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バイナンス、一時停止中の入出金サービスを再開

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update 2021.08.31 15:26
バイナンス、一時停止中の入出金サービスを再開

update 2021.08.31 15:26

再開に合わせてセキュリティアップデートを実施

大手仮想通貨取引所のBinance【以下、バイナンスと称す】でCEOを務めるChangpeng Zhao氏は、同取引所が一時的に停止していた入出金サービスを今月14日にも再開させる目処が立ったことを報告した。[1]

先日、4,100万ドル相当の7,000BTCが盗難されるハッキング被害に見舞われたバイナンスは、システムの検証を行うために一部サービスを停止していた。現在バイナンスは、口座に保有する資金での仮想通貨取引と承認済みアドレスからの入金のみ受け付けているようだが、新規入金や出金には未だ対応していないとのことだ。

現在の状況とサービス再開までの計画に関して、Zhao氏は、以下のようにコメントしている。

我社のチームは、週末も作業を進めていました。詳細は後ほど明かしますが、ここ数日間でいくつかの主要なオーバーホールを行い、システムの再設計と合わせて多くのセキュリティ機能が実装されています。火曜日には入出金を再開できると思いますが、正確な時間はテストの結果次第だと言えるでしょう。システムをアップグレードするためには、取引を停止しなければならないため、明日改めて報告いたします。

Changpeng Zhao, CEO of Binance - Binance Blogより引用

今回バイナンスから盗難されたビットコインの所在は特定されており 、ハッカーは、バイナンスのAPI(Application Protocol Interface)キーや二段階認証コードを利用し、取引所のウォレットに攻撃を仕掛けていることが判明している。バイナンスは、対策としてYubiKeyのような、ハードウェアベースの二段認証システムをサポートすることを発表しており、益々のセキュリティ強化が期待できると言えよう。

release date 2019.05.13

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨業界でも広く利用されるUbiKey

今回、ハードウェアベースの二段認証システムをサポートすることを発表したZhao氏は、ユーザーに計1,000台のYubiKeyを無料配布することを決定している。YubiKeyは、スウェーデンのYubicoが開発するUSB型の小型デバイスであり、パソコンやスマートフォンのポートに接続するだけで手軽に二段階認証システムを導入できる画期的なソリューションだと言えよう。また、新しいシリーズのYubiKeyは、FacebookやTwitterなどのSNS、GoogleやAWS(アマゾンウェブサービス)のクラウドサービスにも対応し、高いセキュリティとユーザービリティを実現するという。その実力は、仮想通貨業界でも広く認められており、米国の大手取引所であるコインベースも、既にYubiKeyのサポートを完了している模様だ。コインベースの安全性の高さは折り紙付きだが、バイナンスもこれをきっかけにセキュリティ水準の大幅な向上が望めるだろう。


Date

作成日

2019.05.13

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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