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Skilling、グローバル拡大戦略を推進

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update 2022.07.06 10:55
Skilling、グローバル拡大戦略を推進

update 2022.07.06 10:55

英国・ロンドンでのプレゼンス強化を模索

キプロスを拠点とする海外FX・CFDブローカーのSkilling Ltd(本社:62 Athalassas Avenue, 2nd Floor, Strovolos, CY-2012, Nicosia[1])【以下、Skillingと称す】は、英国・ロンドンでのプレゼンス強化を図り、グローバル拡大戦略を推進させる意向であることを明らかにした。[2]

2020年初頭、Skillingはブレグジット後においても英国でサービス展開すべく、英国金融行動監視機構(Financial Conduct Authority)【以下、FCAと称す】からライセンスを取得している。同社は迅速な人材確保と戦略目標の達成に向け、まずはロンドンに駐在員事務所を開設する意向だ。

Skillingの英国事業を率いるDavid Berg氏は、2020年7月にグローバルセールスディレクターとして参画した。同氏はActivTradesやATFX、eToro、London Capital Groupなどにおいてシニアセールスやコマーシャル業務を担当し、FX業界で13年以上の経験を誇っている。今後、グローバルコマーシャル・カスタマーフェイシング部門の立ち上げを担う予定だ。またDavid氏は、成長軌道に乗るエキサイティングな時期にあるSkillingに加わることを喜ばしく思うと共に、新商品・サービスの提供を通じて、英国を拠点にセールス及びコマーシャル事業の拡大を図ることを楽しみにしていると述べている。

グローバル拡大戦略の推進に際し、SkillingのCCOであるPavel Spirin氏は以下のようにコメントしている。

ロンドンはグローバル金融センターであると共に、我が社にとって成長拡大を図る上で重要な拠点となります。同地では世界有数の多様性に満ちた人材プールにアクセスが可能なほか、お客様やサプライヤー、規制当局と緊密な関係性を構築できるメリットがあります。David氏は我々にとって重要な人材であり、今後のご活躍を大変楽しみにしております。

Pavel Spirin, CCO at Skilling Group - FinanceMagnatesより引用

Skillingは金融分野において確固たる地位を確立する英国で、人材とサービスの強化を図ることにより、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.07.30

出典元:

ニュースコメント

金融立国である英国の命運を左右するブレグジット

2020年5月、Skillingはセーシェルでライセンスを取得した。これにより、同社はキプロス証券取引委員会(CySEC)とFCA及びセーシェルの金融サービス局(セーシェルFSA)規制下において、マルチアセットに対応した取引サービスを提供し、グローバル拡大戦略の推進に弾みをつけている。またSkillingはMT4をリリースし、更なる顧客基盤の拡大を模索している。同社がプレゼンスの確立を目指す英国では、規制緩和が推し進められる中、IG Groupがプライムブローカレッジ部門を新設したほか、eToroやWombat Invest、レボリュート(Revolut)といった新興企業を含む複数の金融サービスプロバイダーが集う形で、市場が活性化している状況だ。一方で、ブレグジット情勢は依然として不透明感が漂っている。特に金融立国の英国において、移行期間の終了に伴いパスポーティング制度の権利を失うことは、有力金融機関やプロフェッショナル人材の同国からの流出に繋がる可能性があり、Skillingのグローバル拡大戦略にも少なからず影響を及ぼすと推察される。ブレグジットは英国を始めグローバル金融市場に甚大な影響を及ぼすため、同国とEUによる将来関係協定交渉の行方を今後も注視する必要がありそうだ。


Date

作成日

2020.07.30

Update

最終更新

2022.07.06

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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