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ビットコネクトのインド代表者が詐欺容疑で逮捕

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update 2021.08.31 15:22
ビットコネクトのインド代表者が詐欺容疑で逮捕

update 2021.08.31 15:22

ポンジスキームと指摘されるビットコネクトの手口

Bitconnect【以下、ビットコネクト と称す】のインド代表とされるDivyesh Darji氏が、独自の仮想通貨ビットコネクトで投資詐欺を行った容疑で逮捕されたことが明らかとなった。

ビットコネクトの悪質な投資詐欺の始まりは、インドの廃貨政策が背景にあるといえる。インドでは、2016年後半に、不正蓄財や偽造紙幣の根絶、また不正行為やテロ対策としてインド政府が高額紙幣である500ルピー紙幣と1000ルピー紙幣を廃止している。同政策はその効果を最大限に高めるため、何の前触れもなく実施されたため、貨幣の86%を占めていた500ルピー紙幣と1000ルピー紙幣にかわる新紙幣の流通が遅れ、国中が大混乱に陥った。また、株価指数も2桁下落したことで、銀行運営も窮地に追いやられたとされる。

この出来事により、インド国民が国が発行する貨幣に対する信用を失う中、ビットコネクトはこうした国民の心情をうまく利用し、投資へのリターンを永遠に出し続けられることを約束することで、インドの投資家達を引き込んだといわれる。しかし、ビットコネクトの手口はポンジスキーム(ねずみ講)であると指摘されており、新規投資家から得た資金を、既存の投資家へのリターンに回していただけの詐欺行為であるとの疑いがかけられている。

ビットコネクトの詐欺行為はしばらくは続いたものの、インド当局の調査が開始されるや否やインドのプロモーターと呼ばれる、ビットコネクトコインの売り込みのために活動していた人物は海外に逃亡し、Satish Kumbhani氏、Dhavl Mavani氏、Suresh Gorasiya氏など著名人や政治家にも共謀罪の容疑がかけられた。

Gujarat警察の犯罪捜査部(CID-Crime)に属するP G Narwade氏とDGP Ashish Bhatia氏はそれぞれ次のようにコメントしている。

我々は、ドバイに居住しているDarji氏の動向を以前から注視してきました。この度、彼がドバイからアフマダーバードへ向かう途中で移民局から通報があり、逮捕に至りました。ビットコネクトは2016年に発足し、2017年に問題となるビットコネクトコインという仮想通貨の発売を開始しました。同プロジェクトでは合計で2800万コインを発行し、そのうち約1800万コインが投資家の手に渡ったとされています。また、ビットコネクトコインへ投資すれば、1日1%という高金利が付くなどとうたい国内外で数々のセミナーやイベントを実施するなど、今年1月まで活動していました。尚、同社が閉鎖となった2018年1月時点でのビットコネクトコインの価格は362ドルでした。

P G Narwade, Criminal Investigation Department

同社は英国に登録されていますが、事務所はインドのスーラトに所在しています。同社は、インドの廃貨政策の直後に独自のビットコネクトコインをリリースし、ソーシャルメディアを活用して積極的に世界中で宣伝活動を行っていました。同社は、毎月60%の利子とインセンティブが入ると謳い、投資家を誘い込んでいました。1,800万ルピーを投資したShailesh Bhatt氏が、投資金を回収するために、BitconnectのDhaval Mavani氏とPiyush Savaliya氏を誘拐するという事件も起こっています。この事件でShailesh Bhatt氏は2,019ビットコイン、11,000ライトコイン、1億4,500万ルピーにのぼる現金を奪ったとして、同事件はスラート市のCID-Crimeに登録されました。我々は被疑者から169のビットコインと金8キログラムを回収しました。

DGP Ashish Bhatia, Criminal Investigation Department

ビットコネクトは1月に業務を停止しているが、それ以来、ビットコネクトに対して投資を行ってきた投資家たちによる訴訟が相次いでいる。

release date 2018.8.20


Date

作成日

2018.08.20

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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