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ナイキ、仮想通貨発行を見据え商標登録を出願

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update 2021.08.31 15:26
ナイキ、仮想通貨発行を見据え商標登録を出願

update 2021.08.31 15:26

ユーザーのロイヤリティ促進に仮想通貨の導入を検討か

スポーツ関連商品を取り扱うNike, Inc.(本社:One Bowerman Drive, Beaverton, OR 97005[1])【以下、ナイキと称す】が、「CRYPTOKICKS」という名称に対して出願した商標登録から、独自仮想通貨の発行を計画していることが明らかになった。[2]

ナイキが商標登録の出願を行った事実は、今月19日にTwitterでの投稿から発覚したもので、一部のユーザーは、同社が仮想通貨の発行に踏み切るのは、もはや時間の問題だと見ているようだ。出願書に記載の内容によると、ナイキは、オンラインコミュニティの会員が利用できるデジタル通貨またはデジタルトークンの発行を意図しており、この商標の使用がモバイルアプリケーションや仮想通貨ウォレット、マーケットプレイスなど、多岐に渡る可能性があることを示唆している。

先月末にもナイキは、スマートシューズ製品に「フットウェア」の名称を使用するため、米国特許商標庁(The United States Patent and Trademark Office)に商標登録を行ったという。今回の商標登録も、前回と同様にIntent to Use Trademark(将来的に使用する意思がある商標)での出願となっており、商標の具体的な用途が固まっているわけではないものの、業界関係者によると、ナイキには仮想通貨をロイヤリティプログラムの促進に活用する狙いがあるとのことだ。

最近の仮想通貨業界では、仮想通貨プロジェクトの資金調達を開始したFacebookや、ICOで17億ドルもの資金を調達したテレグラム(Telegram)など、企業による参入が相次ぎ、取引所にリスティングされる仮想通貨銘柄が増加傾向にある。特に独自仮想通貨の開発に着手したJPモルガンチェースやサムスンなどの大手企業は、将来的に市場を牽引する存在になると言われているため、今回のナイキの出願も含めて、その動向には今後も注目していきたい。

release date 2019.04.29

出典元:

ニュースコメント

テクノロジーとの融合を目指すナイキ

これまでシューズやスポーツウェアの製造および販売で成功を収めてきたナイキだが、ここ最近は、製品のテクノロジー活用を積極的に推し進め、新しい製品群を次々と市場に投入し始めている。今年1月には、同社初となるスマートシューズブランド、ナイキアダプトシリーズの1作目となるナイキアダプトBBのリリースを発表し、業界から大きな注目を集めた。ナイキアダプトBBは、パーソナライゼーションをコンセプトに開発されており、スマートフォン向けの専用アプリケーションから圧感を操作することが可能とのことだ。現在、ナイキは、フィット感に焦点を当てた開発を行っているようだが、スマートシューズは、将来的に体重や運動量の管理など、ヘルスケア分野での活用も期待されているため、様々なユースケースが考えられよう。例えば、仮想通貨を軸としたリワードプログラムを構築した場合、よりインタラクティブなヘルスケアサービスの提供も可能になるだろう。ナイキが仮想通貨やブロックチェーン関連テクノロジーをどのように活用するのか期待していきたい。


Date

作成日

2019.04.29

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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