Select Language

Orient Global Services、MT5上でドバイ金商品取引サービスを開始

Orient Global Services、MT5上でドバイ金商品取引サービスを開始

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.06.29 14:49
Orient Global Services、MT5上でドバイ金商品取引サービスを開始

update 2022.06.29 14:49

投資の分散や効率的なオペレーションに寄与

アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイを拠点とする海外FXブローカーOrient Global Services LLC(本社:2307, The Exchange Tower, Happiness Street, Business Bay, P.O.Box 2495 Dubai, United Arab Emirates[1])【以下、OGSと称す】が、ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】が開発した取引プラットフォームであるMetaTrader 5【以下、MT5と称す】上で、中東最大のデリバティブ商品取引所を運営するドバイ金商品取引所【以下、DGCXと称す】で取引される多様な金融商品取引サービスの提供を開始したことが明らかになった。[2]

これにより、OGSの顧客である投資初心者及びプロフェッショナルトレーダーは、スマートフォンやタブレット端末からMT5モバイルアプリを利用しダイレクトにDGCXへアクセスし、投資の分散を図ることができるようになるという。また、DGCXからリアルタイムのプライシングの提供を受けられるほか、効率的なオペレーションを実践することも可能になるとのことだ。

新サービスの開始に際しOGSのゼネラルマネージャーであるSeraj Khan氏は以下のようにコメントしている。

我々の大切なお客様に対し、DGCXの金融商品をシームレスに提供するトレーディングエクスペリエンスを構築するために、MetaQuotesのMT5をリリースできたことを喜ばしく思っております。また、特に個人投資家に対して、先進的な機能が付帯したマルチアセットクラスの取引プラットフォームであるMT5や透明性の高い取引システム、充実した顧客サポートを提供することで、全ての市場で多様な金融商品を取引する機会を提供するという目的を実現できると確信しております。更に、MT5上で新たな取引サービスを開始することにより、DGCXとより強固な関係性を構築することを目指します。

Seraj Khan, General Manager of OGS - MetaQuotesより引用

OGSは1994年に創業したUAE中央銀行規制下の有力ブローカーであるOriental Financial Brokers SLPから独立する形で2017年に設立された。現在はDGCXの会員であると共に、UAEの規制当局である証券商品庁(Securities & Commodities Authority)の規制下にてブローカレッジサービスを提供している。そして今回、OGSは最先端プラットフォームであるMT5上で商品ラインナップの拡充を図ることで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.10.17

出典元:

ニュースコメント

中東市場のFXハブを形成するUAE

湾岸協力理事会(GCC)の国々などで構成されるアラブ諸国はFX市場の拡大が加速しており、なかでもOGSがDGCXとの関係性強化を図るUAEでは、厳格な国際標準の規制を導入し、中東市場を代表するFXハブとして多くの海外FXブローカーから注目を集めている。たとえば、Finior CapitalがUAEでFXブローカレッジサービスを提供開始したほか、HotForexがUAEに新オフィスを開設し、中東・アラビア湾岸地域での市場拡大を模索している。また、10月にはドバイにてThe Forex Expoが開催されるなど、FX市場が順調に拡大し成熟度が増しているとうかがえる。他方で、UAEは石油依存の経済構造からの脱却を推し進めており、UAEの首都であるアブダビ単体の場合、石油事業がGDPの4割ほどを占めるのに対し、経済の中心であるドバイなど他の首長国を含めると、同国経済全体における石油依存度は2割ほどに低下するという。UAEは経済の安定化を図るべく、今後も非石油事業の拡大を推進すると予想されており、そのけん引役となり得るFX市場が、統制のとれた規制体系のもと透明性の高い市場として拡大していくことを期待したい。


Date

作成日

2019.10.17

Update

最終更新

2022.06.29

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
update2025.01.10 19:30

【無料ツールも】MT4/MT5で複数チャートを同期スクロールし、分析を劇的に変える方法!

MT4/MT5ではインディケータを使うことで複数チャートを同期してスクロールできます。この記事ではMT4/MT5の複数チャートを同期してスクロールできるインディケータについて、実際に使ってみた感想も交えながら紹介していきます。
update2024.11.07 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

MT4/MT5でも日本時間を簡単に表示できる!日本との時差については図解で理解しておこう

MT4/MT5では通常、表示される時間が日本時間から6時間ほどずれています。頭の中で「表示される時間 + 6時間」などと計算すれば、日本時間に変換可能です。しかし慣れないうちは少し不便なので、日本時間を表示させる外部ツールも活用されています。
update2024.11.27 19:30

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.11.28 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

MT4でEAを使って自動売買をするならストラテジーテスターにより利益が出るかテストが必要です。本記事では、ストラテジーテスターの実践的な使い方や疑問を感じやすいポイントを解説します。
update2025.01.10 19:00

XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

海外FX業者XMTradingは、1月2日~1月31日までの期間限定で「おみくじプロモ2025」を実施すると発表しました。賞金総額は1,000万円以上であり、抽選で100名に最大75万円の現金がキャッシュバックされます。
update2025.01.06 19:00

このローソク足あと何秒!?残り時間を表示するMT4/MT5のインディケータを比較

MT4やMT5でトレードする際、インディケータを使えばローソク足が確定するまでの残り時間を表示できます。アラート機能付きや残り時間以外の情報も表示するインディケータもあります。本記事では、MT4・MT5にローソク足の残り時間を表示するインディケータを紹介します。
update2024.12.12 19:30

SONYのレイヤー2「Soneium」がIP侵害を理由にミームコインをブラックリスト化

ソニーグループによるイーサリアムレイヤー2のSoneium(ソニューム)が、メインネットローンチの同日に、IP侵害のあるミームコインをブラックリスト化し、SNSで話題となっています。本記事では、Soneiumの概要やブラックリスト化の内容、SNSでのユーザーの声などを解説します。
update2025.01.17 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル