Select Language

XM UK、顧客口座を新ブランドTrading.comへ移管する方針

XM UK、顧客口座を新ブランドTrading.comへ移管する方針

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.05.12 15:50
XM UK、顧客口座を新ブランドTrading.comへ移管する方針

update 2022.05.12 15:50

7月20日より新プラットフォームやモバイルアプリが利用可能に

キプロスを拠点にXMブランドを運営するTrading Point Group(本社:12 Richard & Verengaria Street Araouzos Castle Court, 3rd Floor 3042 Limassol, Cyprus[1])【以下、XMと称す】が、同社の英国子会社であるXM UKを利用する顧客の口座を、2019年7月20日に立ち上げる新ブランドTrading.comへ移管する意向であることが明らかになった。

日本を含む世界各国でブローカレッジ事業を展開するXMは、英国金融行動監視機構(Financial Conduct Authority, FCA)統制下にあるXM UKのサービスを利用する顧客に対し、Trading.comブランドのリリースに併せて顧客口座の移管を行う旨を電子メールで伝えたという。また新ブランドの立ち上げに際し、取引プラットフォームやモバイルアプリ、investor zone(会員ページ)、教育コンテンツなどの多岐に亘る新機能も利用することが可能になるとのことだ。

Trading.comは、2019年1月に全米先物協会(National Futures Association)【以下、NFAと称す】の小売り外国ディーラー(Retail Foreign Exchange Dealer, RFED)登録の申請を行っている。依然としてNFAによる審査中ではあるが、既に申請から6か月ほど経過していることから、今回の新ブランド立ち上げは登録申請手続きに進捗が見られたものと推察される。なお、米国リテールFX市場は拡大局面に入る兆しを示しており、BrightwinとNanshan Jinchuangが米国FXライセンスを申請するなど多くのブローカーが米国市場開拓を目論んでいる状況である。XMは複数の新機能を搭載した新ブランドTrading.comを立ち上げ、顧客満足度の向上を図ることで、米国を始めグローバルベースで顧客取引の拡大を期待できそうだ。

release date 2019.06.27

出典元:

ニュースコメント

ブローカーの米国進出が活発化

英国を拠点としXMブランドによる事業を展開するXM UKは、FCAから認可・統制を受けるブローカーとして英国国内外へ向けてサービスの提供を行っている。ブレクジットの影響により市場の先行きが不安視される英国市場をめぐっては、OctaFXが英国子会社を閉鎖し、事業基盤をオフショア市場へ移行することを発表するなど、英国を拠点としてきたブローカーが事業基盤を移転させる動きが活発となっている。今回発表されたXM UKの顧客移管先であるTrading.comが拠点を置く米国では、FXリテール市場が拡大傾向にあり、顧客獲得を狙う数多くのブローカーの米国市場への参入が活発化している。XM UKとしてはブレクジットを機会として米国への事業基盤移転を行い、新天地での顧客獲得を狙うという非常に合理的な選択に踏み切った模様だ。米国においてニューフェイスとなるブローカーの参入が進むことで、米国FX市場が活性化するきっかけとなることに期待したい。


Date

作成日

2019.06.27

Update

最終更新

2022.05.12

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説

ワールドコインのOrb(オーブ)で生体認証を行うことで、仮想通貨WLDを無料で受け取れます。当記事では、ワールドコインの日本国内のオーブ設置場所、探し方、予約方法などを解説します。
update2025.03.21 19:30

XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除

海外FXブローカーのXMTradingおよびVantage Trading、AXIORYのアプリがApp Storeから削除されたことが確認されました。本記事では、削除の背景や考えられる理由、ユーザーへの影響、そして今後の対応策について詳しく解説します。
update2025.03.25 19:30

オオカミコイン(OKM)は怪しい?オオカミプロジェクトの特徴やSNSでの評判

オオカミコイン(OKM)は、オオカミカードを発行するオオカミプロジェクトの仮想通貨です。海外取引所のMEXCに上場していますが、SNS上では怪しいという声も見られます。本記事では、オオカミコインの特徴、SNSでの評判、怪しいポイントなどを紹介します。
update2025.04.11 19:00

ワールドコイン(WLD)の換金方法は?日本円に現金化する手順を解説

ワールドコイン(WLD)は、OpenAI社のCEOであるサム・アルトマン氏らが手掛ける仮想通貨プロジェクトです。登録したユーザーには、仮想通貨WLDが無料配布されます。当記事では、ワールドコインを日本円に換金する手順や、換金時の注意点などを解説します。
update2025.04.16 19:30

Galaxy DAOが出金受付を開始?返金を期待できない3つの理由

Galaxy DAOが、返金の受付を開始するという内容のメールをユーザーに配信していたことが明らかになりました。しかし、多くのユーザーは返金の実現には懐疑的です。なぜGalaxy DAOによる返金が期待できないのか3つの理由を説明します。
update2025.03.19 19:30

MT4/MT5対応の通貨強弱インディケータを徹底比較!無料で使えるおすすめは?

通貨強弱インディケータを使うと各通貨の強弱が一目で分かり、初心者でも視覚的に相場状況を把握できます。この記事では、無料のおすすめインディケータを比較し、選び方や活用方法を解説します。
update2025.02.05 19:30

BybitがMT5から仮想通貨商品を削除!変更点や今後の影響は?

2025年4月18日、大手海外取引所のBybitがMetaTrader 5から仮想通貨商品を削除することを発表しました。今後、BybitでMT5を利用した仮想通貨取引はできなくなります。2025年5月2日までに全ポジションが強制決済されるため、ユーザーは早急な対応が求められます。
update2025.04.23 19:00

キャプテン翼-RIVALS- がJOHNトークンのエアドロを発表!LINEなどで遊べるMini Appの独自トークン

「キャプテン翼-RIVALS- Mini App」は、キャプテン翼のIPを活用したWeb3ゲームです。2025年4月にJOHNトークンのエアドロップが予定されており、注目を集めています。本記事では、JOHNトークンの特徴、エアドロップの仕組み、将来性などを解説します。
update2025.03.27 19:00

MT4/MT5の自動売買をスマホだけでやるって本気?!EA設定はPCに任せよう

「MT4/MT5の自動売買をスマホで完結させたい」と考える方もいるでしょう。スマホだけで自動売買の設定やEAを稼働させることは可能ですが、操作性の低さから現実的ではありません。本記事ではMT4/MT5の自動売買におけるスマホの活用方法を解説します。
update2025.02.05 19:00

ビットコインを500円分買ってみた!利益額や買ってみた感想を紹介

Myforex編集部では、実際にビットコインを500円分購入してみました。今回の記事では、ビットコインを500円分買ってみた投資結果や利益額、買ってみて感じた感想、ビットコインの買い方などを解説します。
update2025.02.27 20:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル