Select Language

Traders Trust、バミューダ金融局へ認可ライセンスを移行

Traders Trust、バミューダ金融局へ認可ライセンスを移行

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.05.12 14:04
Traders Trust、バミューダ金融局へ認可ライセンスを移行

update 2022.05.12 14:04

ライセンス移行でより良い取引環境の提供を目指す

Traders Trustブランドを運営する海外FXブローカーであるTTCM Traders Trust Capital Markets Ltd.(本社:56 Theodorou Potamianou Aphrodite Court, 4th Floor, 4155, Limassol Cyprus[1])は、バヌアツ共和国金融庁(Vanuatu Financial Services Commission)【以下、VFSCと称す】からバミューダ金融局(Bermuda Monetary Authority)【以下、BMAと称す】へ認可ライセンスを移行することを、12月28日、公式サイトにて明らかにした。この度のライセンス移行に伴い、会社名はTTCM CAPITAL MARKETS LTD【以下、TTCM VUと称す】から、TTCM TRADERS CAPITAL LIMITED【以下、TTCM BMと称す】に変更になる。

ライセンス移行に伴うビジネス移管は、2019年1月2日(水曜日)より有効となる予定であり、TTCM VUの全ての顧客プロフィール、並びに全ての取引口座と未決済注文を含む全ポジションがTTCM BMへ自動的に移行されるという。Traders Trustは、この度のライセンス移行の理由について、提供可能なサービスにおいて柔軟性を持たせる為、と述べており、より良い取引環境・サービスを提供することを目指し移行を決定したことが伺える。

BMAへの認可ライセンスの移行に伴う、クライアントポータル(セキュア・エリア)やMetaTrader4【以下、MT4と称す】へのログイン情報には変更はなく、これまでのログイン情報がそのまま利用できるという。また、取り扱い銘柄についても変更はなく、今まで通りの商品の取引が可能で、その他、入出金方法、保有ポジション、指値注文、スプレッド・スワップ等の取引条件、および必要証拠金割合・レバレッジなどのサービス内容についても、全てにおいて自動的に移管され、顧客側で設定等を行う必要はないとのことだ。なお、BMA移管後も、口座の取扱いや取引条件等については、口座開設時に同意したTTCM's Client Agreement - Terms and Conditions of Business and Policiesに記載の内容が引き継がれる予定となっている。

Traders Trustは、バミューダ共和国法人設立規約、セクション14並びに、6/132C(1)法人規約条項Act1981に基づき設立されており、法人登記番号54135で登記されている。

release date 2018.12.28

出典元:

ニュースコメント

新ライセンスでサービス拡充を目指す

Traders Trustは、2009年に、スイスのSynthesis BankやSAXO BANKにて最高財務責任者を長年勤めたNicola Berardi氏をCEOとし、キプロス証券取引委員会(Cyprus Securities and Economic Commission)ライセンスの元サービスを開始した比較的新しい新興ブローカーである。全ての口座において、STP方式を採用し、ディーラーを介さない公平な取引を提供している。昨年の2017年にTraders Trustはバヌアツ共和国金融庁へとライセンスの移行を行い、今年の4月にはウェブサイトのデザインのアップデートや口座の種類の改定、仮想通貨CFD商品の提供も開始している他、日本語によるチャットサービスも開始するなどサポートの強化にも注力している。また同時に、日本人の顧客に限定した入出金手数料の大幅な改定も行っており、益々利便性の高いブローカーへと成長を遂げている。海外FXブローカーがライセンスを移行する主な理由は、サービスの拡充であるが、この度のTraders Trustのライセンス移行に関しても同様であり、BMAライセンスへ移行することで、より柔軟なサービスの提供を求めた決断だと考えられる。ライセンスの移行により今後さらなる発展とサービス拡大に繋がることを期待したい。


Date

作成日

2018.12.28

Update

最終更新

2022.05.12

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは

SNS上で海外FXユーザーの銀行口座が凍結されたことが話題になっています。本記事では、SNSで話題の凍結報告の背景を説明するほか、海外FX業界に迫る「本当の入出金危機」と今後の備えについて解説します。
update2025.07.09 19:00

Exnessのスワップフリーが突然解除?!条件をサポートに直接聞いてみた

「Exnessのスワップフリーが解除された」という投稿がSNSの一部で話題になっていますが、解除の具体的な条件は公式サイトにも掲載されていません。そこで当サイトではサポートに直接条件を質問してみました。
update2025.08.25 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

【要注意】Axi口座から不正出金被害、セキュリティ対策に不安の声

海外FX業者のAxiで、不正出金の被害が海外フォーラムなどで報告されています。国内で同様の被害は確認されていませんが、日本人ユーザーも無関係ではありません。この記事では、報告されている不正出金の事例やセキュリティの問題点のほか、現状でユーザーがとれる対策を説明します。
update2025.09.29 19:00

SNSでステーブルコイン利息の議論が勃発!Bybitで手軽にUSDT等を高利回り運用

ここ最近、SNS上ではステーブルコインの利回りに関する活発な議論なども見られます。本記事では、SNSで話題となった議論を整理しつつ、Bybitでのステーブルコインの運用方法や、海外FXとの仮想通貨入出金ルートの全体像などをまとめます。
update2025.10.01 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

【独自取材】海外FXで急拡大中のPeskaとは?入金・出金の安全性や運営実態を直撃

当サイトではPeskaの運営に直接取材を行い、安全性やセキュリティなど、トレーダーが気になるポイントを一つひとつ確認しました。この記事では取材から見えてきたPeskaの実像をお伝えします。
update2025.09.17 19:00

【本音で比較】海外FXのドル円スプレッドを3ヶ月徹底調査|数千円も業者によってお得に

Myforex編集部では、2024年11月20日〜2025年2月20日の3ヶ月間にわたり、海外FXのドル円スプレッドを1分ごとに独自調査。その結果、業者によって数千円以上のコスト差があることが分かりました。
update2025.08.01 19:00

海外FXへの仮想通貨送金にはBybitがおすすめ!FXトレーダーに最適なBybitの使い方

海外FXの入出金によく使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBybitがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBybitの使い方を紹介します。
update2025.08.29 20:00

Exnessがスプレッドを最大30%OFF!仮想通貨・株価指数で大幅縮小

海外FX業者のExnessが主要銘柄のスプレッドを縮小しています。BTCUSDは16%、ETHUSDでは23%の縮小が確認されています。本記事では縮小後のExnessスプレッドを主要なブローカーと比較しました。
update2025.10.02 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル