Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

韓国、政府の後押しで仮想通貨が普及する可能性

韓国、政府の後押しで仮想通貨が普及する可能性

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:30
韓国、政府の後押しで仮想通貨が普及する可能性

update 2021.08.31 15:30

様々な分野での仮想通貨関連プロジェクトを計画

仮想通貨取引サービスを提供するPIEXGOのCEOであるCzhang Lin氏は、韓国政府の政策やプロジェクトが梃子となり、同国で仮想通貨がいち早く普及する可能性があることをメディアのインタビューで明かした。[1]

2018年に韓国政府は国内でのICO(イニシャルコインオファリング)を禁止し、違法な資金調達手段として厳しく取り締まってきたが、時間経過と共に仮想通貨に対する見方が軟化しているという。最近、韓国政府は仮想通貨市場の発展を加速させるために、同国第2の都市である釜山の規制を緩和しており、金融、治安、観光などの幅広い分野に関連するブロックチェーン開発を促す動きを見せているようだ。韓国の人口は全世界の1%未満にも関わらず、ある調査では同国の仮想通貨取引量が全世界の30%を占め、国内のサラリーマンの約30%が仮想通貨を保有していることがわかっている。韓国の仮想通貨市場は拡大しており、規制が緩和される釜山には2021年までに2,500万人が移住するとも予想されている。

韓国では仮想通貨やブロックチェーン技術を利用したスマートシティプロジェクトが立ち上げられており、ソウル市でSコインと呼ばれる独自仮想通貨を発行する計画があるのに加え、釜山でも同様のプロジェクトが検討されている模様だ。このような政府発行の独自仮想通貨は様々なユースケースが想定できるが、Sコインは公共サービスや税金の支払い、世論調査に参加した市民へのインセンティブなど、より良い市民生活を支えるための基盤として利用されるという。これに関してLin氏はその地域の経済状況や生活習慣、価値観などの違いに適応するために、自治体毎に独自仮想通貨を発行すべきだとの意見を示している。

既に韓国は仮想通貨先進国のマルタやシンガポール、エストニア、スイスと肩を並べる位置まで来ているが、このような政府の後押しは仮想通貨分野における国際的な競争力を高めることになるだろう。グローバル市場ではJPモルガンチェースやFacebook(フェイスブック)、Microsoft(マイクロソフト)などの大手企業もその有用性に着目し、銀行送金や公共サービスに仮想通貨関連技術が利用され始めており、韓国政府もそれを追従する構えだ。韓国の行政機関である科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT)はオンライン投票、通関手続き、サプライチェーン管理、ロジスティクス、不動産、国際通信の分野にまたがるブロックチェーンを活用したパイロットプロジェクトを開始することを発表している。

シンガポールを拠点に韓国と中国にも進出するPIEXGOは、27種類を超える仮想通貨とそれを対象としたデリバティブ商品を取り扱っており、個人および機関投資家向けの取引サービスを展開している。その他にもDApp(分散型アプリケーション)開発のための資金調達やリソース獲得を目的としたIXO(取引所主導のオファリング)を提供し、仮想通貨市場の発展にも貢献しているという。CEOであるLin氏はFATFが仮想通貨市場の監視強化を提案したことから、国際的な規制の厳格化を懸念しているが、今後も韓国政府の動向には注目していきたい。

release date 2019.09.04

出典元:

ニュースコメント

実社会におけるブロックチェーン技術の活用が進む

Sコインの発行に加えて、ソウル市はブロックチェーンベースの管理サービスの導入を予定しており、労使関係の健全化や公共サービスの改善など、テクノロジーを用いた総合的な市民生活の向上を目的とした試みを進めている。このような取り組みは韓国以外でも計画されており、例えば米国のネバダ州では、砂漠地帯に東京ドーム約5,800個分の広さにブロックチェーン技術を基礎としたハイテク都市を建設するプロジェクトが考案されているという。このプロジェクトを企画したBlockchains LLCは、既に土地を購入した上で関連企業や政府機関と覚書を交わしており、その完成までの道筋が現実的に見えてきている状況だ。一方、韓国では自治体が仮想通貨の発行を計画したりと、仮想通貨を実社会に組み込む流れが生まれているものの、今年8月には政府が仮想通貨市場への直接的な規制案を検討しているとの報道もあり、その方針が完全には定まっていないことがうかがえる。既に着手されているプロジェクトも存在するだけに、韓国政府はその対応を明確にするべきだと言えるだろう。


