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GAIN 6月期の業績を報告、リテールの取引量が減少

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update 2022.06.07 16:46
GAIN 6月期の業績を報告、リテールの取引量が減少

update 2022.06.07 16:46

リテール部門は前月比、前年同月比ともに取引量が低下

米国最大のFXブローカーであるForex.comを運営するGain Capital Holdings Inc(本社:135 US Highway 202/206 Suite 11 Bedminster NJ 07921 USA)【以下、GAINと称す】は、2018年6月期の業績を報告した。

報告書によると、2018年6月期の店頭(OTC)外国為替取引量は12.1%減少の2,139億ドルとなり、前年同月比でも11.5%の減少となった。1日あたりの平均取引量(ADV)は102億ドルとなり、前月の111億ドル、前年同月の110億ドルと比較して減少している。

年間のアクティブ口座数は前月より1,018口座減少した130,018口座となり、前年同月比においても3.1%の減少となった。3カ月間のアクティブ口座数は前月比では1.2%の減少、前年同月比では8.2%の減少となっている。

ECN方式のGTXにおける総取引量は22.8%減少の2,975億ドルと著しく低下したが、前年比では24.9%の増加となっている。一日あたりの平均取引量は142億ドルとなり、前月比では18.9%減少しているが、前年同月比では31.5%増加している。GTXのスワップ取引高は前月比23.7%増加の648億ドルとなり、前年同月比では二倍となる102.5%の増加となっている。1日あたりの平均取引量(ADV)は31億ドルで、前月の24億ドルから増加しており、前年同月比では106.7%の増加と、好調に推移している。

一方で、先物取引件数は前年同月比では7.3%の増加となったが、前月比では10%減少し、625,260件となっている。 一日あたりでは29,774件となり、前月比では5.7%減少、前年同月比では12.4%の増加となった。また、年間の先物アクティブ口座数は前月比で0.6%下落し、前年同月比では0.1%減少しており、先物部門は前年同期比では増加、前月比では減少する結果となっている。

GAINのCEOであるGlenn Stevens氏は、以下のようにコメントしている。

第2四半期の業績は、我々のボラティリティ抑制への継続的な取り組みを示しています。3月はヘッジ取引の適正化に取り組み、変動具合を調節した結果、第2四半期の収益は1億700万ドルを達成しました。我々は上半期の業績に満足しており、GTX事業の売却後、リテール事業に注力するにあたり、引き続き成長と収益性を維持するために優位な立場にあると感じています。

Glenn Stevens, CEO of Gain Capital

GAINは、6月29日に同社のGTXのECN事業をドイツ証券取引所に売却しており、今後の業績が注目される。

release date 2018.7.10


Date

作成日

2018.07.10

Update

最終更新

2022.06.07

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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