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Upbit、タイで4つの仮想通貨ライセンスを取得

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update 2021.08.31 15:32
Upbit、タイで4つの仮想通貨ライセンスを取得

update 2021.08.31 15:32

Upbit Thailandを介して仮想通貨関連事業を展開

韓国大手仮想通貨取引所のUpbitは、同取引所の現地法人であるUpbit Thailandがタイ証券取引委員会(Thailand's Securities and Exchange Commission)【以下、SECと称す】から、4つのライセンスを暫定的に取得したことを発表した。[1]

今回、Upbitはタイで仮想通貨取引所、デジタルトークン取引所、仮想通貨ブローカー、デジタルトークンブローカーを運営するためのライセンスを取得しており、同国内で合法的に事業を展開できるようになったという。現在、タイではBitcoin Exchange、Bitkub Online、Satang Corporation、Coins TH Co.などの仮想通貨関連企業が事業を展開しているが、これら4つのライセンスを取得したのはUpbitが初だという。

Upbit ThailandのCEOであるPeeradej Tanruangporn氏は、このことについて次のようにコメントしている。

これら4つのライセンスを取得したことにより、Upbit Thailandはライセンス保有数で国内トップの事業者となりました。これにより、合法的に全ての仮想通貨ペアの取引サービスが提供可能になると同時に、革新的な方法でグローバルパートナーと提携できるようになりました。新しい事業者のライセンス取得にあたり、タイ国内における競争が激化してブロックチェーンサービスの量と質の両方が向上することになると言えるでしょう。

Peeradej Tanruangporn, CEO of Upbit Thailand - Mediumより引用

Upbit Thailandは、Upbit APACと現地パートナー企業や有力な人物との合弁事業として立ち上げられた。そのパートナーの中にはフォーチュン誌のオーナーであるChatchaval Jiaravanon氏やEnergy Absolute PCLのCEOであるSomphote Ahunai氏などが含まれているが、Upbitのタイでの試みは成功するのか、今後も同取引所の取り組みに注目していきたい。

release date 2020.08.17

出典元:

ニュースコメント

東南アジア市場へのアクセスを強化するUpbit

Upbitは2017年10月にフィンテック企業のDunamuによって設立されて以来、韓国4大取引所として国内でのシェアを伸ばしており、近年ではグローバル市場への事業拡大を目指して活発な動きを見せているようだ。特にUpbitは東南アジア市場へのアクセスを強化し、2018年にupbitはシンガポール進出に成功している。また、Upbitはマレーシアにも事業を展開しているが、マレーシア証券委員会は仮想通貨取引の登録制度に、当局の認可を得るよう促されているという。今回、Upbitがタイの仮想通貨市場に参入したことは、同取引所が東南アジアでのプレゼンスを拡大する上で重要な意味を持つと考えられる。先日、タイでは国内初となるSEC承認のICOポータルが誕生し、ASEANで最も先進的な仮想通貨市場を構築すべく、政府や企業の動きが流動的になってきているが、今後も同国での展開を見守っていきたい。


Date

作成日

2020.08.17

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
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