Select Language

FairFX、Equals Groupへ社名を刷新

FairFX、Equals Groupへ社名を刷新

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:26
FairFX、Equals Groupへ社名を刷新

update 2021.08.31 15:26

FX部門以外の収益多角化を模索

英国・ロンドンを拠点にネットバンキングと決済サービスを提供するFairFX(本社:Vintners Place 68 Upper Thames Street, London, EC4V 3BJ[1])は、同社FX部門以外の事業多角化を推進すべく、2019年6月26日からEquals Group plc【以下、Equals Groupと称す】へ社名変更したことを発表した。

近年、FairFXはFX部門や国際決済、トラベルマネー、個人・法人向け資金管理サービスの提供を通じ事業を拡大しており、今回の社名刷新により、FX部門をEquals Groupへ統合すると共にFX以外の収益拡大を推し進める意向だ。また、2019年の年末までに全ての提供商品にEqualsブランドを適用させる見通しとのことだ。同社株式のティッカーシンボルは既にEQLSに変更され取引が行われている一方で、ISINコード(International Securities Identification Number、全世界共通の12桁の証券識別コード)とSEDOLコード(Stock Exchange Daily Official List、英国を中心に利用される有価証券に付された7桁の証券識別コード)に関しては従来と変わりなく、株主にとってはブランド名変更に伴う影響はないという。

社名の刷新に際し、FairFXのCEOであるIan Strafford-Taylor氏は以下のようにコメントしている。

我々が日々の課題を解決すべく創造性を発揮して絶え間なく努力することは、お客様の資金を管理するためにより良い解決策を生み出すことと同じであるというシンプルな発想を基に、Equals Groupへと社名を刷新しました。お客様が負担する費用と時間を節約し、我々に一層親しみを感じてもらうことで、最終的には更なる顧客ロイヤリティの向上を実現させる意向であります。また、中小企業(Small to Middle Enterprise)【SMEと称す】向け資金管理分野におけるプレゼンス向上を図るべく、2019年下半期には複数の新商品をリリースする予定であり、我々にとってもお客様にとっても非常に楽しみな時期になるでしょう。

Ian Strafford-Taylor, CEO of Equals Group - London Stock Exchangeより引用

現在、FairFXは3つの主力事業であるFairFXとCardOneMoney、City Forexを運営しているが、これらを全てEqualsブランドで統一することにより、事業効率性とサプライチェーンマネジメントの観点からメリットがあると同社は見ている。また、FairFXが2017年初頭に電子マネー分野のライセンスを取得したことに加え、同年後半にはCardOneMoneyを買収して以降、事業拡大を推し進めているSME向けソリューションの提供に注力する方針である。FairFXが統一ブランドであるEqualsのもと、ターゲットとするSMEの資金管理分野において、今後如何なるソリューションを提供するか注目される。

release date 2019.06.28

出典元:

ニュースコメント

急成長中のEquals Group

2017年以来売上高が約3倍へと拡大しているEquals Groupは、2018年から2019年にかけて、銀行取引プラットフォームに投資しており、子会社のSpectrum Payment Servicesを通じてその活動の幅を広げてきた。同社は、英国の中央銀行であるイングランド銀行(Bank of England)の決済口座を付与されると共に、24時間365日即時の銀行資金決済が可能なファスターペイメント(Faster Payments)スキームへの直接アクセスが可能となっている。Equals Groupはクレジット分野のブローカーライセンスも取得していることから、2019年内には関連する新商品を発表する見通しのようだ。躍進を遂げるEquals Groupが繰り広げる新サービスに今後も期待したい。


Date

作成日

2019.06.28

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

bitwallet &Titan FX トレードコンテストを開催!賞金総額最大400万円

海外FX業者のTitan FXが、「bitwallet &Titan FX トレードコンテスト」を開催することを発表しました。コンテストでは専用のデモ口座を使用するため、自己資金をリスクにさらすことなく参加できます。上位入賞者には賞金も贈られます。
New
update2024.05.02 20:30

仮想通貨SUIのステーキング利率は?やり方やリスクを解説

仮想通貨SUIは、レイヤー1ブロックチェーンSuiのネイティブトークンです。Suiでは、PoSの派生系であるDPoSによりSUIのステーキングが可能です。当記事では、SUIをステーキングする方法やステーキング利率、ステーキングのリスクをご紹介します。
New
update2024.05.02 20:00

仮想通貨REZの将来性は?イーサリアムのリステーキングプロトコルRenzoについて解説

仮想通貨(暗号資産)REZは、リステーキングプロトコルRenzoのネイティブトークンです。Renzoは、イーサリアム(ETH)のリステーキングを簡単に実行できるプラットフォームとして機能します。
update2024.05.01 20:00

リピート注文その1|最良の取引戦略の1つリピート注文とは

リピート注文(グリッドトレード)は、インディケータに関する知識を必要としないシンプルな手法です。注文を設定した後は、単純なルールに従って行動するだけです。
update2024.04.30 20:30

メタマスク(MetaMask)のエアドロップ確認機能とは?特徴や使い方を解説

分散型ウォレットのメタマスク(MetaMask)に、エアドロップ確認機能が追加されました。これにより、エアドロップの受け取り資格の有無を、メタマスク上で簡単にチェックすることが可能になっています。当記事では、エアドロップ確認機能の特徴や、対応しているブロックチェーン、使い方を解説します。
update2024.04.26 21:00

仮想通貨BBの将来性は?ビットコイン向けリステーキングチェーンBounceBitについて解説

仮想通貨(暗号資産)BBは、レイヤー1ブロックチェーンBounceBitのネイティブトークンです。BounceBitは、ビットコイン(BTC)をリステーキングできるインフラとして機能します。
update2024.04.25 20:00

セービングとステーキングの違いとは?仕組みや利率・やり方を解説

仮想通貨(暗号資産)を運用する代表的なサービスとして「セービング」と「ステーキング」があります。よく似た両者には、どのような違いがあるのでしょうか。当記事では、セービングとステーキングの違いや仕組み、利率、やり方などを解説します。
update2024.04.25 19:30

Zoomexがプレイ金額杯を開催!To The Moonをプレイして総額17万円相当の賞金・特典を獲得

Zoomex(ズーメックス)が、プレイ金額杯の開催を発表しました。To The Moonをプレイしてランキングに入賞すると、総額17万円相当の賞金・特典を獲得できます。キャンペーンは、2024年4月30日午前9時(日本時間)までです。
update2024.04.23 20:00

BigBossが新規ユーザー向けの入金ボーナスを提供!最大1万3,700ドルを付与

海外FX業者のBigBossが入金ボーナスの提供を開始します。今回のボーナスプログラムでは累積入金額によって付与率が変化し、最大1万3,700ドルが付与されます。入金ボーナスの付与条件や対象、注意点などをまとめました。
update2024.04.22 20:30

ThreeTraderが3周年を記念したキャンペーンを開催!

海外FX業者のThreeTraderが、3周年を記念したキャンペーンの第一弾を開催しています。キャンペーン期間中に本人確認審査を完了、または初回入金を行うと合計20ドルのキャッシュバックを受け取れます。
update2024.04.19 21:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル