Select Language

Pepperstone 欧州顧客をFCAライセンス管轄下へ移行

Pepperstone 欧州顧客をFCAライセンス管轄下へ移行

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.05.31 12:54
Pepperstone 欧州顧客をFCAライセンス管轄下へ移行

update 2022.05.31 12:54

欧州顧客へ9月8日までに保有ポジションの決済を要求

Pepperstoneの運営会社であるPepperstone Group Limited(本社:Level 5, 530 Collins Street Melbourne VIC 3000 AUSTRALIA)【以下、Pepperstoneと称す】は、欧州経済地域(European Economic Area,EEA)に在住する顧客の管轄移行を決定し、ヨーロッパ在住の顧客へ9月8日までに保有ポジションの決済を完了するよう案内していることが明らかとなった。

Pepperstoneは、今回の管轄移行を規制義務によるものだと説明している。Pepperstoneは、今後、英国金融行動監視機構(The UK Financial Conduct Authority)【以下、FCAと称す】の認可を受けている子会社の下で、ヨーロッパ在住の顧客へのサービス提供を行っていくとしている。

Pepperstone APACのCEOであるPhil Horner氏は、以下のようにコメントしている。

現在、我々はEEA地域の顧客の管轄を、オーストラリア証券委員会(Australian Securities and Investment Commission)【以下、ASICと称す】から、FCAに移行する手続きを進めており、約3、4週間ほどで移行の完了を予定しています。現段階では、ヨーロッパにて事業を再開することに、多くの顧客からポジティブな支持を得ています。

Phil Horner, CEO of Pepperstone APAC

Pepperstoneは、今年初めに英国の子会社を一時的に閉鎖し、英国内でのサービスを一時中断していた。英国の子会社を閉鎖せず管轄を移行すれば、ASICとFCAの下、EEA地域の顧客が規制されることになるため、 FCAが介入し、移行を急かされると考えたのだろう。

Pepperstoneは、ウェブサイトのFAQで、顧客に対し、以下のように説明している。

Pepperstone UKの事業再開の一環として、オーストラリアにおけるPepperstoneの全顧客のアカウントを閉鎖します。

FAQ of Pepperstone

ASIC管轄下で登録されたヨーロッパ在住の顧客の口座は、移行されず完全に閉鎖されるため、FCA管轄下で、再度新たに申込を行う必要があるという。

ヨーロッパ在住の顧客は、今週末迄、新たにポジションを保有することは可能であるが、9月8日までの2週間以内に全保有ポジションを決済する必要がある。

管轄先の移行後も、Pepperstoneの取引条件は変更されないが、顧客には、EU域内の証券市場や投資サービス運営を規制するMiFID(金融商品市場指令)が適用されることになるだろう。

release date 2017.08.21


Date

作成日

2017.08.21

Update

最終更新

2022.05.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨USUALの将来性は?RWA活用のステーブルコインプロトコルを解説

仮想通貨USUALは、ステーブルコインプロトコル「Usual」のガバナンストークンです。Usualは、BlackRockなどからRWA(現実資産)を集約してステーブルコインを発行し、その収益をコミュニティに再分配するプロトコルとして注目を集めています。
update2024.11.20 20:00

Milton Marketsが2024年11月より最大100%分入金ボーナスを開催

Milton Marketsで期間限定の100%入金分ボーナスキャンペーンが開催されます。当記事では100%入金分ボーナスの概要や、注意点を中心に解説していきましょう。
update2024.11.20 19:30

スマホ版MT4のやさしい使い方ガイド~iPhone&Androidの基本操作~

この記事では、優先的に押さえておきたいMT4アプリの機能を5つのグループにまとめ、iPhone版とAndroid版での使い方を解説します。「基本操作を手っ取り早く確認したい!」という方はぜひご活用ください。
update2024.11.20 19:00

ZoomexがクリプトバトルZを開催!毎週開催の取引大会で現物USDTやボーナスを獲得

2024年11月1日、海外取引所のZoomex(ズーメックス)が、取引大会シリーズ「クリプトバトルZ」を開催しました。ラウンドごとの特典総額は3,480ドル相当です。当記事では、クリプトバトルZの詳細や参加方法、注意点を解説します。
update2024.11.15 20:00

ゴールドラッシュXMは本当に儲かるのか?ほぼ破綻リスクゼロのEAの実力は

ゴールドラッシュXMのランディングページで謳われている「1ヵ月で取引資金が2倍に」、「破綻リスクはほぼゼロ」という宣伝文句に違わぬ実力が備えられているのか、フォワードテスト・バックテストを実施して検証しました。
update2024.11.14 20:30

Titan FXがブラックフライデーキャンペーンを開催!取引でキャッシュバックが付与

Titan FXが、2024年11月25日(月)からブラックフライデーキャンペーンを開催します。今回のキャンペーンでは、FX通貨ペア銘柄またはゴールドを1ロット取引するごとに500円のキャッシュバックが付与されます。
update2024.11.14 20:00

XMTradingが仮想通貨CFDのスプレッドを縮小!どのくらい狭くなったか検証

2024年10月25日にXMTradingが仮想通貨CFDのスプレッドを縮小しました。この記事では、BTCUSDとETHUSDのスプレッドの計測結果やほかのFX業者と比較した結果を解説します。
update2024.11.14 19:30

Milton Marketsが11月の1万円FXチャレンジとXリポストキャンペーンを開催!

Milton Marketsで、11月の1万円チャレンジが開催されます。この記事では、開催期間や上位入賞の条件、これまでの1万円チャレンジと変わった点などを解説します。
update2024.11.14 19:00

XMTradingがお歳暮プロモを開催!100%入金ボーナスを付与

海外FX業者のXMTradingが2024年10月15日から11月15日までお歳暮プロモを開催することを発表しました。キャンペーン期間中に対象口座へ入金すると、100%の入金ボーナスが付与されます。新規・既存ユーザーの両方が対象です。
update2024.11.12 19:30

Zoomexがあったか冬支度応援キャンペーンを開催!総額76万円相当のビットコインとAmazonギフト券がもらえる

Zoomex(ズーメックス)が、あったか冬支度応援キャンペーンを開催しました。各種条件をクリアすると、総額76万円相当のビットコインとAmazonギフト券を獲得できます。キャンペーン開催期間は、2024年11月19日〜11月25日までです。
update2024.11.07 19:30
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル