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米国企業2社が新たにビットコインETFの認可を申請

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update 2021.08.31 15:23
米国企業2社が新たにビットコインETFの認可を申請

update 2021.08.31 15:23

ビットコイン先物開始がSECの認可に後押しするか

米国の2つの投資運用会社が、アメリカ証券取引委員会【Securities and Exchange Commssion:以下、SECと称す】に、ビットコイン上場投資信託(Exchange Traded Fund,ETF)の認可申請を行っていることが明らかになった。申請したのは、コネチカット州のREXとニューヨーク州のVanEckの2社で、それぞれ、12月8日と12月11日に申請書を提出したという。

ETFとは、株式投資と投資信託の両方の特徴を併せ持った金融商品であり、証券取引所で株式と同じように売買が可能な投資信託の一種である。ビットコインETFの場合、ビットコインそのものを保有するのではなく、先物やその他のデリバティブ商品の取引を意味する。

SECは、今年3月、双子のウィンクルボス兄弟によるWinklevoss Bitcoin TrustのETFの上場を認めない決定を発表したが、申請否決後、一時的にビットコイン価格は急落し、アルトコインへ資金が流出した。その後、Winklevoss Bitcoin Trustの他にも複数の団体がビットコインETFの認可申請を行ったが、いずれも否決されている。

SECは、3月のETF申請の否決時、ビットコイン市場における重要な法規制やルールの面が、完全に整備されていないという見解を示していた。その一方で、ビットコインは開発の初期段階にあり、市場の拡大に伴い、当規約の必要条件を満たすものとなるかを判断していく、と述べており、今後のビットコインETFについて、将来性を示唆していた。

米国では、既にシカゴ・ボード・オプション取引所(Chicago Board Options Exchange,CBOE)でビットコイン先物の取引が開始されており、今月申請を提出した2社に対してSECがどのような判断を下すのか、注目が集まっている。結果が受理であれ拒否であれ、仮想通貨市場に大きな影響を及ぼす可能性が考えられる。

release date 2017.12.12


Date

作成日

2017.12.12

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
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