Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

ASIC、一時的な金融商品取引禁止措置を講じる意向

ASIC、一時的な金融商品取引禁止措置を講じる意向

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.01.26 13:06
ASIC、一時的な金融商品取引禁止措置を講じる意向

update 2022.01.26 13:06

早ければ2019年8月より規制策を適用する模様

オーストラリア証券投資委員会(Australian Securities and Investments Commission)【以下、ASICと称す】は26日、早ければ2019年8月より複数の金融商品取引を禁止する新たな一時的規制策を講じる準備に入っていることを明らかにした。[1]

ASICの副委員長を務めるKaren Chaster氏によると、今回導入を検討している一時的措置は、投資家に不利益をもたらす恐れのある金融商品の速やかな規制を目的としているとのことだ。ASICは既に複数回に亘り金融業界関係者との協議を重ねており、金融商品取引規制に関する調査報告書を2019年8月7日までに公表すると共に、2019年9月に規制方針の最終版を発表する見通しである。現在ASICは、個人投資家に人気の高いバイナリーオプションやCFDの商品性などを精査しており、オーストラリアの全国紙オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙(The Australian Financial Review, AFR)によると、仮にASICがこれらの商品に関し、投資家に甚大な不利益を与える恐れがあると見なした場合、調査期間は2~3週間に短縮され、即座に規制策を導入する可能性があるとのことだ。

また、同国を拠点とする有力ブローカーのシニアエグゼクティブは、ASICが個人投資家向けCFD取引サービス提供の全面禁止を検討していると指摘している。バイナリーオプションは間違いなく規制対象になることが予想され、さらにCFDに関しても完全に取引が禁止される可能性を拭い去ることはできないであろう。ただし、ASICが他国の監督当局が導入した規制策を参考にするのであれば、CFD取引に関しては完全な禁止ではなく、レバレッジ制限が課されると予想される。なお、ASICは今回の一時的な新規制策とは別に、金融商品の開発・提供に関する規制策の導入に向けた協議を2019年後半から開始する方針だ。

今後もASICによる新規制強化策が次々と発表されることが予想される中、IFGMが海外顧客口座を閉鎖するなど、過去数週間に亘り多くのブローカーが海外顧客向けサービスを停止する決断を下した。一方で、オフショア子会社へ顧客口座を移管する他、ASICの動向を引き続き注視するなど、各ブローカーによって当局の規制への対応は異なったものになっている。また、欧州証券市場監督局(European Securities and Markets Authority, ESMA)が2018年に新規制策を導入しているが、欧州各国当局は自国にとってベストな規制策の適用を模索している状況であり、英国金融行動監視機構(Financial Conduct Authority, FCA)が個人投資家を対象とする厳格なレバレッジ制限を課す一方、CySECは個人投資家向けFX・CFD新規制策の導入を検討し、個人投資家を3つの階層に分類する規制緩和策を発表している。

グローバルに規制環境が目まぐるしく変化する中、ASICは新規制強化策を2021年から適用開始する予定であり、今回の一時的規制措置の動向も含め、ブローカー各社がオーストラリア当局の一挙手一投足に固唾を飲む展開が続きそうだ。

release date 2019.06.27

出典元:

ニュースコメント

各国当局の規制対象となるバイナリーオプション

バイナリーオプションは、二者択一という比較的容易な投資方法と、投資金額以上の損失が発生しない低リスクなオプションとしてFX初心者にも人気の取引方法であるが、取引の手軽さから投機性が高いと判断され、各国当局の規制対象とされてきた。過去には伊国家証券委員会がバイナリーオプション・CFD規制策を恒久化するほか、FCAが永続的なバイナリーオプション取引禁止措置を導入するなど、ESMA新規制強化策の影響を受けて各国当局による個人投資家保護策が取られており、日本でも2013年から既に規制対象となっている。 今月16日には、オーストラリアを拠点とする大手バイナリーオプション業者のHighlow-Australia(ハイローオーストラリア)が日本在住者の口座をマーシャル諸島の子会社へ移管することを決定し、顧客へ今年9月までの移管手続きを求める代わりに、一時的にペイアウト率を引き上げるなどの対応策を発表している。各ブローカーの施策によって自分がするべき手続きを確実に行うためにも、企業からのアナウンス内容に注意を払う必要がありそうだ。


