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AvaTrade、MT5をリリース

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update 2022.05.20 17:04
AvaTrade、MT5をリリース

update 2022.05.20 17:04

MT5を始めとする複数の取引プラットフォームを利用可能

海外リテールFX・CFDブローカーであるAvaTrade(本社:Five Lamps Place Amiens Street, Dublin 1 Ireland[1])は、ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】が開発したMetaTrader5【以下、MT5と称す】取引プラットフォームをリリースしたことを発表した。[2]

これによりAvaTradeの顧客は、AvaTradeGoモバイルアプリやDupliTrade、AvaOptionsに加え、MT5を利用することができるようになる。またMT5を導入することで、MetaTrader4【以下、MT4と称す】を利用したFX通貨ペアや仮想通貨、CFDなど1,200種類以上の金融商品のほか、債券や個別株式、バニラオプション(通常のオプション取引)、先物取引なども行えるようになるという。

MT5のリリースに際し、AvaTradeのCEOであるDáire Ferguson氏は以下のようにコメントしている。

我々はオンライントレーディング業界をリードし、お客様に最高クラスのサービス及び取引環境を提供すべく、MT5を導入したことを大変喜ばしく思っております。

Dáire Ferguson, CEO of AvaTrade - MetaQuotesより引用

尚、2006年に創業したAvaTradeは、日本の金融庁を始めグローバル規制当局からライセンスを取得し、20万人以上の顧客基盤を誇る大手海外FXブローカーの1つだ。同社は多様化する顧客ニーズに対応した様々な取引プラットフォームを導入しているほか、チャートパターンの自動検出などを提供するオートチャーティスト(Autochartist)や、一定期間にわたり損失を回避することができるAvaProtectなどの機能も提供している。そして今回、AvaTradeは高機能が付帯されたMT5をリリースしたことで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2020.03.04

出典元:

ニュースコメント

海外FXブローカーによる導入が続々と進むMT5

MetaQuotesが開発したMT4とその後継版となるMT5は、FX取引プラットフォームとして業界標準を確立している。両ツールを比較すると、依然としてMT4が市場を占有しているものの、足元ではFXトレーダーによる高機能取引ツールへの需要が拡大していることを背景に、MT5を採用する海外FXブローカーが増加傾向にある状況だ。例えば、VIPTRADEがMT5をリリースしたほか、AETOSもMT5を導入した。その他にも、チリのブローカーであるMercados GがMT5をリリースし、多彩な機能を利用したFX取引サービスを提供している。MetaQuotesも海外FXブローカー向けのMT5認定プログラムを開始するなど、積極的なマーケティング活動を通じて同ツールの普及拡大を図っている。今回リリースされたMT5には、新たに改良されたインターフェイスや2種類の新規注文方法、経済指標カレンダーが設けられたほか、EA(エキスパートアドバイザー)の互換性を有すると共にEAテスティング機能が搭載されている。今後も、高度な取引環境の提供を望むトレーダーを対象に、多くの海外FXブローカーがMT5の導入を進めると予想される。


Date

作成日

2020.03.04

Update

最終更新

2022.05.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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