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ShareRingとAlgoZが提携

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update 2021.08.31 15:27
ShareRingとAlgoZが提携

update 2021.08.31 15:27

2月18日よりシェアトークンの取引を開始する予定

ブロックチェーン技術を活用したテクノロジー企業であるShareRingは2月15日、アルゴリズム取引システムの開発を手掛けるFingenom Group傘下のAlgoZとパートナーシップ契約を締結したことを発表した。[1]

この度のパートナー契約を通じ、ShareRingは2月18日より、AlgoZのリクイディティ提供サービスを活用し、仮想通貨取引プラットフォームDX.Exchange上にてシェアトークン(ShareToken)の取引を開始する見通しだ。更にShareRingでは、車を借りる場合にシェアトークンで支払いを行うというように、シェアトークンを活用することでレンタルエコノミー(シェアリングエコノミー)を拡大させていく意向でもある。

ShareRingとAlgoZの提携に際し、ShareRingのCEO兼創業者であるTim Bos氏とAlgoZの共同CEOと務めるNir Dovrat氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我々は、シェアトークンを一般のお客様が取引できるようになることを大変喜ばしく思っております。シェアトークンを保有する人だけでなく、新たに取引を始める人にとっても、AlgoZとの提携により、高い流動性を供給できるようになることから、多くのメリットをもたらすと考えております。

Tim Bos, CEO of ShareRing - Debt Definedより引用

我々は、ShareRingが法人及び個人向けに、特徴あるプラットフォームを提供し、レンタルエコノミーの未来を形作っていくというビジョンに共鳴しております。そして我が社としても、この度のシェアトークン向けのリクイディティ提供のように、ブロックチェーン技術及び仮想通貨(仮想通貨)の利用拡大に貢献すべく、最高水準のリクイディティソリューションを提供していくことこそが我々の役割だと考えております。

Nir Dovrat, CEO of AlgoZ - Debt Definedより引用

ShareRingは2016年末に設立され、世界中どこでも、いつでも、非常に多岐に亘るモノをレンタルすることができるユニークなプラットフォームを提供している。またShareRingの経営陣は、ShareRingを立ち上げる前に、シェアリングサービスを手掛けるKeazも運営していた。一方のAlgoZは2016年に設立され、仮想通貨関連企業向けに、OTC取引(店頭取引)、マーケットメイキング、ブローカレッジ業務を通じた流動性供給サービスを提供している。

release date 2019.02.15

出典元:

ニュースコメント

注目されるシェアリングエコノミー

シェアリングエコノミーとは、物やサービス、または場所などを、複数の人と共同で利用する社会的な仕組みであるが、有名なものでは、個人の所有する住居の空き部屋などを他人に貸し出す宿泊シェアリングサービスを提供しているAirbnbや、自分の車を利用した配車サービスであるUberなどが挙げられる。サービスを提供する側は、それにより収入を得ることができ、また、サービスを受ける側にとっても、自ら所有することなく格安で利用することが可能になることから、双方にとってメリットがあり、今、非常に注目を集めている。また全ての手続きが携帯のアプリで簡単に行えるという手軽さも、その人気の理由のひとつだといえる。このように、今後、社会において需要と供給が、かつてない形で幅広く盛んにやりとりされるようになる中で、そのシステムの構築にはブロックチェーン技術が必要不可欠となってくるだろう。Share Ringは、個人の所有している自動車や不動産を、インターネット上のプラットフォームを用いてシェアするという革新的なサービスを提供しているが、この度のAlgoZとの提携により高い流動性を確保することが可能となることで、Share Ringが発効するシェアトークンの利用拡大へと繋がることが期待されている。


Date

作成日

2019.02.15

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
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