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eToroマーケットアナリストの株式・仮想通貨相場展望

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update 2022.04.19 12:50
eToroマーケットアナリストの株式・仮想通貨相場展望

update 2022.04.19 12:50

ビットコインは短期的な高値警戒感が強まる可能性

ソーシャルトレーディング・プロバイダーのeToro(UK)Ltd.(本社:24th floor, One Canada Square Canary Wharf E14 5AB London, United Kingdom[1])【以下、eToroと称す】のシニアマーケットアナリストであるMati Greenspan氏が8月15日、足元の株式や仮想通貨に関する見解を明らかにした。

Mati氏は、株式が急落し債券金利が低水準で推移する中、伝統的資産の各市場及び為替市場では質へ逃避する動きが続いているという。一方で、ニューヨーク金先物価格は約6年半ぶりの高値水準に上昇すると共に、東京金先物が史上最高値を更新する展開となっている。米中貿易摩擦に関しては、米国が一部製品への関税発動を2019年12月まで延期したことが市場で好感されたものの、その後トランプ米大統領がこの措置は中国のためではなく米国のクリスマスシーズンを考慮したものであるとコメントしたことから、再び米中貿易摩擦への警戒感が高まっている。そのため景気の先行き不透明感が高まり、株価の下落局面に上昇する傾向のあるVIX指数は再度上昇傾向にある。また、足元ではリセッション(景気の後退局面)入りを示す指標として多くのエコノミストが注視する米2年債と10年物国債の長短金利が2007年以来に逆転した。Mati氏はこれらの指標を勘案し、投資家は依然としてリスク回避姿勢を維持しているため軟調な相場展開が続くと予想され、中央銀行が積極的に市場を下支えする時は、常に株価が回復するチャンスが訪れると見ている。

また、仮想通貨市場に関しては、一時的に調整相場入りしていたビットコインは、8月に入ってビットコイン価格が1万1,000ドル台を回復する動きとなっている。Mati氏はビットコインの特性として、世界中のほとんどの市場でビットコイン価格が下落していたとしても、いずれかの市場において価格が上昇する傾向にあると指摘している。localbitcoinsのサイトにてP2P市場のビットコイン価格を参照すると、ある時期には、ほとんどの主要取引所において10,000ドルを下回る水準で取引されているが、アルゼンチンでは10,790ドルから12,764ドルの範囲で取引されており、香港に至っては15,500ドルの高値水準まで価格が上昇していたとのことだ。そのためMati氏は、ビットコインはほとんどの投資家にとってはリスクの高い資産であるものの、一部の者にとっては明らかに安全資産としてみなされていると指摘した。また、ビットコインは9,000ドルのサポート水準を手前に急反発したことから、今後短期的な高値警戒感が強まる可能性があると予想している。

release date 2019.08.16

出典元:

ニュースコメント

NY金先物は過去最高値を目指す展開

足元の金市場は、価格上昇をサポートする材料に事欠かない状況だ。約12年ぶりに米長短金利が逆転し景気後退の兆しが示されたほか、米中貿易交渉に進展は見られず、中国も景気減速懸念が高まっている。また、足元では香港デモが激化し香港ドルが大幅下落するなど地政学リスクも浮上している状況だ。加えてFRB(連邦準備制度理事会)は7月31日、景気後退リスクへの予防的措置として、2008年以降初めて政策金利を0.25%引き下げる決断を下したが、トランプ大統領は引き続きFRBに対し大幅な利下げを行うよう圧力をかけている。そのような市場環境下において、9月17日、18日の両日に開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)にて再び利下げを実施する可能性が高まっていることも金価格を下支えする要因になっており、NY金先物が過去最高値である1トロイオンス=1,923ドルを目指す展開となるか注目される。ブローカー動向に目を移すと、2018年12月にXTBが76種類のETFの提供を開始した際、金ETFに対し顧客の関心が高まっているとコメントしていた。2019年7月31日に発表されたXTBの2019年度上半期決算速報では、純利益が前期比378.3%増となったことに加え、新規顧客数は前期比51.4%増であったという。足元の金価格の上昇を背景として、金ETFの取引増加を通じ、今後もXTBの業績が大きく拡大することを期待したい。


Date

作成日

2019.08.16

Update

最終更新

2022.04.19

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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