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CFH Clearing、豪・香港個別株式CFDを追加

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update 2022.06.22 15:53
CFH Clearing、豪・香港個別株式CFDを追加

update 2022.06.22 15:53

商品ラインナップを拡充し、競争優位性を確保

TradeTech Group傘下のリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)兼プライムオブプライムブローカー(PoP)であるCFH Clearing Limited(本社:11th Floor, Broadgate Tower 20 Primrose Street London, EC2A 2EW United Kingdom[1])【以下、CFH Clearingと称す】は12月26日、商品ラインナップの拡充を図るべく、オーストラリアと香港、米国及び欧州の個別株式CFDの取扱いを開始したことを発表した。

これにより、CFH Clearingはリテールブローカーやプロフェッショナル顧客を対象に、FTSE100、DAX、CAC40、IBEX35、AEX25などのインデックスに加え、米国企業250社や欧州株式のほか、同社が重点成長市場と位置付ける香港とオーストラリアの証券取引所に上場する大型かつ取引高の多い個別株式CFDを商品ラインナップに追加したとのことだ。これらの個別株式CFDは同社の独自プラットフォームに加え、MetaTrader4やMetaTrader5、FIX API経由で、他のアセットクラスと同様にクロスマージン取引ができるという。なお、CFH Clearingは2019年5月に、欧米の個別株式CFDの取扱いを開始した際、他の市場に関してもサービスを拡充する意向を示していたことから、その計画を実践したことになる。

商品ラインナップの拡充に際し、CFH ClearingのCEOであるMatthew Maloney氏は以下のようにコメントしている。

我々は業界をリードするマルチアセットクラスのリクイディティプロバイダーとして、お客様に新たな収益獲得機会を提供すべく常にサービスの拡充を試みております。そして、お客様のニーズに応える形で、世界中の大型で取引量の多い個別株式CFDの取扱いを開始し、商品ラインナップの拡充を行いました。このことは、マルチアセットクラスに対応した流動性供給サービスを提供する企業の一つである我が社にとって、競争が激化する市場のなかでも、お客様に高付加価値をもたらすと考えております。

Matthew Maloney, CEO, CFH Clearing - FinanceMagnatesより引用

なお、CFH ClearingはNoor Capitalと提携するなど積極的に業容拡大を図っている。そして今回、CFH Clearingは流動性関連の商品ラインナップを拡充することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.12.20

出典元:

ニュースコメント

運用ニーズ高まる株式関連サービスを強化する海外FXブローカー

Playtechの金融部門であったCFH Clearingは現在、TradeTech Group傘下にて、有力リテールFXブローカーやファンドマネージャーなど83か国にまたがる600社を超える機関投資家を顧客基盤として抱えている。グローバルにマルチアセットクラスの流動性供給サービスを提供する同社が、数ある資産のなかでも強化を図っているのが株式だ。2019年は残り1週間ほどになったが、株式市場は堅調を維持しており、特にNYダウは連日で史上最高値を更新している。相対的に高い運用パフォーマンスが期待できる株式は、他のアセットクラスと比較して投資家からの運用ニーズが高まっており、海外FXブローカー各社は多様な投資家需要を即座にくみ取るべく、株式関連サービスを強化している。実際に足元では、INTL FCStone Financialがカナダ株式取引プラットフォームをリリースしたほか、TradeviewがMT5上で米国株式取引サービスを開始した。今後も、海外FXブローカー各社が投資の選択肢を拡大することで、トレーダーにとって快適な取引環境が整備されることを期待したい。


Date

作成日

2019.12.20

Update

最終更新

2022.06.22

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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