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キプロス証券取引委員会、サービス提供先の第三国リストを要請

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update 2022.01.28 12:56
キプロス証券取引委員会、サービス提供先の第三国リストを要請

update 2022.01.28 12:56

「第三国における投資活動及び付随サービス提供における特権」に関する新たな通達

キプロス証券取引委員会(本社:27 Diagorou Str. CY-1097 Nicosia, Cyprus)【以下、CySECと称す】は、キプロス証券会社(CIF)の認可を受けているFXブローカー及びバイナリーオプション業者に対し、「第三国における投資活動及び付随サービス提供における特権」に関して、新たな通達を行った。

CySEC会長のDemetra Kalogerou氏は、CIFライセンスのブローカーへ、サービスを提供しているEU圏以外の第三国リストを、今月5月末までに提出するよう要請した。また、第三国リストに加え、各国における法的助言や公文書の有無を提示することも求められる。ただし、これらの資料をCySECに提出する義務はなく、CySECが必要と判断した場合には、調査を受理しなくてはいけないものとしている。

CySECは、規制機関として、2017年3月3日に発表した「第三国における投資活動及び付随サービス提供における特権」に関して新たに以下のとおり要請する。

1. キプロス証券会社(CIF)は、現在サービスを提供している第三国において、ライセンスを保持していない場合、サービス提供を正当に肯定する法的助言や、第三国監督当局より取得した公文書を取得、または、法律コンサルタントへ適切な法的助言を受けること。

2. キプロス証券会社は、CySECへ2017年5月31日までに以下の内容を提出すること。
・第1項を遵守していることに関しての全役員の署名
・サービス提供先の第三国リスト、並びに法的助言や公文書の有無
※関連資料をCySECに提出する義務はないが、CySECが必要であると判断した場合は、調査を受理すること。

2017.05.04 Freedom to provide investment and ancillary services and/or perform investment activities in a third countryより一部翻訳

これにより、CIFライセンスのブローカー達が、EU圏内にて、規則に遵守したサービスを提供することをCySECは期待している。それに加え、第三国に対し無許可でサービスを提供することを取り締まることも可能となる。

release date 2017.05.04


Date

作成日

2017.05.04

Update

最終更新

2022.01.28

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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