出金は自動分割

海外FX業者のVantage Tradingが、銀行振込の入出金額の上限を変更しました。今後は銀行振込で一度に出金できる額が100万円に制限されます。本記事では、変更された条件や高額送金時の注意点などを説明します。
update2025.11.11 19:00

Bybit P2P利用で銀行口座凍結・詐欺容疑者に?海外FXユーザーが知るべき巻き込まれリスクとは

Bybit P2Pを利用したユーザーが銀行口座凍結されたことに加え、詐欺容疑者として取り調べを受けたというSNS投稿が話題になっています。本記事では、話題となった投稿の内容や、海外FXユーザーがP2P取引の利用を避けるべき理由などを解説します。
update2025.11.12 19:00
promotion promotion

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル