Select Language

Bybitローンチプールに仮想通貨POLが登場!参加方法も解説

Bybitローンチプールに仮想通貨POLが登場!参加方法も解説

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2023.11.08 12:09
Bybitローンチプールに仮想通貨POLが登場!参加方法も解説

update 2023.11.08 12:09

Bybit(バイビット)は2023年10月25日、Polygon2.0のネイティブトークンであるPOLをローンチプールの対象銘柄にすると発表しました。

ローンチプールは、特定の仮想通貨を預け入れることで、新規上場トークンが毎日無料で配布されるBybitのサービスです。

POLのローンチプールでは、POLを預け入れた利用者が総額20万POLの報酬を山分けすることになります。開催期間は、2023年10月25日午後9時から11月8日午後7時(日本時間)となっています。

仮想通貨POLとは

仮想通貨(暗号資産)POLは、イーサリアムのスケーリングソリューションであるPolygon(ポリゴン)が発行する新しいトークンです。既存のMATICをアップグレードしたトークンとされており、2023年7月よりPOLに関する提案が行われてきました。

仮想通貨(暗号資産)POLの稼働

画像引用:Polygon

2023年10月4日には、イーサリアムのテストネットで稼働するなど、仮想通貨コミュニティで注目を集めていました。10月25日、Polygonは、POLがイーサリアムメインネットで稼働したことを発表しています。

point テストネットとは

テストネットは、仮想通貨(暗号資産)の開発環境のことで、開発や試験などを行うブロックチェーンを指します。テストネットはメインネット(本番環境)を立ち上げる前に仮想通貨を開発する際に使われるため、正式に仮想通貨をローンチ(公開)する際にはメインネットをテストネットから切り離して立ち上げます。

今後、仮想通貨POLは既存のMATICと置き換わっていく予定です。しかし、今回のPOLトークンの発行によって、現在稼働中のシステムに変化はなく、現時点ではMATIC保有者やステーキングユーザーへの影響はないとしています。

Polygon2.0のネイティブトークン

2023年6月、Polygonは「Polygon2.0」と呼ばれる大型アップグレード案を発表しました。仮想通貨POLは、Polygon2.0のネイティブトークンとして機能します。

point Polygon2.0とは

Polygon2.0とは、Polygonが進める大型アップグレードを指す言葉です。ゼロ知識証明を活用したレイヤー2ネットワークの開発を計画しており、「インターネットの価値レイヤー(Value Layer of the Internet)」の構築を目指しています。Polygon2.0の計画の一環として、MATICからPOLへの移行が計画されています。

今後、仮想通貨POLは、Polygonのエコシステムにおいて、重要な役割を持つと考えられます。

仮想通貨POLの使い道

仮想通貨(暗号資産)POLの使い道として、以下のようなものが想定されています。

ステーキングと報酬

Polygonでは、バリデーターがブロックチェーンに仮想通貨を預け入れ、承認システムに貢献して報酬を得るPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しています。

PoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは
point バリデーターとは

一般的な意味でのバリデーターとは、仮想通貨ブロックチェーンのブロック生成やトランザクション(取引)データの内容が正しいのかを検証し承認するノード(端末)のことです。

主にコンセンサスアルゴリズムにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する仮想通貨で採用されており、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)でマイニングを行うマイナーと同様の役割を担っています。

point PoSとは

PoSはブロック生成ルールの1つです。ビットコイン(BTC)などが採用するPoW(プルーフ・オブ・ワーク)と比較して、電力消費が少ない点や拡張性が高い点などで注目されています。

Polygonでは、MATICをステーキングに使用しますが、今後はPOLに置き換わる見込みです。また、ステーキングの報酬にも、POLが使用されます。

トランザクション手数料

POLは、Polygonブロックチェーンのトランザクション手数料(ガス代)に使用される予定です。

point ガス代とは

ガス代とは、ブロックチェーン上でトークンを送付する際やスマートコントラクト実行時などに発生する手数料です。トランザクションの検証作業を行うマイナーやバリデータへの報酬としての側面も持ちます。

ガバナンス

POLは、Polygonのガバナンストークンとして利用される予定です。

point ガバナンストークン

ガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。

ローンチプールとは?

