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FCA 取引プラットフォームの市場調査を実施

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update 2022.01.28 12:32
FCA 取引プラットフォームの市場調査を実施

update 2022.01.28 12:32

トレーダーに最も有利な条件を提供するブローカーを調査

イギリス金融行動監視機構(The UK Financial Conduct Authority)【以下、FCAと称す】は、取引プラットフォームの市場調査を行うことを発表した。プラットフォームとプラットフォームを提供するブローカーの両方が調査の対象となり、どのブローカーの取引環境がトレーダーにとって最も良い条件を提供しているのかを調べる。

トレーダーを世界のマーケットに結びつける、取引プラットフォームは、資産と投資の管理を行う上で重要な役割を果たすとFCAは主張している。

プラットフォーム市場は過去8年間、成長を続けている。2008年の管理資産額(AUA)は1,080億ポンドだったのに対し、2016年は、5000億ポンドにまで増加している。

プラットフォームは、情報に基づいた投資ができるよう、顧客とアドバイザーにデータやツール等の情報を提供する。FCAは、トレーダーの取引をサポートするプラットフォームの有効性を検証し、投資の場として適切に提供されているかを調査する。加えて、ブローカーやプラットフォームをそれぞれ評価することで、どのブローカーが顧客に最も良い取引環境を提供しているかを見定めていくという。

さらに、FCAは取引可能な銘柄や、関連データ、プラットフォーム間のやりとり、資産運用会社、財務アドバイザー、ファンド評価機関などが、トレーダーの実績にどのように関連しているかについても注目している。この調査は、先月発表されたアセットマネジメント市場の最終報告書に続くもので、当調査により各プラットフォームの競合いにおける問題を表面化した。

FCA 戦略・コンペティション部門のエグゼクティブディレクターであるChristopher Woolard氏は、この調査により各プラットフォームが競合することで、顧客の利益につながることに関心を示しており、以下のようにコメントしている。

プラットフォームは顧客に大きな利益を生みだす可能性を秘めており、我々は実際に顧客が利益を得られることを保証したいです。

Christopher Woolard, Executive Director of Strategy and Competition at the FCA

FCAは、当調査におけるフィードバックを2017年9月8日までに提出するよう要請しており、2018年の夏には中間報告書を発表する予定としている。

release date 2017.07.17


Date

作成日

2017.07.17

Update

最終更新

2022.01.28

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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