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B2Broker、40種に及ぶ仮想通貨CFDのリクイディティを提供

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update 2022.04.19 13:01
B2Broker、40種に及ぶ仮想通貨CFDのリクイディティを提供

update 2022.04.19 13:01

業界随一のリクイディティプロバイダーとしての地位確立を模索

FX・仮想通貨のリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)であるB2Brokerは1月29日、新たに40種に亘る仮想通貨CFDのリクイディティ提供を開始することを発表した。

この度B2Brokerによりリクイディティ提供が開始される40種の仮想通貨CFDには、ビットコイン(Bitcoin)やリップル(XRP)といった主要な仮想通貨全てと、米ドルやユーロ、円、ポンドといった法定通貨との通貨ペアで構成されている。更に、ビットコインやライトコイン(Litecoin)、イーサリアム(Ethereum)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)等の仮想通貨と、金(XAG)や銀(XAU)といったユニークな組み合わせの仮想通貨CFDも含まれており、投資家にとって格段に投資の選択肢が増すことになると言えよう。

B2Brokerによれば、主要な仮想通貨全てと主要法定通貨ペア、及び金・銀との仮想通貨CFDを40種に亘り提供するのは業界初の試みである模様だ。[1]またB2Brokerでは、機関投資家向けに、仮想通貨ペアや、仮想通貨と原油・ガスを含むコモディティペアなど250種にまで及ぶ仮想通貨CFD向けに高いリクイディティ提供を行う意向でもある。更に、仮想通貨と組み合わせる法定通貨に関しても、スイスフランやカナダドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、香港ドル、ロシアルーブルなども加えていく計画とのことだ。

この度の仮想通貨CFDのリクイディティ提供に際し、B2BrokerのCEOであるArthur Azizov氏は以下のようにコメントしている。

我々は40種にも及ぶ多くの仮想通貨CFDのリクイディティを提供することで、まさに仮想通貨業界の先端をひた走るリクイディティプロバイダーと言えるでしょう。我が社では、OneZeroやPrimeXM、AMTSといった主要なブリッジプロバイダー(FXブローカーがリクイディティプロバイダーに注文を出す際の仲介ブローカー)の全てと通じ、且つFIXやWEB APIを含む全種類のAPIに接続しており、非常に高い流動性を供給しております。また、ブローカーや取引所、資産運用会社は、FIX API経由で、我が社提供するリクイディティアリゲーター(流動性を集約・向上させるツール)に直接接続することも可能であります。加えて、MetaTrader4及びMetaTrader5取引プラットホームを導入する全てのブローカーは、手数料がかからずにブリッジ機能を活用することができます。この度の仮想通貨CFDのリクイディティ提供により、業界におけるプレゼンスを更に高めると共に、グローバルリーダーとしての位置づけを確固たるものにすると考えております。

Arthur Azizov, CEO of B2Broker - Finance Magnatesより引用

またB2Brokerでは、米ドルやユーロなどの法定通貨を基軸通貨としたテザー(USDT)や、ジェミニドル(GUSD)、トゥルーユーエスディー(TUSD)、ユーエスディーコイン(USDC)、パクソススタンダード(PAX)といったステーブルコインのリクイディティ提供も開始するとのことである。B2Brokerにとっては、非常に多岐に亘る仮想通貨CFDのリクイディティを提供することで、高い流動性供給の確保を望むブローカーなどからの利用増加及び着実な業績拡大が期待できよう。

release date 2019.01.30

出典元:

ニュースコメント

独自のリクイディティプールにより差別化を図る

B2Brokerは、機関投資家向けにCFDのリクイディティを提供した最初のリクイディティプロバイダーであり、それ以来同社はCFDにおける流動性供給業者のフロンティアとして、他社に先駆けた新しいサービスの開発、提供を続けている。例えば、今回のニュースの他、更に、仮想通貨CFDのレバレッジを1:5に高めることも発表済みである。昨年、B2BrokerがMT5にPAMMやMAM機能を追加した際に、CEOのAzizov氏より、競合するリクイディティプロバイダーとサービス内容を差別化することの難しさへの言及があったが、同社はステーブルコインを数多く取り扱うことで知られる仮想通貨取引所B2BXを運営しており、仮想通貨CFDのビジネスについては、独自の深いリクイディティプールを強みとして、他社サービスとの差別化につなげていく方針のようだ。これらはB2B(業者間)サービスのため、個人利用者が直接契約する性質のものではないが、多くのブローカーが流動性確保のために直接的、間接的な形でB2Brokerのようなリクイディティプロバイダーを利用している以上、業者間サービスの拡充が何らかの形で個人利用者へポジティブな効果をもたらすことに期待したい。


Date

作成日

2019.01.30

Update

最終更新

2022.04.19

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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