Select Language

oneZero、リクイディティハブ8.0をリリース

oneZero、リクイディティハブ8.0をリリース

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:26
oneZero、リクイディティハブ8.0をリリース

update 2021.08.31 15:26

証拠金口座やシンボル設定など多岐に亘る機能を向上

ブローカー向けリクイディティハブやMetaTrader向け技術ソリューションを提供するoneZero Financial Systems(本社:196 Broadway Cambridge, MA 02139[1])【以下、oneZeroと称す】は、機関投資家や法人を対象とした流動性供給ツールの最新版であるリクイディティハブ8.0をリリースしたことを発表した。

oneZeroによると、最新のリクイディティハブは顧客のワークフローを簡素化すべく多岐に亘る機能を追加搭載しており、ユーザーエクスペリエンスの向上と業務管理機能の拡大を実現させることが期待できるという。中でも、ブローカーやマーケットメイカー(値付け業者)が自社の業務を効率的に俯瞰できるよう、ダッシュボードやタイル(並べて表示)機能を追加した。また、複数の部署を跨ぐ業務からエンドユーザーに至るまでの全体管理を実践すべく、アドミニストレーター機能も向上させ、多数のダッシュボードの作成やそれらをライブラリに保存することも可能になる。その他にも、証拠金口座やシンボル設定機能、スプレッドの最大・最小値の表示、MetaTraderの注文状況や売買動向機能の向上、レイテンシー(遅延時間)の低下や気配値(クウォート)表示の改善なども行ったとのことだ。

リクイディティハブ8.0のリリースに際し、oneZeroのCEOであるAndrew Ralich氏は以下のようにコメントしている。

お客様の業務管理の改善に寄与すべく、最新版のリクイディティハブをリリースしたことを喜ばしく思っております。我々はお客様の成長を後押しするため、プロフェッショナルな投資家向けに先進的で直感的に理解できるインターフェイス設計のトレーディングソリューションを提供していると認識しております。

Andrew Ralich, CEO of oneZero - oneZero Financial Systemsより引用

なおoneZeroは取引所やブローカー、銀行といった顧客向けにマルチアセットクラスのリクイディティプールを形成することで、非常に高い流動性とプライシングの提供を可能とするソリューションを開発している。2018年10月にはoneZeroエコシステムにADMISが参画するなど、多くのリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)にとって同エコシステムを利用することで、付加価値の高いサービスを顧客に提供できるようになることが期待されている。そして今回、oneZeroはリクイディティハブの機能をアップデートし利便性を向上させたことで、更なる顧客利用の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.06.21

出典元:

ニュースコメント

更に強力なエコシステムへのアクセスが可能に

oneZeroは、マサチューセッツ州ケンブリッジに拠点を置くテクノロジー・プロバイダーで、FXやコモディティ、先物市場向けのソフトウェアソリューションの設計・開発を行い、世界中のブローカーや銀行、その他の金融機関にサービスを展開している。2018年11月には、oneZeroはMT5ブローカー向けマーケットデータモデュールを開発したことも話題となった。oneZeroのエコシステムは、ブローカー、プライムブローカー、およびヘッジファンドのグローバルネットワークに対するマルチアセットクラスの流動性供給チャネルで、oneZeroのリクイディティハブを通じて、金融機関によるエンドカスタマーへの、ノンストップサービスの提供を可能としている。ブローカーをはじめとする金融機関は、oneZeroのエコシステムへの参画により、流動性の拡大が可能となるだけではなく、独自のインフラストラクチャーや高い技術の活用を通して、サービス品質の向上に繋げることができるであろう。今回のアップデートで、多岐に亘る機能が追加搭載されたエコシステムに、今後更に多くの企業が参画することを期待したい。


Date

作成日

2019.06.21

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
update2025.01.10 19:30

【無料ツールも】MT4/MT5で複数チャートを同期スクロールし、分析を劇的に変える方法!

MT4/MT5ではインディケータを使うことで複数チャートを同期してスクロールできます。この記事ではMT4/MT5の複数チャートを同期してスクロールできるインディケータについて、実際に使ってみた感想も交えながら紹介していきます。
update2024.11.07 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

MT4/MT5でも日本時間を簡単に表示できる!日本との時差については図解で理解しておこう

MT4/MT5では通常、表示される時間が日本時間から6時間ほどずれています。頭の中で「表示される時間 + 6時間」などと計算すれば、日本時間に変換可能です。しかし慣れないうちは少し不便なので、日本時間を表示させる外部ツールも活用されています。
update2024.11.27 19:30

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.11.28 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

MT4でEAを使って自動売買をするならストラテジーテスターにより利益が出るかテストが必要です。本記事では、ストラテジーテスターの実践的な使い方や疑問を感じやすいポイントを解説します。
update2025.01.10 19:00

XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

海外FX業者XMTradingは、1月2日~1月31日までの期間限定で「おみくじプロモ2025」を実施すると発表しました。賞金総額は1,000万円以上であり、抽選で100名に最大75万円の現金がキャッシュバックされます。
update2025.01.06 19:00

このローソク足あと何秒!?残り時間を表示するMT4/MT5のインディケータを比較

MT4やMT5でトレードする際、インディケータを使えばローソク足が確定するまでの残り時間を表示できます。アラート機能付きや残り時間以外の情報も表示するインディケータもあります。本記事では、MT4・MT5にローソク足の残り時間を表示するインディケータを紹介します。
update2024.12.12 19:30

SONYのレイヤー2「Soneium」がIP侵害を理由にミームコインをブラックリスト化

ソニーグループによるイーサリアムレイヤー2のSoneium(ソニューム)が、メインネットローンチの同日に、IP侵害のあるミームコインをブラックリスト化し、SNSで話題となっています。本記事では、Soneiumの概要やブラックリスト化の内容、SNSでのユーザーの声などを解説します。
update2025.01.17 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル