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Desjardins、スマートトレードのFX流動性システムを採用

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update 2021.08.31 15:28
Desjardins、スマートトレードのFX流動性システムを採用

update 2021.08.31 15:28

カスタマーエクスペリエンスの改善に寄与

カナダ・ケベック州を拠点とする金融サービス会社のDesjardins(本社:100, avenue des Commandeurs Lévis (Québec) G6V 7N5[1])が3月11日、フランス・エクサンプロヴァンスを拠点とするテクノロジープロバイダーのsmartTrade Technologies(本社:Immeuble Apogée 500 avenue Galilée 13100 Aix-en-Provence France[2])【以下、スマートトレードと称す】のFX流動性プラットフォームであるLiquidityFXを採用したことが明らかになった。[3]

Desjardinsは自社の全ての部門において、機関投資家及びリテールFX業務の自動化を図るエンドツーエンドの電子FX取引ソリューションを活用する必要性から、スマートトレードのFX流動性システムを導入する決断を下したとのことだ。スマートトレードはコネクティビティやアグリゲーション(流動性集約)、プライシング、流動性供給、リスク管理、ポストトレード、及びカスタマイズ性が高いHTML5対応のユーザーインターフェースなどを提供している。LiquidityFXはDesjardinsが求める機能を満たすと共に、同社やリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)に対し、従量制ではなく透明性のある定額料金体系を敷いているという。また、Desjardinsはトレーダーやリテール顧客に対し、多通貨に対応したプライシングサービスを提供することができるようになるとのことだ。

FXシステムの採用に際し、Desjardinsのテクノロジー・市場データ部門アドバイザーを務めるAlbert Lau氏とスマートトレードの共同創業者兼CEOであるDavid Vincent氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

スマートトレードのサービスが、テクノロジーや機能、業務フローの効率化を図る面で最高クラスのFXソリューションであると共に、我が社に求められる厳格なセキュリティ要件やプロトコルに対応していることから、同社のFXプラットフォームを採用する決断をいたしました。また、同社は我々と強固なビジネス上の関係性を構築したうえで、我が社特有のニーズを把握し、専門性と透明性のあるサービスを提供しております。

Albert Lau, Technology and Market Data Advisor at Desjardins - LeapRateより引用

Desjardinsが我々を採用したことを大変喜ばしく思っております。我が社のターンキーソリューションは様々な機能を利用でき、カスタマーエクスペリエンスの改善に繋げることができるでしょう。我々は革新的で信頼性のあるソリューションの提供にコミットしており、北米市場でサービスの利用が拡大することを楽しみにしております。

David Vincent, Co-founder and Chief Executive Officer at smartTrade - LeapRateより引用

尚、足元では多くの金融サービスプロバイダーが流動性関連サービスの強化を行っている。例えばFXCM ProがYour Bourseと提携し、流動性供給機能の改善を図っている。また、三井住友銀行がKxのe-FXプラットフォームを導入したほか、XTX Marketsが中国FXインターバンク市場に参入し、同市場初のノンバンク・マーケットメイカーとして機能する見通しだ。そして今回、Desjardinsは流動性ソリューションに強みを持つスマートトレードのFXシステムを採用することで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2020.03.13

出典元:

ニュースコメント

業界からの関心が高い分野に注力するスマートトレード

創業19年を迎えたスマートトレードは、バイサイドとセルサイドの双方を対象に、マルチアセットクラスに対応した電子取引ソリューションを提供するリーディングカンパニーだ。本拠地のエクサンプロヴァンスに加え、ロンドンやニューヨーク、シンガポール、東京などにオフィスを構え、グローバルなサービスを展開している。同社はアグリゲーションやプライシング、規制コンプライアンスなどに加え、ブロックチェーン技術を活用したポストトレードデータへの容易なアクセスサービスも実現させている。いずれのサービスも足元のトレーディング業界において注目度が高まっている分野であることから、CMC MarketsやFXSpotStream、シティ(Citi)グループなどの有力金融サービスプロバイダーに加え、野村証券やみずほ銀行など多くの日系金融機関も顧客として抱え、順調に顧客基盤を拡大させている状況だ。時流に乗るスマートトレードが、多様な顧客ニーズに対応すべく如何なるソリューションを開発するか注目したい。


Date

作成日

2020.03.13

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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