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北朝鮮、10月に仮想通貨会議を開催

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update 2021.08.31 15:22
北朝鮮、10月に仮想通貨会議を開催

update 2021.08.31 15:22

世界へ仮想通貨の高い技術力のアピールが目的か

北朝鮮が10月に平壌にてブロックチェーン技術と仮想通貨に関する会議を開催することが明らかになった。北朝鮮は世界の金融システムへのアクセスを制限されており、匿名性の高い仮想通貨の利用を活発化させている。

会議は10月1日と2日に北朝鮮企業の代表と世界の専門家を招待して行われる。10月3日には参加者と北朝鮮国営企業の代表との会談も予定されており、同会議を通じて仮想通貨やブロックチェーンの高い技術力をアピールしたいようである。

しかしながら、北朝鮮はブロックチェーンの弱点を悪用したハッキングへの関与が疑われており、サイバー犯罪団体のLazarusとの関係が指摘されている。ロシアのサイバーセキュリティ会社であるKasperskyによれば、先日、ある取引所の従業員が仮想通貨取引アプリをダウンロードしたところ、ITシステムに侵入して仮想通貨を盗むように設計されたApplejeusと呼ばれるマルウェアが侵入したという。このマルウェアには北朝鮮の言語コードが含まれていることからLazarusの関与が疑われているが、これまでに確認されているWindowsを標的としたものから、MacとおそらくLinuxも対象としたものに再設計されており、複数のオペレーティングシステムを感染させる新しいマルウェアを開発した模様である。

また、北朝鮮は昨年、マイニングとハッキングにより2億ドル以上に相当する11,000のビットコインを取得しており、30,000人超のユーザーを抱える韓国の大手仮想通貨取引所であるBithumbのサイバー攻撃にも関与したと見られている。そのほか、金正日政権が平壌大学に仮想通貨コースを設置したという報告もあり、今後の北朝鮮の仮想通貨に関する動きに注意していきたい。

release date 2018.8.27


Date

作成日

2018.08.27

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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