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FXCM 新ツール「マーケットデータシグナル」をリリース

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update 2022.05.30 15:24
FXCM 新ツール「マーケットデータシグナル」をリリース

update 2022.05.30 15:24

FXCMにおけるオープンポジションと、ビッグデータを活用

大手海外FXブローカーのForex Capital Markets Limited(本社:55 Water Street, 50th Floor, New York, NY 10041 USA)【以下、FXCMと称す】は、新たなツールとしてセンチメント(市場心理)指標をリリースしたことを発表した。

新たなツールはマーケットデータシグナルと呼ばれるもので、取引における判断に役立つ情報の提供を目的としている。マーケットデータシグナルの最新情報は、FXCMのウェブサイトから入手することが可能な他、Twitter(アカウント名:FXCM Market Data)でも公開されている。

マーケットデータシグナルはFXCMの投機センチメント指標(SSI)とグリッドシグナル指標(GSI)を元に、リアルタイムで公開される。投機センチメント指標は、取引履歴を元にしたシグナルであり、グリッドシグナル指標は過去に分析されたパターンや傾向を認識する指標である。FXCM独自のツールは、FXCMにおけるオープンポジションやビッグデータの情報を活用している。

FXCMは、取引注文時や決済時の新しい戦略に役立つ、トレーダー向けのツールの提供を目指している。今回の新たなツールにより、トレーダーは市場の動向を把握するだけでなく、新たな取引のチャンスを見つけることができるだろう。

トレーダーが、1つの指標のみで相場を判断する場合、トレーダーの意向とは、反対の傾向を示しているということがよく起こる。トレーダーが特定の銘柄の上昇に期待すればする程、その銘柄は下落する可能性が高くなる。市場の動向を把握する際、市場心理指標だけを頼りに投資を行うことは適切ではなく、1つの指標を分析するだけでは不十分なことが多い。FXCMは、トレーダーが取引する際の判断に利用できるもう一つの指標を提供することで、多方面からの分析が可能となり、トレ―ダーに有益な指標となることを期待している。

release date 2017.06.28


Date

作成日

2017.06.28

Update

最終更新

2022.05.30

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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