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ICM.comとPrimeXMがパートナー契約を締結

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update 2022.05.12 15:52
ICM.comとPrimeXMがパートナー契約を締結

update 2022.05.12 15:52

高い流動性を確保し、最高水準の取引環境を提供

ロンドンに拠点を置く海外FXブローカーであるICM.com(本社:New Broad Street House, 35 New Broad St, London, EC2M 1NH, United Kingdom[1])【以下、ICMと称す】は、ブリッジブローカー(FXブローカーがリクイディティプロバイダーに注文を出す際の仲介ブローカー)であるPrimeXM(本社:First Floor, Kaminion 1, 4100, Agios Athanasios, Limassol, Cyprus[2])とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。

ICMはこの度のパートナー契約を通じて、120を超える企業が接続するXcoreシステムを活用し、PrimeXMが提供するリクイディティアリゲーター(流動性を集約・向上させる)サービスを利用することが可能となる。これによりICMでは、より高速な取引と限りなく低いレイテンシー(遅延時間)を求める個人投資家や機関投資家の獲得を狙っている模様だ。また、リアルタイムに顧客の取引報告書を確認することもできるようになる。

ICMとPrimeXMのパートナー契約の締結に際し、ICMの創業者であるShoaib Abedi氏と、PrimeXMのスポークスパーソンは、それぞれ以下のようにコメントしている。

我が社は、グローバルベースで流動性供給を拡大していく意向であります。PrimeXMとの強固なパートナーシップにより、既存・新規のお客様に対して、我が社が提供するCFDやFX取引の流動性を高められると考えております。

Shoaib Abedi, CEO of ICM - ICM.comより引用

このパートナーシップ契約により、我が社が誇るXcoreシステムを活用することで、更なる流動性供給を確保することができるでしょう。そして、ICMは新規・既存それぞれのお客様に対し、最高水準の取引環境を提供できるようになると考えます。

Spokesperson of PrimeXM - APAC Newswireより引用

PrimeXMとのパートナー契約を通じ顧客サービスの充実を図るICMは、英国金融行動監視機構(The Financial Conduct Authority, FCA)とキプロス証券取引委員会(CySEC)から許認可を受ける子会社2社を傘下に収め、中南米カリブ海のオフショア市場であるセントヴィンセント・グレナディーンにも認可法人を保有している。2018年のFX・CFD業界は目まぐるしい展開となる中、ICMではコーポレートブランドの統一を図ると共に、英国で人気の高いポロチームや、歴史と伝統ある英国サッカークラブとして、また、かつては元日本代表の稲本潤一選手も所属していたことでも知られるフラムFCとスポンサーシップ契約締結・更新を実現させ、グローバル規模でコーポレートブランドの認知度向上を図っている。加えて、Shoaib Abedi氏は、国際競争力を高めるべく、中東市場拡大に注力する意向も示しており、積極的にグローバル展開を図りビジネスの最適化を模索しているようだ。

release date 2018.12.19

出典元:

ニュースコメント

技術面でのパートナー契約により顧客サービス向上が加速

英国で2009年に開始されたICMは、英国、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカ、中東、およびその他の地域を拠点とし、世界中の小売業および機関投資家向けに外国為替、コモディティ、先物、および指数を含む様々な金融商品を取引する機会を顧客に提供し、世界中で急速に拡大しているブローカーである。一方、2010年に設立されたPrimeXMは、世界的な金融業界の受賞歴のある技術プロバイダーであり、ドバイ、リマソール、上海の各オフィスを拠点とし、最先端のアグリゲーションソフトウェア、超低遅延接続、機関レベルのホスティングソリューション、ハイエンドのMT4 / MT5ブリッジングとホワイトラベル、そしてレポーティング、リスク・マネージメント、モニタリングなどのサービスを提供している。PrimeXMのブリッジングは、MT4とMT5プラットフォームをクライアントのXCoreオーダー管理とレポートエンジンに接続し、強力で軽量なサーバーサイドプラグインとなっており、洗練された同期メカニズムで並列処理を完全にサポートすることで、低遅延でリアルタイムの設定をすることができる他、サーバの再起動を必要とせずに個々のMT4およびMT5アカウント、シンボル、オーダータイプのレベルに微調整が可能となる。またXCoreソリューションでは、無制限の流動性プールが、シンボルおよび時間枠ごとにカスタマイズでき、丈夫な直接専用ファイバリンクとクロスコネクトにより、これらのソースへの低遅延接続を容易にする他、多様なサポートプロバイダーを活用して最適な流動性のミックスの作成を可能にしている。バグのないブリッジやあらゆるタイプの取引に対する低遅延と信頼性は多くの顧客から支持されており、世界中の250を超える金融機関も、信頼できる技術パートナーとしてPrimeXMを選択しているようだ。英国市場では生き残りをかけた企業間競争が激しいが、顧客へのサービス向上が、ブローカーの収益につながるだけでなく、市場、ひいては英国経済の活性化にもつながることは間違いないであろう。


Date

作成日

2018.12.19

Update

最終更新

2022.05.12

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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