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FXOpen UK、MT5上でECN取引サービスを開始

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update 2022.06.22 17:06
FXOpen UK、MT5上でECN取引サービスを開始

update 2022.06.22 17:06

インターバンク市場を通じたプライシングを提供

カリブ海のセントクリストファー・ネーヴィスを拠点とする海外FXブローカーであるFXOpen(本社:P.O.Box 590, Springates East, Government Road, Charlestown, Nevis[1])の英国法人FXOpen UKは、ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】が開発したMetaTrader5【以下、MT5と称す】取引プラットフォーム上で、ECN方式の取引サービスを開始したことを発表した。

FXOpen UKの電子FX取引プラットフォームは、ECN方式の取引サービスに加え、複数の金融機関がカバー先となるインターバンク市場を通じたプライシングを提供するとのことだ。また同社の顧客は、MT5上でネッティングとヘッジングの2つの注文処理システムを選択することができるほか、同ツールに搭載されている経済カレンダーや金融ニュースを活用することも可能だという。FXOpen UKは、MT5を利用することにより、為替レートの表示と同時に100個のチャートを開くことができるほか、21個のタイムフレームを活用したレートのトラッキングや、80種類を超えるテクニカルインディケータを用いた詳細な市場分析を行うことが可能であるとコメントしている。

FX業界においては、依然として旧式のMetaTrader4【以下、MT4と称す】が業界標準として圧倒的な市場シェアを握っているものの、高機能が付帯したMT5への需要が高まってきている。実際に、足元ではVIPTRADEがMT5をリリースしたことに加え、AETOSがMT5を導入したほか、Mercados GがMT5をリリースするなど、多くの海外FXブローカーがMT4からMT5へのシフトを進めている状況である。そして今回、FXOpen UKは需要が拡大するMT5上で透明性の高いトレードを実現できるECNサービスを開始することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.11.29

出典元:

ニュースコメント

ESMAによる規制強化の影響下から脱却を目指すFXOpen

2005年にFXブローカレッジサービスをスタートさせたFXOpenは、変動スプレッド制を敷くマイクロ口座や、スプレッドをタイト化させたSTP口座に加え、2018年10月にFXOpenはMT5向けのECN口座をリリースした。ECNを採用したFX取引は、ディーラーを介さずに全ての投資家のオーダーをインターバンク市場に流す電子執行システムを採用しており、透明性の高いトレードを実現できることが特徴として挙げられる。FXOpenのECN口座は、IntegralやCurrenex、LMAXなどのECN方式を採用したリクイディティプロバイダーを活用した豊富な流動性を供給することで、ベストプライシングを実現させている。FXOpenは、特に経験豊富なトレーダーがスキャルピング取引戦略を用いる際に有効であるとしてECN口座を推奨している模様だ。2019年4月にFXOpenが発表した2018年度通期業績は、ESMA新規制の影響を大きく受け赤字に転落した。同社を取り巻く市場環境は依然として厳しいものであるが、今回、FXOpen UKにおいてもMT5上でECN取引を開始したことから、同サービスの効果が一定程度確認できているものと推察される。FXOpenがECN取引を積極的に推し進めることで、どれほど顧客取引を回復できるか、今後の業績動向に注目したい。


Date

作成日

2019.11.29

Update

最終更新

2022.06.22

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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