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mybitwallet、新たな本人確認手段となるIDセルフィーを導入

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update 2021.08.31 15:23
mybitwallet、新たな本人確認手段となるIDセルフィーを導入

update 2021.08.31 15:23

今後は、身分証明書、住所証明書、IDセルフィーの3点にて本人確認を実施

1月9日、mybitwalletを運営するE PROTECTIONS PTE. LTD.(本社:#18-96 The Central, 8 Eu Tong Sen Street, Singapore)は、本人確認の手段として、従来の方法に加えIDセルフィーを追加導入したことを発表した。

IDセルフィーとは、近年欧米各国で導入されているオンライン上での本人確認手段であり、身分証明書の顔写真が記載されている面と、自身の顔がひとつの画像の中に納まるように撮影し提出することで、オンライン上であっても対面確認に近い本人確認が可能になる。

mybitwalletでは、これまでは身分証明書と住所証明書の2点で本人確認を行っていたが、今後はIDセルフィーを加えた3点にて本人確認を実施するという。

現時点では、既に本人確認手続きが完了している顧客においては、IDセルフィーの追加提出は必須としていないが、いずれ追加でIDセルフィーの提出も必須となる予定だとのことだ。

IDセルフィー提出時は、身分証明書に記載されている文字と本人の顔が鮮明に確認できることが条件となっており、その他下記の点に注意が必要だとのことだ。

  • 画像内に本人の顔と身分証明書が同時に写っていること
  • 身分証明書の文字、顔写真が明確に判別できること
  • 顔は正面を向き、無帽で髪が目にかかっていないこと
  • 他の人が写り込んでいないこと

画像が不鮮明な場合や不備がある場合は、再提出が求められる。

release date 2017.1.10

ニュースコメント

仮想通貨取引所のガイドラインに準拠か

今回のIDセルフィーによる本人確認の追加は、シンガポール金融管理局(Monetary Authority of Singapore)における仮想通貨取引所のガイドラインの制定を見据えたものであり、mybitwalletが、昨年末よりビットコインによる入出金サービスをスタートした事が、当局のガイドラインに抵触しないよう将来を見据えた対応であるとしている。

また同社では、2018年上半期より、通貨と仮想通貨(主要仮想通貨+アルトコイン)の交換サービスの開始を予定しており、そうなると、事実上仮想通貨取引所と同様のサービスとなることから、今回の対応を実施したと思われる。


Date

作成日

2018.01.10

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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