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バイナンス、10億円規模のファンド設立を検討

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update 2021.08.31 15:23
バイナンス、10億円規模のファンド設立を検討

update 2021.08.31 15:23

初の支援事業は、ブロックチェーンをベースにした配車プラットフォーム事業

世界最大手の仮想通貨取引所であるBinance (本社:Suite 603, Tower 2, Lippo Centre, 89 Queensway, Admiralty, HongKong)【以下、バイナンスと称す】が、10憶ドル規模のファンド設立を検討していることを発表した。資金調達は、独自通貨のバイナンスコイン(BNB)を通じて行われ、取引所のインキュベータースピンオフとなるバイナンス・ラボを通じて運営される予定だ。

バイナンス・ラボは、最低でも1億ドルの資産管理を行っている20社をファンドパートナーとして選定し、質の高いプロジェクトの運営を目指す姿勢をみせており、パブリックチェーン、分散型取引所、金融派生商品、トークン取引所、モバイルウォレットと支払いのプロジェクトに重点を置いた支援事業を行っていくとしている。

バイナンス・ラボは、インキュベーター・プログラム初となる支援事業として、ブロックチェーンをベースにした配車プラットフォームを手掛けることを発表した。この配車プラットフォームは中国のタクシー配車アプリKuwaidhi Dacheの創設者であるWeixing Chen氏から提案されている。尚、Kuwaidhi Dacheは、中国の配車サービス大手であるDidi Chuxingに買収されている。

また、バイナンス・ラボは、4月にプライバシー機能に注力したアルトコインであるモバイルコインに3千万ドルの資金調達を行っている他、Certik(信頼できるスマートコンタクトとブロックチェーンの生態系を構築するための検証プラットフォーム)への投資も行っている。

バイナンスは、多言語に対応した仮想通貨取引所を昨年香港に設立したが、香港の規制当局による厳しい取り締まりの影響により、恒久的な拠点とはならないようだ。また、同社は一時的に日本にオフィスを設立したが、今後仮想通貨に対する規制に寛容なマルタに拠点を置く予定であることを明らかにしている他、今後数カ月の内に分散型取引所の運営を開始することも発表している。

release date 2018.6.4


Date

作成日

2018.06.04

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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