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CFI、モーリシャスに新オフィスを開設

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update 2022.06.01 14:28
CFI、モーリシャスに新オフィスを開設

update 2022.06.01 14:28

主にアジアとアフリカ市場の開拓を模索

アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイを拠点とする海外FX・CFDブローカーであるCFI Financial Group Holding(本社:Emirates Financial Towers. North Tower Office 701. Dubai- United Arab Emirates[1])【以下、CFIと称す】は、モーリシャスにCredit Financier Invest(Mauritius)Limited【以下CFIモーリシャス】を立ち上げたことを明らかにした。

新たに開設したCFIモーリシャスは、モーリシャス金融サービス委員会(Financial Services Commission, FSC)の規制のもとで、投資ディーラー業務(アンダーライティングを除く全ての投資関連業務)を営むとのことだ。

モーリシャスに新オフィスを開設したことに際し、CFIの創業者であるHisham Mansour氏とマネージングディレクターを務めるEduardo Fakhoury氏は、共同で以下のようにコメントしている。

我々はモーリシャス金融サービス委員会の規制下において、同国で新たなプレゼンスを構築していくことを喜ばしく思っております。我がグループは既に英国とキプロス、ヨルダン、レバノン、UAEに拠点を設けており、今回開設したCFIモーリシャスは主にアジアとアフリカ市場をターゲットとして市場開拓を図る意向であります。

Hisham Mansour & Eduardo Fakhoury, Founders and Managing Directors of CFI - LeapRateより引用

CFIは過去2年間に亘り積極的に業容拡大を図っており、ドバイ金融サービス機構(Dubai Financial Services Authority, DFSA)規制下にて新オフィスを開設したことに加え、ヨルダン証券委員会(Jordan Securities Commission, JSC)からもライセンスを取得し同国で4つのオフィスを開設している。その他にもキプロス(Cyprus Securities and Exchange Commission, CySEC)とレバノン(Banque Du Liban, BDL)にて金融ライセンスを取得し子会社の運営を行っている状況である。

この度CFIモーリシャスがターゲットにしたアフリカ市場は、Equiti Groupがケニアで新ブランドを始動予定である他、Grand Capitalもボツワナに新オフィスを開設するなど、ブローカー各社からの注目度が急速に高まっている情勢だ。積極的に経営のグローバル化を図るCFIが、アフリカ及びアジア市場を開拓すべく、今後如何なる画期的なサービスを提供するか注目される。

release date 2019.05.10

出典元:

ニュースコメント

新たなサービス展開が期待されるCFI

CFIは2012年に設立され、アラブ諸国を中心にロンドンやキプロスなど世界中に拠点を構えグローバルにサービスを展開するFXブローカーとして活躍している。日本での知名度は決して高いとは言えない同社ではあるが、地域密着により各拠点現地の言語にて提供されるウェブサイトならびにカスタマーサポートには定評があり、アラブ諸国のトレーダーの間では言わずと知れたブローカーである。FX市場の拡大が加速しているアラブ諸国で、各地に拠点を開設し地域密着型のサービス展開を行っているCFIだが、今回新オフィスの開設を発表したモーリシャスではこれまでとは異なったサービス展開を行うことが予想されており期待が高まっている。モーリシャスはこれまでも多くの海外FXブローカーからオフショア市場として選好されてきたが、規制強化の流れにより、バヌアツのオフショア市場としての魅力が低下したことにより、注目がさらに高まっている状況である。CFIが、新拠点にてこれまでのグローバル展開によって培われたノウハウを活かしどのようにサービスに反映させて行くのか、今後の同社の発展に期待したい。


Date

作成日

2019.05.10

Update

最終更新

2022.06.01

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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