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欧州証券市場監督局、FX・CFD業界における規制の見直しを発表

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update 2022.01.28 12:39
欧州証券市場監督局、FX・CFD業界における規制の見直しを発表

update 2022.01.28 12:39

MiFID IIの導入に伴い、ESMAの権限が拡大

欧州証券市場監督局(The European Securities Markets Authority)【以下、ESMAと称す】は、FXとCFD業界に対して、新たな規制措置の実施を検討していることを明らかにした。ESMAは、公式声明にてFXやCFD商品の提供においても、バイナリーオプションと同様に懸念があることを強調した。

昨年末、英国金融サービス機構(The UK Financial Conduct Authority)【以下、FCAと称す】が、レバレッジ制限やボーナス付与の禁止などの規制強化に乗り出したが、現在、ESMAも同様の措置を模索しているようである。

ESMAの見直しにより、FCAもFXとCFDのレバレッジ規制の実施を延期し、ESMAとの取組みを調整することを発表した。

来年から実施が予定されている第二次金融商品市場指令(Markets in Financial Instruments Directive II)【以下、MiFID IIと称す】では、ESMAの権限が拡大されている。ESMAの権限について、MiFID IIの第40条では、以下のように定められている。

ESMA及び各国の規制当局は、金融商品のマーケティングや販売をモニタリングし、特定の金融商品若しくは特定の特性を有する金融商品のマーケティングや販売を禁止することが可能である。ただし、ESMAの介入は、各国の規制当局が措置を講じるまでの一時的なものとされる。

MiFID II第40条より一部引用

ESMAは、既存の規制に対して、消費者保護の観点において、確実性が不十分な可能性があると意見している。その為、ESMAは、投資家のリスクを最小限に抑えるべく、介入権限の行使を検討している。 これは、MiFID IIに基づく新しい規制の枠組みの一部に取り入れられており、ESMAは、マーケティング活動や特定金融商品の流通または販売、いくつかの金融活動を一時的に禁止、もしくは制限する権限を有することになる。

ESMAは、声明の中で次のようにコメントを発表している。

ESMAは、FXやCFD、バイナリーオプションの様な投機性の高い商品を個人投資家に提供することに関して、長い間懸念を抱いてきました。ESMAは、 これらの分野において、コンバージェンス作業のモニタリングや管理を続けていきいます。

PRODUCT INTERVENTION - GENERAL STATEMENTより一部翻訳

MiFID IIは、ESMAの承認を得た上で、2018年1月3日から適用されることが予定されている。

release date 2017.06.29


Date

作成日

2017.06.29

Update

最終更新

2022.01.28

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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