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中国、ビットコイン取引量が全体の1%を下回る

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update 2021.08.31 15:22
中国、ビットコイン取引量が全体の1%を下回る

update 2021.08.31 15:22

仮想通貨取引やICOに対する厳格な規制により大幅に減退

中国人民銀行は、人民元によるビットコイン取引量が取引量全体の1%以下にまで低下したことを発表した。

かつて中国の仮想通貨取引量はトップクラスのシェアを誇っており、BTC/CNYの取引量は一時全体の90%以上にまで達していた。しかし、昨年から始まった中国政府による仮想通貨取引およびICO全面禁止などの規制強化により、大手仮想通貨取引所であるHuobi、バイナンス、OKcoinを含む88の仮想通貨取引所のほか85のICOが中国国内での活動休止を迫られ、国外への移転を余儀なくされた。

また、今年2月には仮想通貨関連の企業が提供する製品やサービスの広告が、中国の主要検索エンジンやソーシャルネットワークにて表示されなくなるなど、さらなる規制強化が進み、このことが取引量の減退に大きく影響したと考えられる。

中国規制当局の動きに対し、地元のメディアがこの動きは全ての仮想通貨関連の広告の打ち切りを誘発すると批判している一方で、中国の国営通信社である新華社はタイムリーな動きにより仮想通貨取引価格の急激な変動による影響を効果的に防ぎ世界的な規制動向を先導したと評価している。

中国は、急速に拡大する仮想通貨市場に伴う人民元の流出や、ICOによる詐欺を防ぐべく厳しい規制を導入したとしている。一方、かつて中国最大の仮想通貨取引所であったHuobiは、現在シンガポールに本社を設け、香港、米国、日本を拠点に活動している。

release date 2018.7.8


Date

作成日

2018.07.08

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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