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キプロス証券取引委員会、アフィリエイトに関する新ガイドラインを発表

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update 2022.01.28 12:41
キプロス証券取引委員会、アフィリエイトに関する新ガイドラインを発表

update 2022.01.28 12:41

ブローカーのアフィリエイト運営の監視体制を強化

キプロス証券取引委員会(本社:27 Diagorou Str. CY-1097 Nicosia, Cyprus)【以下、CySECと称す】は、CySEC管轄下のブローカーに対し、アフィリエイトの運営における監視体制を強化するための新たなガイドラインを発表した。

このガイドラインは、バイナリーオプション業者やCFDブローカーの業務慣行やサービス提供方法における取締強化を目的としており、CySECの認可を受けているキプロス証券会社(CIF)は、新ガイドラインの一環として以下の内容が新たに要求される。

  • アフィリエイト契約を締結、管理、または終了する際、適切な判断、配慮を行う。
  • アフィリエイト運用者は、必要に応じて何らかの認可を取得、または管轄区域への登録を行う。
  • アフィリエイト運用に使用する資料の内容は、明確かつ公平で誤解を招かないものとし、ブローカー側で作成した資料を使用しなくてはならない。第三者が作成する場合、事前にブローカーの承認を得る必要があり、それらは、継続的にブローカーの元管理される。

アフィリエイト運用者が契約範囲外の行動を起こした場合、ブローカーは、提携を止め、適切な措置を講じると同時に、ウェブサイトにて顧客へ当アフィリエイトの提携終了の旨を通知しなくてはならないとしている。

ブローカーは、トラブルが起こった場合も、CySECに通知し、そのアフィリエイトのウェブサイトの詳細並びにアフィリエイト に関する情報を提供しなければならない。

これらの規則を逸脱して運営するアフィリエイトにおいては、警告リストにまとめられ、CIFライセンスの全てのブローカーへ通知される。警告リストには、アフィリエイトのウェブサイトや代表者の情報等の詳細が記載されており、ブローカーは、リストに掲載されているアフィリエイトとの提携を停止または避けなければいけない。

昨今、規制当局だけではなく、大手企業もバイナリーオプションの広告を禁止するなど、バイナリーオプション業者の不正行為の取り締まりが厳格化している。

release date 2017.06.27


Date

作成日

2017.06.27

Update

最終更新

2022.01.28

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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