Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

CFTC、コインベースのフラッシュクラッシュを捜査

CFTC、コインベースのフラッシュクラッシュを捜査

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:23
CFTC、コインベースのフラッシュクラッシュを捜査

update 2021.08.31 15:23

信用取引に関する情報提供を要求

米商品先物取引委員会(U.S. Commodity Futures Trading Commission )【以下、CFTCと称す】は、6月21日にCoinbase, Inc.(本社:548 Market St #23008 San Francisco, CA 94104)【以下、コインベースと称す】が運営する仮想通貨取引所であるGDAXで発生した、イーサリアム(Ethereum)のフラッシュクラッシュについて調査していることを明らかにした。

フラッシュクラッシュとは、取引価格が瞬間的に暴落することで、イーサリアムのドル建て価格は、365.79ドルから一時的に10セントまで急落した。

GDAXのゼネラルマネージャーであるAdam White氏によれば、このフラッシュクラッシュは、あるトレーダーが1250万ドル相当のイーサリアムを売ったことにより、同価格が224.48ドルに下落したため、逆指値注文の発動やパニックに陥った投資家の売りが殺到したことが原因にあったと言及している。同価格は10セントに急落後、10秒以内に約300ドル付近まで回復したが、信用取引による多くのポジションがロスカットされた。

CFTCは、コインベースが、レバレッジを利用した信用取引を許可していたことが、フラッシュクラッシュに繋がった原因だとみており、コインベースに対し、信用取引に関する情報を提供するよう求めている。コインベースは、今年3月に信用取引サービスを開始したが、フラッシュクラッシュ後に、同サービスを停止している。なお、同社で信用取引を行うには、1000万ドル以上の資産の保有等、同社が規定するいくつかの条件のうち1つを満たす必要があったという。

コインベースは、次のようにコメントしている。

我々は規制下の金融機関として規制を遵守し、規制当局に全面的に協力しています。今年6月のGDAXでのフラッシュクラッシュ後、我々はCFTCを含む複数の規制当局と積極的に連絡をとってきました。また、フラッシュクラッシュの影響を受けたすべての顧客に対し、払い戻しを行うことを決定しました。我々は、正式な調査とは認識していません。

Coinbase

コインベースは、CFTCには未登録であるが、米国内の複数の規制当局のライセンスを保有している。CFTCは、昨年、香港に拠点を置く大手仮想通貨取引所であるBitfinexを、証拠金取引法を尊重していないという理由で処分している。コインベースへいかなる処分がくだされるのか見守っていきたいところだ。

release date 2017.10.03


Date

作成日

2017.10.03

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

豪華なのに難しい?XMTradingが開催中のクリスマス入金ボーナスプロモーションは「アリ」なのか?

XMTradingで最大$25,000を獲得できる入金ボーナスキャンペーンが開催され注目を集めています。一見すると豪華なキャンペーンにみえますが、一般的な入金ボーナスとは条件が異なり、一部では条件が厳しいとの声もあります。本記事では、参加する価値のあるイベントなのかを説明します。
update2025.11.26 19:00

bitcastleは詐欺業者?口座開設ボーナスで出金拒否多数

SNS上ではbitcastleから「出金できない」「口座を凍結された」といった報告が相次いでいます。本記事では、bitcastleで報告されている出金トラブルを紹介するほか、bitcastleは詐欺業者なのかどうか説明します。
update2025.10.21 19:30

Vantage Tradingが年末トレード大会を開催!ランク外でも賞金獲得のチャンスあり

Vantage Tradingが、年末恒例となる大型トレード大会「年末ミリオンジャンボ2025」の開催を発表しました。今回のイベントでは副賞も用意されているので、ランク外でも賞金獲得のチャンスがあります。この記事では、参戦を検討しているユーザー向けに、各種条件やルールを説明します。
update2025.11.28 19:00

Exnessの乗り換え先としてXSはアリ?スペックを比較

取引環境の良さから玄人にも人気のExnessですが、最近は出金トラブルなどが発生しており、今後の取引環境に不安を抱くユーザーも増えています。本記事では、有力な乗り換え先であるXS.comと取引環境・条件を比較し、乗り換え先として相応しいかどうかを検討します。
update2025.11.20 19:00

Bybit P2P利用で銀行口座凍結・詐欺容疑者に?海外FXユーザーが知るべき巻き込まれリスクとは

Bybit P2Pを利用したユーザーが銀行口座凍結されたことに加え、詐欺容疑者として取り調べを受けたというSNS投稿が話題になっています。本記事では、話題となった投稿の内容や、海外FXユーザーがP2P取引の利用を避けるべき理由などを解説します。
update2025.11.12 19:00

Funded7で出金が認められない事例が増加?ルールの不透明さが原因か

Funded7で出金拒否に関する投稿がSNS上で増加しており、利用者の間で不安が広がっています。「利益が取り消された」「短時間取引が理由で無効になった」などの報告が投稿されています。当記事では出金拒否の原因を整理し、他のプロップファームとFunded7のルールを比較します。
update2025.11.21 19:00

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

SwiftTraderが資金難?SNSで出金トラブル報告が増加

2025年以降、SwiftTraderで出金拒否・遅延の報告がSNSで相次いでいます。本記事では報告されている出金トラブルのほか、GEMFOREXとの類似点やSwiftTraderをおすすめしない理由を説明します。
update2025.10.16 19:30

仮想通貨送金対応のBXONEは「使える」eウォレットなのか?海外FXユーザー目線で比較

仮想通貨対応オンラインウォレットとしてBXONEが一部の海外FXユーザーの間で注目されています。本記事では、BXONEが「使える」オンラインウォレットなのか海外FXユーザー目線で他社と比較します。
update2025.12.09 19:00
promotion promotion

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル