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Hirose UK、2018年度の業績を発表、前年度比36%減

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update 2022.07.27 13:54
Hirose UK、2018年度の業績を発表、前年度比36%減

update 2022.07.27 13:54

20万5000ポンドの純損失を計上

英国にて運営を行っている、ヒロセ通商株式会社の子会社であるHirose Financial UK Ltd(本社:25 Finsbury Circus, London EC2M 7EE, UK)【以下、Hirose UKと称す】は、2018年度の業績を発表した。

報告書によると、Hirose UKの2018年度の収益は、前年度の49万6000ポンドから36%の減少となる31万7000ポンドとなり、2017年度の47%の減少に続き大幅な減少を記録した。また、Hirose UKは、前年度の61万1000ポンドの損失を補填するために経費と人員の削減を行ったものの、2018年度も20万5000ポンドの純損失を計上している。

Hirose UKは、英国金融サービス機構(The UK Financial Conduct Authority)【以下、FCAと称す】のライセンスを取得し英国にて事業を展開している。また、英国賭博委員会(Gambling Commission)からもライセンスを取得し、バイナリーオプション事業を行っていたものの、昨年、バイナリーオプション事業を終了した際にこのライセンスを放棄している。

Hirose UKは、FCAの新規制により混乱していたFX・CFDブローカー市場と差別化を図るため、2017年度の初めにLION Binary Proという新しいバイナリーオプションプラットフォームを起ち上げるなどし、バイナリーオプション事業の促進に尽力していたものの、成功を収めることができなかった。その結果、バイナリーオプション事業を手放すことを決定し、英国賭博委員会のライセンスは放棄するに至っている。

Hiroseグループは、毎月のグローバルでの取引量が約2,000億ドルを有する日本の中堅ブローカーである。今後、Hirose UKはB2B市場での事業展開を模索する予定であり、親会社であるヒロセ通商は、英国における事業に対し70万ポンドの増資を行っている。

release date 2018.6.14


Date

作成日

2018.06.14

Update

最終更新

2022.07.27

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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