Select Language

TraderEvolution、イスタンブール証券取引所と提携

TraderEvolution、イスタンブール証券取引所と提携

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:32
TraderEvolution、イスタンブール証券取引所と提携

update 2021.08.31 15:32

同取引所で取引される株式やデリバティブにアクセスが可能

マルチアセットクラスのトレーディングソフトウェアを提供するTraderEvolution Global【以下、TraderEvolutionと称す】は、トルコ唯一の証券取引所であるイスタンブール証券取引所(本社:Borsa İstanbul, Resitpasa Mahallesi, Borsa İstanbul Caddesi No: 4, Sariyer, 34467, Istanbul, TURKEY[1])とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。[2]

同契約により、TraderEvolutionはイスタンブール証券取引所で取引される全ての株式とデリバティブ商品にアクセスできるコネクティビティサービスを提供するという。

提携に際し、TraderEvolutionのCEOであるRoman Nalivayko氏とイスタンブール証券取引所のエグゼクティブバイスプレジデントを務めるAlpogan Sabri Erdogan氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我々は、自社の取引プラットフォームがイスタンブール証券取引所と統合されたことを大変誇らしく思っております。このことは、オンライントレーディング業界に対する優れたマルチマーケットプラットフォームの提供という我が社のコミットを示す出来事であります。同取引所への接続を望む全てのお客様は、我々の取引プラットフォームを通じて、即座に市場データへのアクセスや取引ができます。我が社の商品がイスタンブール証券取引所と接続されているため、如何なるAPIの開発・統合の必要もありません。

Roman Nalivayko, CEO of TraderEvolution - Borsa Istanbulより引用

イスタンブールが金融センターの形成を目指すと共に、我が取引所は投資のリージョナルハブとなるべく、テクノロジーや市場アクセスの向上に繋がる多額の投資を行っております。我々は目標達成のために、顧客基盤の拡大に向けたコロケーションの拡充を図るだけでなく、世界中の投資家にリーチすべく、エンドクライアント向けのプラットフォームの活用も試みております。TraderEvolutionとの提携を通じて、既存顧客及び潜在投資家が我々の市場やデータへ容易にアクセスできるようになりました。

Alpogan Sabri Erdogan, Executive Vice President at Borsa Istanbul- Borsa Istanbulより引用

尚、TraderEvolutionは世界中の数十か所に上る市場と接続するバックエンド及びフロントエンド業務に対応したマルチマーケットプラットフォームを提供している。また足元の数か月において、TraderEvolutionはオートチャーティストと提携したほか、TraderEvolutionはXSpot Marketsと提携するなど、積極的な提携戦略を通じたサービス拡充を図っている。そして今回、TraderEvolutionはイスタンブール証券取引所と提携し、複数の市場に接続する取引ソリューションを提供することで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2020.07.02

出典元:

ニュースコメント

グローバルリーチの拡大を目論む証券取引所

顧客獲得競争が激しさを増す中、世界各国の証券取引所は自国の投資家のみならず、グローバルリーチの拡大に向け多岐にわたる戦略を講じている。例えば、香港証券取引所がサステナブル及びグリーンファイナンス関連の証券取引所開設を計画しており、市場の注目が集まるグリーンボンドやESG(環境、社会、ガバナンス)関連商品の情報提供を強化している。また、SGXはシンガポール個別株先物をリリースし、アジア全域へサービスを拡充するほか、ナスダック(Nasdaq)が保険業界向けリスクモデリングサービスをアップグレードした。更に、ドイツ取引所が台湾先物取引所と市場データ関連商品をリリースし、それぞれサービス機能の強化とグローバルリーチの拡大を模索している状況だ。世界中の投資家がマルチアセットに対応した取引サービスを望む中、商品ラインナップやサービスの拡充を通じて顧客基盤の拡大を図るべく、今後も証券取引所間もしくは金融テクノロジープロバイダーとの提携が加速すると予想される。


Date

作成日

2020.07.02

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

日本円ステーブルコインJPYCが発行へ!海外FXの入出金に活用できるか

2025年8月、金融庁が日本円ステーブルコインJPYCを承認しました。海外FXユーザーの中には、海外FXの入出金にJPYCを活用できるのでは?と期待している方もいるのではないでしょうか。本記事では、海外FX入出金でのJPYCの活用例や今後の展望などを考察します。
update2025.08.28 19:00

ExnessがIB報酬を改定!収益が減少するIBパートナーは?

海外FX業者のExnessが、スタンダード・セント・プロ口座のIB報酬の算定方法を改定しました。具体的な計算例を交えながら、どのようなケースで報酬が減少し、どんなケースで増加するのかご紹介します。
update2025.08.29 19:00

海外FXへの仮想通貨送金にはBybitがおすすめ!FXトレーダーに最適なBybitの使い方

海外FXの入出金によく使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBybitがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBybitの使い方を紹介します。
update2025.08.29 20:00

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

XMのビットコインスプレッドはExnessの2倍広い!それでも「ナシ」ではない理由とは?

Myforex編集部では、2025年1月10日〜4月10日の3ヶ月間にわたり、XMTradingにおけるビットコインのスプレッドを独自調査。その結果、狭い業者と比べて2倍以上の差があることが分かりました。
update2025.09.05 19:00

Wiseでの海外FX入出金をおすすめできない理由とは?アカウント閉鎖の可能性も

海外FXユーザーの間で、Wiseを利用した送金が話題になっています。しかし、Wiseでの入出金はリスクが高いためおすすめできません。この記事ではその理由を説明します。
update2025.09.08 19:00

【FXON × Myforex】無限キャッシュバックキャンペーン

MyforexではFXONとのタイアップ企画として、取引量に応じて上限なしのキャッシュバックを受け取れるキャンペーンを2週間限定で実施します。
update2025.09.10 19:00

【独自取材】海外FXで急拡大中のPeskaとは?入金・出金の安全性や運営実態を直撃

当サイトではPeskaの運営に直接取材を行い、安全性やセキュリティなど、トレーダーが気になるポイントを一つひとつ確認しました。この記事では取材から見えてきたPeskaの実像をお伝えします。
update2025.09.17 19:00

「Exnessにそっくり?」FXGT公式サイトがリニューアル

海外FX業者のFXGTが公式サイトをリニューアルしました。一部ではリニューアル後のサイトが「Exnessにそっくり」との意見もあるようです。本記事では、FXGTとExnessのサイトの類似点を比較するほか、「パクリ」の可能性について説明します。
update2025.09.26 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル