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GMI、Brokereeと提携

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update 2022.06.20 11:04
GMI、Brokereeと提携

update 2022.06.20 11:04

低レイテンシーの執行と安定したプライシングに寄与

英国金融行動監視機構(Financial Conduct Authority, FCA)統制下の海外FX・CFDブローカーであるGlobal Market Index(本社:125 Old Broad Street, London, England, EC2N 1AR[1])【以下、GMIと称す】は、ブローカー向けソリューションの開発、提供を手掛けるBrokeree Solutions(本社:Tornimae, 5, Tallinn, Estonia[2])【以下、Brokereeと称す】とパートナーシップ契約を締結したことが明らかになった。[3]

今回の提携をきっかけに、GMIは最新のFIX APIを活用し、同社のアグリゲーション(流動性集約)やマッチング機能とBrokereeの流動性供給ネットワークを融合することで、低レイテンシーの執行と安定したプライシングサービスを提供できるようになるとのことだ。これにより、同社はリテールブローカーや中規模の法人、プロのアクティブトレーダー向けのサービスを強化し、法人顧客基盤の拡大を図るという。

Brokereeが誇るリクイディティブリッジは、MetaTrader4(MT4)やMetaTrader5【以下、MT5と称す】マルチプルサーバーに接続済みの20社を超えるリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)やアグリゲーター(流動性集約業者)、取引所、プライムブローカーなどで構成されている。ヘッジング機能が付帯されたことなどにより、多くの海外FXブローカーがMT5への移行を推し進めているなか、同社はMT5関連のソリューション開発を強化している状況だ。例えば、BrokereeはMT5上のPAAM機能を大幅アップグレードしたほか、BrokereeはMT5に対応したリスク管理ツールをリリースしている。その他にも、同社はテルアビブ証券取引所(TASE)とシステム統合し、流動性供給とリスク管理機能の向上に寄与しているという。

GMIはBrokereeと手を組み、充実した流動性関連サービスを提供することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.03.20

出典元:

ニュースコメント

躍進を遂げるGMIに注目

GMIは2009年に共同創業者である中国人起業家のJeff Chao氏が立ち上げ、アジアパシフィック地域に注力したオペレーションを展開し、同地域では早期にECN・STP方式を導入したパイオニアとして知られている。同社は2015年に、英国においてSTP・ECN方式のみを採用するブローカーとして、FCAから認可されている透明性の高い海外FXブローカーだ。同社は法人向けに特化したブローカーであり、41種類のFX通貨ペアや15種類のCFDに加え、主要インデックスやコモディティ取引をSTP方式で提供している。特にGMIの英国部門に関しては、日本や英国、オーストラリア、シンガポール、ドバイなどで約30年の経験を誇る現CEOのAshraf Ebid氏がリーダーシップを発揮し、取引量が倍増している模様だ。加えて、GMIはFX Cubicと提携し、流動性サービスの強化を図ることで更なる顧客基盤の拡大を模索している。新型コロナウイルスの感染拡大に絡み、FX市場のボラティリティが高まるなか、今後発表されるGMIの業績動向にも注目したい。


Date

作成日

2020.03.20

Update

最終更新

2022.06.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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