Date

作成日

2019.06.27

Update

最終更新

2022.01.26

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

JPYCで海外FXに入金してみた!試してわかったメリット・デメリット

海外FXにおける国内銀行送金や銀行口座凍結のリスクが高まる中、新たな入出金手段として日本円建てステーブルコインのJPYCが注目を集めています。本記事では、実際にJPYCを発行して海外FXへ入金するまでの手順や、試してわかったメリット・デメリットなどを紹介します。
update2026.01.08 19:00

Galaxy DAOが運営停止を発表|GEMFOREXユーザーの資金回収が一層困難に

Galaxy DAOが運営を停止することを発表しました。GEMFOREXユーザーの資金返還を巡っては不透明な対応が続いていましたが、今回の発表により、元ユーザーが資金を取り戻すことはさらに困難になる可能性があります。本記事では、Galaxy DAOの運営停止の理由やGBONDの扱いについて説明します。
update2026.02.11 19:00

XMTradingへ仮想通貨入金をしてみた!安く・早く送金できるルートはどれ?

XMTradingへの仮想通貨入金に安く・早く送金できるルートを検証しました。XRP(リップル)を使えば、手数料は約40円、最短1分で送金が可能です。すぐに試せるように具体的な手順も詳しく解説しています。
update2026.03.03 19:00

【実測】海外FXのゴールドスプレッドを徹底比較|データで分かった「狭い」だけではダメな理由

Myforex編集部では2026年、今ゴールドのスプレッドが一番狭い海外FX業者はどこなのか調査しました。XMTradingやExnessなど人気5社を含めて実測値を比較。平均値だけでなく早朝や指標時の「スプレッド拡大」も徹底検証しています。
update2026.01.16 19:00

XMTradingの利益出金で新たな懸念?負け越しがあるユーザーは収納代行規制後も出金できるのか

「XMで負け越しているトレーダーは利益を出金できなくなるのでは」という懸念が一部のXMTradingユーザーの間で広がっています。背景にはXMTradingの出金ルールと金融庁によるクロスボーダー収納代行規制があります。本記事では、なぜ仮想通貨送金に切り替えても規制後に利益を出金できなくなる可能性があるのか説明します。
update2026.02.19 19:00

JPYCに登録して発行・償還してみた!買い方や注意点などを解説

海外FXとの新たな入出金手段として、日本円ステーブルコインJPYCが注目を集めています。そこでMyforex編集部では、JPYCに登録して発行・償還を行ってみました。本記事では、JPYCの登録方法から発行・償還の手順、試してみて感じた感想などを紹介します。
update2026.03.09 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり

2025年12月現在、bitwalletの入出金が直接的な理由となって、国内銀行口座が凍結されたと断定できる情報は確認されていません。しかし、海外FX業者と国内銀行を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、「これまで問題がなかったから今後もbitwalletは安全」とは言い切れない状況になっています。本記事では改正された資金決済法がbitwalletに与える影響や将来的なリスクについて説明します。
update2025.12.29 19:00

日本撤退の布石?Exnessがコピートレードの段階的廃止を発表

Exnessが、コピートレードサービスを2026年3月から段階的に廃止することを発表しました。SNS上では「日本市場からの撤退に向けた動きではないか」との憶測も一部で広がっているようです。同社の日本撤退が噂されるようになったのは、今回が初めてではありません。本記事では、Exnessの日本撤退の噂が取り沙汰されるようになった背景を説明します。
update2026.03.02 19:00

海外FXとの仮想通貨入出金にはBitgetがおすすめ!FXトレーダーに最適なBitgetの使い方

海外FXの入出金に使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBitgetがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBitgetの使い方を紹介します。
update2025.12.12 19:00

【3/1まで】仮想通貨デビューにぴったり!Vantage Tradingが仮想通貨限定100%入金ボーナスキャンペーンを開催

Vantage Tradingが、仮想通貨入金限定の100%入金ボーナスキャンペーンを開催中です。キャンペーン期間中に対象口座へ仮想通貨で入金すると、入金額と同額のボーナス(最大500ドル)が付与されます。さらに、通常の20%入金ボーナスとの併用も可能なため、1度の入金で最大120%のボーナスを受け取れます。
update2026.02.26 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル
close
promotion
今すぐ参加する

次回から表示しない