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プレイテック、2018年上半期の業績を発表

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update 2021.08.31 15:22
プレイテック、2018年上半期の業績を発表

update 2021.08.31 15:22

純利益は減少するも金融部門であるTradetechが好調

オンラインゲーム業界と金融業界のビッグカンパニーであるPlaytech(本社:St. George's Court 2nd Floor Upper Church Street Douglas, Isle of Man)【以下、プレイテックと称す】は、2018年上半期の業績を発表した。

プレイテックの2018年上半期の収益は4億3,650万ユーロで、前年同期の4億2,160万ユーロに対し4%の増加となった。しかし、調整済EBITDA(減価償却前営業利益)は1億4,500万ユーロとなり、前年同期の1億7,090万ユーロから15%の減少。また、調整後純利益は8,330万ユーロとなり、前年同期の1億2,550万ユーロから35%の減少となった。

一方、プレイテックの金融部門であるTradetech Group【以下、TradeTechと称す】は、着実に成長を見せており好調な結果を記録した。Tradetechは、収益が前年同期比で37%の増加を計上しており、また、調整済EBITDAも前年同期比で72%の増加を達成した。

Tradetechは、CFH GroupとAlpha Capitalを買収し作り上げた部門で、B2B事業やMarkets.comリテールFX部門を主な事業としており、大規模な経費削減と業務効率化の両面を改善し経営再編を行ったことが2018年上半期の好調な業績に繋がったようだ。

また、TradeTechは、キプロス証券取引委員会(CySEC)および英国金融行動監視機構(FCA)ライセンスに加えて、南アフリカ金融サービス委員会(FSB)ライセンス、オーストラリア証券委員会(ASIC)ライセンスを所有しており、Markets.comのB2C事業において、これらの管轄地域における市場拡大にも手応えを感じていることが報告されている。Markets.comが運営するB2C事業は、34%増加の2,810万ドルを達成しており、さらに独自の技術や取引ツールにより顧客取引が拡大したことで、取引量が52%増加の1,323億ドル(月間220億ドル)と大幅に増加している。

TradeTechは、2018年上半期、ESMAの新規制を受け新しい顧客獲得に向けてマーケティングに予算を費やした。経営陣は、ESMAの新規制は市場全体に影響を及ぼす可能性があると見ていたが、実際に今期の新規顧客獲得数は伸び悩んだ結果となった。しかし、一方で既存顧客の取引量は32%という大幅な増加を見せている。

さらに、B2B事業では、2018年上半期は大幅な成長を見せており、総収益は39%の増加、また取引量は109%増加し、これによりB2B顧客の取引量は1兆ドル近くに達することになる。

これらの結果は、プレイテックのB2B事業の健全な成長を示している。プレイテックは、CFH GroupとAlpha Capitalの買収により、既存のフロントエンドとバックエンドの技術を補完し、独自のトレーディングプラットフォームや顧客管理(CRM)システムを提供するブローカーに対するエンドツーエンドソリューションの提供実現に成功したと言えるだろう。

プレイテックの会長であるAlan Jackson氏は以下のようにコメントしている。

主要な市場である英国、ヨーロッパ、ラテンアメリカにおいて、重要業務の進展と新たなライセンスの獲得により、実りある上半期となりました。この進展が継続することで、現在前年比69%にとどまっているグループ収益を、今後上昇させていくことができるでしょう。アジアでの逆風もありますが、Snaitechの買収によりこの年度末には前年比80%を見込んでいます。Snaitech買収は、当グループに地理的多様化をもたらしただけでなく、ヨーロッパで急速に成長している賭博市場においても重要な役割を果たしました。

Alan Jackson, Chairman of Playtech

release date 2018.8.24


Date

作成日

2018.08.24

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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