Date

作成日

2019.09.04

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

有名アカウントによるMoonshot FXコピトレへの誘導が物議|「中の人交代疑惑」も浮上

Xフォロワー数1万人超のFX系インフルエンサーが、Moonshot FXのコピートレード案件を紹介していることが話題になっています。同社の公式サイトには怪しい点が多く、実体のある業者なのか疑問視する声も上がっています。この記事では、Moonshot FX公式サイトの不審な点や、海外FXユーザーが同社を警戒する理由などを説明します。
update2026.03.12 19:00

HFMへ仮想通貨入金してみた!早い・安い・簡単の三拍子ルートを検証

HFMへ早く・安く・簡単に仮想通貨入金するならXRPがおすすめです。実際の操作画面の画像付きで最短1分・手数料数十円の入金方法を分かりやすく解説します。リアルな感想もぜひ参考にしてください。
update2026.04.16 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXにおける国内銀行送金のリスクが高まっており、海外FXユーザーは入出金手段の見直しを迫られています。そんな中、代替手段として注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXとの仮想通貨入出金の方法や送金ルート、注意点などを解説します。
New
update2026.06.02 19:00

JPYCをUSDTに交換する方法は?スワップ手順や注意点などを解説

海外FXへの入出金手段の一つとして、JPYCが注目されています。しかし、主要ブローカーはJPYCでの直接入出金に対応していないため、USDT等に交換してから送金する必要があります。本記事では、JPYCをUSDTに交換する方法や手順などを解説します。
update2026.04.21 19:00

海外FXの入出金におすすめの仮想通貨ウォレットは?選び方や注意点も解説

海外FXでの仮想通貨入出金の重要性が高まっています。 ウォレット経由で送金する際、使用するウォレットの選び方にもポイントがあります。本記事では、海外FX入出金におすすめの仮想通貨ウォレットを紹介し、選び方や利用時の注意点なども解説します。
update2026.04.02 19:00

GMOコインからBitgetに送金してみた!送金手数料や反映時間も解説

Myforex編集部では、GMOコインからBitgetに仮想通貨を送金してみました。感想としては、送金自体は難しくなく、手数料無料で使いやすいものの、通貨によっては最低送金額が高いケースがあると感じました。この記事では、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2026.03.10 19:00

XMTradingのアプリがなくなった!?独自アプリが利用不可に

XMTradingのスマートフォン向け独自アプリが、4月15日から利用できなくなりました。本記事では、今回のXMTradingの独自アプリ廃止に関する詳細のほか、代替手段について説明します。
update2026.04.17 19:00

海外FXの国内銀行送金で同時多発的に口座が凍結される?情報共有システム導入による影響とは

マネーロンダリング対策として不正利用口座の情報を全国の金融機関で共有するシステムが2027年4月を目途に導入されます。本記事では、このシステムの導入によって海外FXユーザーにどのような影響が及ぶのか、なぜ国内銀行送金がさらにハイリスクになるのかについて解説します。
update2026.04.07 19:00

HFMがKATANA(カタナ)口座をリリース!Exnessキラーになるか?

HFMがハイスペック口座であるKATANA口座をリリースしました。最大の特徴は、無制限レバレッジと低スプレッドという、2つの要素を兼ね備えている点です。本記事では、KATANA口座のスペック・特徴を解説するほか、ExnessやXMTradingと条件を比較します。
update2026.05.07 19:00

JPYC対応のおすすめウォレットは?海外FXユーザー向けの選び方や注意点を解説

海外FXユーザーの間では仮想通貨入出金が代替手段として注目されており、日本円ステーブルコインJPYCにも期待が集まっています。当記事では、JPYC対応のおすすめウォレットに加え、ウォレットの選び方や利用する上での注意点などを解説します。
update2026.03.16 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

当社コンテンツの著作権は当社に帰属します。当社が提供する共有機能や、SNSシェアや引用など、適切な範囲でのご利用は歓迎しております。ただし、商用利用や内容改変を伴う転載、当社と競合するサイトへの転載等、不正な再使用はご遠慮ください。なお、当社が不適切または不正な利用と判断した場合、当該コンテンツの削除その他必要な措置を講じる場合があります。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル
close
promotion
今すぐ参加する

次回から表示しない