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Plus500、共同創業者が同社株式を大量購入

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update 2022.06.23 17:03
Plus500、共同創業者が同社株式を大量購入

update 2022.06.23 17:03

5,000万ドル規模の自社株買いも発表済み

英国・ロンドンを拠点とするFX・CFDブローカーであるPlus500UK Ltd(本社:78 Cornhill, London EC3V 3QQ[1])【以下、Plus500と称す】のシニアエグゼクティブの2人が、同社株式を大量購入したことが明らかになった。

Plus500の共同創業者であるAlon Gonen氏は、1株当たり7.06ポンドの平均購入価格にて、46万8,000株を超える大量の自社株を購入すべく、330万ポンドを市場に投じたという。Plus500の有力幹部であるAlon氏が自社株買いを実施したことは、同社の企業価値向上に力強くコミットメントする意思を示したことになる。また、Plus500のイスラエル子会社のCEOを務めるYevgeni Shtuckmeyster氏も、同社株式約7,000株を5万ポンドで購入した模様だ。

Plus500の株価は、2019年の年初来パフォーマンスを見ると、上場するブローカレッジファームの中で最も下落している。2019年2月に英国紙ザ・タイムズ(The Times)がPlus500の会計不備を指摘したほか、2019年の売上高・利益見通しが市場予想を下回ったことなどを受け、Plus500株価は30%急落していた。その後も投資家からの売り浴びせは止まらず、2019年4月には1株当たり4ポンド台まで売り込まれ、約2年2か月ぶりの過去最安値をつける軟調な値動きとなっていた。しかしながら、2019年7月に発表されたPlus500の2019年第2四半期売上高が前期比74%増となったことに加え、良好な2019年上半期決算や5,000万ドル規模の自社株買いを発表したことを受け、FX・CFD業界が厳しい市場環境に陥る中でも、同社株価は緩やかに回復を続けており、足元では1株当たり7.22ポンド前後で推移している。さらにPlus500は顧客サポートにWhatsAppを活用し始めたほか、積極的なマーケティング投資を実践することで、新規顧客の獲得に成功しており、2019年下半期はさらなる業績拡大及び株価の回復が期待できそうだ。

release date 2019.08.20

出典元:

ニュースコメント

回復の兆しがみられるPlus500の業績

今月13日にPlus500が発表した2019年上半期決算においては、2019年第1四半期が低ボラティリティを背景に低迷したものの、第2四半期に入って業績が格段に改善したとのことだ。特に、積極的なマーケティング投資が功を奏し、2019年上半期の新規顧客獲得数は前年下半期比で19%増加した一方で、顧客獲得のコストは前年下半期比30%減に成功したという。また、5,000万ドル規模の自社株買いを発表したことに加え、2019年下半期からは純利益の60%を株主に還元することで、株主価値の向上に努める戦略を打ち出しているほか、2019年上半期に同社売上高全体のうち48%を占める欧州経済地域(EEA)以外の地域からの売上高拡大も図っているようだ。同社はオーストラリアのラグビーチームであるブランビーズとスポンサー契約を締結するなど、グローバルベースでブランド力及び収益力の向上を模索している中、既にその効果は現れてきており、2年連続で英国・スペイン・ドイツでトップのCFDブローカーに君臨するばかりか、オーストラリアにおいても同社のCFDモバイルプラットフォームは最も高い評価を得ているとのことだ。2019年第2四半期に新規顧客獲得の流れが生まれ始めたことから、下半期には株式や英国ポンド、金などのボラティリティが高まることで、顧客取引がさらに活発化することを期待したい。


Date

作成日

2019.08.20

Update

最終更新

2022.06.23

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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