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Bitcoin.com、ビットコインキャッシュに関するツイートを一掃

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update 2021.08.31 15:30
Bitcoin.com、ビットコインキャッシュに関するツイートを一掃

update 2021.08.31 15:30

新事業始動に向けて企業イメージの刷新が目的か

仮想通貨関連サービスを展開するBitcoin.comが、@Bitcoinのユーザーネームで運用する同社のTwitter(ツイッター)アカウントから、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)について言及した数十件のツイートをまとめて削除していることが明らかになった。[1]

2008年に設立されたBitcoin.comはビットコイン(Bitcoin)の開発や普及などに貢献してきたが、2014年に仮想通貨業界の伝説的な存在であるRoger Ver氏がCEOに就任して以来、ビットコインキャッシュのプロモーション活動に比重がシフトしていったという。仮想通貨コミュニティはBitcoin.comがビットコインキャッシュ関連の悪質なプロモーションを行っていることを非難しており、@Bitcoinのツイートが利用規約に違反すると指摘した。今回、消去されたツイートのほとんどがライトニングネットワーク関連、Twitterへの批判やビットコインキャッシュを賞賛する内容のものだったようだ。

過去のツイートが削除された理由は明らかになっていないものの、最近、Bitcoin.comが仮想通貨販売サービスの開始や仮想通貨取引所の開設などに力を入れていることから、同社が企業イメージを刷新するための施策として行ったと予想されている。また、一部ユーザーはVer氏が法的な問題を回避するために動いた可能性の示唆など、Twitter上ではその理由に関して様々な憶測が飛び交っているようだ。

今月はじめにBitcoin.comはVer氏が会長職に退き、新しくStefan Rust氏がCEOに就任することを発表している。これまでBitcoin.comは仮想通貨ウォレットやカジノ、ニュースメディアなどを展開してきたが、Rust氏は新しい製品およびサービスに注力すると言及しており、これを機に同氏がクリーンな企業イメージを求めてツイートの削除に踏み切った可能性も十分にあると言えよう。ツイートを消去している事実が明らかになったことはBitcoin.comにとってはマイナス要因となったが、仮想通貨コミュニティはこれをどう評価するのか、今後も同社の取り組みを見守っていきたい。

仮想通貨市場の動向に注目していきたい。

release date 2019.08.21

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨市場におけるTwitterの影響力

世界で3億2,000万人以上のユーザーを抱えるTwitterは、様々な分野において必須なコミュニケーションツールとなりつつあるが、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)との親和性が高い仮想通貨市場は、一時ビットコインとリブラ関連のツイート数で米国が首位になるなど、とりわけ大きな影響を受けているようだ。例えば、今年7月に米国のドナルド・トランプ大統領が仮想通貨に否定的な発言をツイートした際には、Twitter上でブロックチェーン関連の有識者を巻き込んだ論争にまで発展した。これに加えて、トランプ大統領はFacebook(フェイスブック)が開発を進める独自通貨のリブラ(Libra)に関してもネガティブな意見をツイートしており、結果的に欧州諸国や日本をはじめとする各国政府の不安を煽る形となった。その他にもTwitterでは仮想通貨の買い煽りなど、仮想通貨市場の透明性を損なわせるような行為も日常的に発生しているだけに、今後も同サービスの動きには注目していきたい。


Date

作成日

2019.08.21

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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