Select Language

バークレイズ、BARX Pegをリリース

バークレイズ、BARX Pegをリリース

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:27
バークレイズ、BARX Pegをリリース

update 2021.08.31 15:27

スプレッドやマーケットインパクトを最小限に抑えることに寄与

英国・ロンドンを拠点とするグローバル投資銀行Barclays(本社:1 Churchill Place London E14 5HP[1])【以下、バークレイズと称す】は3月7日、アルゴリズムを採り入れた新たな電子FX取引プラットフォームであるBARX Pegをリリースしたことを発表した。バークレイズの顧客は、BARX Pegを活用することでFX取引に掛かるスプレッドを削減できるとのことだ。

バークレイズがこの度リリースしたBARX Pegは、50通貨超、且つ450通貨ペアに対応した流動性供給を行うと共に、匿名性を確保した取引が行えるアルゴリズム執行エンジンのBARX PowerFillオーダーと統合されたスポット取引執行ツールのGatorに実装されているという。またBARX Pegでは、FX取引時のスプレッドやマーケットインパクトを最小限に抑えることに加え、バークレイズが誇るBARX シングルディーラープラットフォーム(GUI)やマルチディーラープラットフォーム(MDPs)、APIコネクションといった5つ全てのリクイディティプールを利用した取引や、GUIのみを利用したオーダー執行設定とすることも可能とのことだ。

BARX Pegのリリースに際し、バークレイズの電子債券・為替・コモディティプロダクト・流通部門グローバルヘッドを務めるMauricio Sadapaz氏と、G10 FXトレーディング・流通部門グローバルヘッドであるFabio Madar氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

BARX Pegの開発により、BARX FX Gatorの取引執行機能を格段に向上させることができます。アルゴリズムを採り入れたBARX Pegには、お客様がトレードの際に必要とする我が社独自のリクイディティプール(流動性集約、多様化)へのアクセス機能などが組み込まれております。

Mauricio Sadapaz, Global Head of eFICC Product and Distribution of Barclays - Nasdaqより引用

我々は電子FX取引プラットフォーム機能を向上させるために、トップクラスの人材を採用すると共に多くの経営資源を投入してきております。そして、我が社が提供するマルチアセットクラスオンライン取引プラットフォームであるBARXがアルゴリズムを採り入れ新機能を追加したことで、業界でも有力なFXプラットフォームとなるべく大きく前進したと考えております。

Fabio Madar, Global Head of G10 FX Trading and Distribution - Nasdaqより引用

グローバル機関投資家を中心に、スプレッドは勿論、マーケットインパクトを抑えることや高い流動性を確保するニーズは高いと予想される。バークレイズがこの度、それらのニーズを満たす機能を備えたBARX Pegをリリースしたことで、顧客の一層の取引拡大が期待できそうだ。

release date 2019.03.08

出典元:

ニュースコメント

金融サービスやフィンテック分野に長けるバークレイズ

創業329年の歴史を誇るバークレイズは、銀行業務、投資銀行業務、証券事業、カード事業、保険業、資産管理業務など幅広く手がけている英系最古の総合金融機関である。英国および米国を基盤としながら世界40カ国以上の国々で法人および個人顧客を抱えておりグローバルな金融サービスを展開している。2008年に巻き起こった世界金融危機では民間から資金を調達し、破綻したリーマン・ブラザーズの北米事業部を買収して投資銀行部門の拡充を図り、世界規模の投資銀行として成長を果たした経緯を持つ。日本国内においても50年近い歴史があるが、現在では、バークレイズ証券、バークレイズ銀行東京支店、バークレイズ投信投資顧問を展開しており、トップクラスの投資銀行として債券、投資銀行サービスなど資本市場業務の運用を手がけている。また、バークレイズはフィンテック(FinTech)分野のパイオニアでもあり、ビットコインやブロックチェーン・テクノロジーへの関心を示し、2015年10月にはブロックチェーン技術を研究するラボを2カ所設立し、開発に力を注いでいる。この度、アルゴリズム採用の革新的なプラットフォームBARX Pegのリリースが発表されたが、金融サービスのみならず、今後もさまざまな分野で世界市場を牽引することが期待される。


Date

作成日

2019.03.08

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
update2025.01.10 19:30

【無料ツールも】MT4/MT5で複数チャートを同期スクロールし、分析を劇的に変える方法!

MT4/MT5ではインディケータを使うことで複数チャートを同期してスクロールできます。この記事ではMT4/MT5の複数チャートを同期してスクロールできるインディケータについて、実際に使ってみた感想も交えながら紹介していきます。
update2024.11.07 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

MT4/MT5でも日本時間を簡単に表示できる!日本との時差については図解で理解しておこう

MT4/MT5では通常、表示される時間が日本時間から6時間ほどずれています。頭の中で「表示される時間 + 6時間」などと計算すれば、日本時間に変換可能です。しかし慣れないうちは少し不便なので、日本時間を表示させる外部ツールも活用されています。
update2024.11.27 19:30

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.11.28 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

MT4でEAを使って自動売買をするならストラテジーテスターにより利益が出るかテストが必要です。本記事では、ストラテジーテスターの実践的な使い方や疑問を感じやすいポイントを解説します。
update2025.01.10 19:00

XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

海外FX業者XMTradingは、1月2日~1月31日までの期間限定で「おみくじプロモ2025」を実施すると発表しました。賞金総額は1,000万円以上であり、抽選で100名に最大75万円の現金がキャッシュバックされます。
update2025.01.06 19:00

このローソク足あと何秒!?残り時間を表示するMT4/MT5のインディケータを比較

MT4やMT5でトレードする際、インディケータを使えばローソク足が確定するまでの残り時間を表示できます。アラート機能付きや残り時間以外の情報も表示するインディケータもあります。本記事では、MT4・MT5にローソク足の残り時間を表示するインディケータを紹介します。
update2024.12.12 19:30

SONYのレイヤー2「Soneium」がIP侵害を理由にミームコインをブラックリスト化

ソニーグループによるイーサリアムレイヤー2のSoneium(ソニューム)が、メインネットローンチの同日に、IP侵害のあるミームコインをブラックリスト化し、SNSで話題となっています。本記事では、Soneiumの概要やブラックリスト化の内容、SNSでのユーザーの声などを解説します。
update2025.01.17 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル