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Forex.com、英国顧客へ提供していた自社送金サービスを停止

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update 2022.05.20 17:12
Forex.com、英国顧客へ提供していた自社送金サービスを停止

update 2022.05.20 17:12

メインのリテール事業に集中する方針

米国最大のFXブローカーであるGain Capital Holdings Inc(本社:135 US Highway 202/206 Suite 11 Bedminster NJ 07921 USA)【以下、GAINと称す】は、自社FXブランドであるForex.comのもと、英国顧客を対象に提供していた自社送金サービスの中止を発表した。

同サービスは、2016年初旬から計画されており、当初は、Forex.comとは別のブランド名でリリースが予定されていた。2016年後半に、規制当局の承認を受け、当時COOであったJeff Scott氏を新ユニットの指揮者として任命したものの、Scott氏はその後すぐに辞任し、同事業は英国のForex.com傘下へと移管された。その後、Forex.comのもと、FX事業とは別のサービスとして英国の顧客へ提供されることとなった。

GAINのリテール事業代表であるSamantha Roady氏は以下のようにコメントしている。

英国における送金サービスは、我々の戦略において重要ではなく、同サービスを廃止し、事業を簡素化することで、リテールトレーディング事業の開発に注力することができます。

Samantha Roady, Retail President of GAIN Capital

GAINは、2018年第1四半期に、2016年以来初となる1億ドルを超える傑出した業績を残しているが、これにはCity Indexとの統合が大きく影響したと考えられている。また、このほかにも、急成長を遂げていたGTXのECN事業を、ドイツ証券取引所(Deutsche Börse)の360Tに1億ドル相当で売却するなどし、機関投資家向けFX事業を終了することを発表した。

現在、多くの海外FXブローカーが、送金ビジネスに参入している中、今回のGAINの決定は、逆の動きとなったが、メイン事業に重点を置く方針のようだ。尚、GAINは、現時点で今後、新たな事業を展開する内容については明らかにしていない。

release date 2018.6.8


Date

作成日

2018.06.08

Update

最終更新

2022.05.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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