BybitローンチプールはBybit(バイビット)が提供するステーキングサービスで、指定された仮想通貨(暗号資産)を預け入れると、新規発行されるトークンが無料でもらえます。

また、預け入れた仮想通貨はいつでも自由に引き出せ、キャンペーン終了後は全額ウォレットに戻すことができますので、リスクなく参加できます。

ローンチプールの詳細

今回のPOLのローンチプールでは、POLプールが用意されており、POLを預け入れることで参加可能です。なお、預け入れた仮想通貨はいつでも払い戻すことができます。

POLプールの詳細は以下の通りです。

賞金総額 20万POL
預け入れ資産 POL
期間 2023年10月25日午後9時〜11月8日午後7時(日本時間)
参加条件
・POLの保有
・KYC(本人確認)レベル1

2023年5月8日以降、Bybitでは入金や取引、資産運用サービスなどの利用には、本人確認(KYCレベル1)が必須となりました。ローンチプールに参加するためにも、事前にKYCレベル1を完了させておきましょう。

配当付与のタイミング

ローンチプールの計測は預け入れたタイミングではなく、日本時間朝9時から始まります。さらにその翌日の朝9時に配当が付与されます。

ローンチプールの計測タイミング

朝9時以降に預け入れた場合、配当付与は翌々日になるということですね。

預け入れた通貨はいつでも引き出し可能ですが、引き出した日から配当を受けられなくなりますので注意が必要です。

利回りの計算方法

ローンチプールの利回りは、「自分が預けた通貨数量」と「全参加者が預け入れた通貨総数」と「報酬総額」によって決定します。参加者が預け入れた総数が多ければ多いほど年間利回りは低くなる仕様であり、一定の利回りを貰い続けられるわけではありません。

具体的な利回りの計算方法は、以下のようになります。

POLプールの報酬 =
(自分が預け入れたPOL数量 ÷ 全参加者が預け入れたPOL総数) × POLプールの賞金総額

Bybitローンチプールの参加方法

手順1

以下のリンクをクリックし、ローンチプールのぺージを開きます。

ローンチプールを開く link

手順2

「POL Pool」の枠内にある、「今すぐステーキングする」をクリックします。

ローンチプールの参加

手順3

ステーキングする数量を入力します。その後、「Bybitサービス規約を読み、同意しました。」のチェックボックスにチェックを入れ、「今すぐステーキングする」をクリックします。

Bybitローンチプールのステーキング詳細

手順4

ステーキングが完了したら、「購入完了」というメッセージが表示されます。これで、Bybitローンチプールへの参加手続きは完了です。ステーキング状況を確認したい場合は、「注文を見る」ボタンをクリックすると、資産運用アカウント内のローンチプール専用ページに遷移します。

Bybitローンチプールのステーキング完了

BybitでPOLを購入する方法

Bybit(バイビット)では、3つの手順でPOLを購入できます。

  1. 購入ページにアクセス
  2. 購入条件を入力
  3. 内容を確認して購入

手順1

まずは以下のリンクをクリックし、POLの購入ページ(POL/USDT)にアクセスします。

手順2

ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でPOLを購入するには、以下のように操作をして「POLを買う」をクリックします。

Bybitで成行でPOLを購入する方法

番号

項目名

説明

1

「買い」または「売り」

通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「買い」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売り」を選びます。

2

注文方法

成行を選びます。

3

注文価格

購入したい数量を入力します。

POLはUSDTを支払って購入します。そのため、USDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。

手順3

内容を確認して「POLを買う」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したPOLは現物アカウント残高に反映されます。

BybitでのPOLの成行購入確認画面

以下の記事では、買い方に関してより詳しく説明しています。有利な価格を指定する「指値」の使い方なども解説しています。

無料で新規上場通貨を獲得できる

Bybit(バイビット)のローンチプールは、新規上場通貨を無料で獲得できるイベントのため人気があります。

参加するにはトークンの預け入れが必要となりますが、預け入れた仮想通貨はいつでも払戻しが可能です。そのため、ウォレットに保有するのと同じような感覚で利用できます。ローンチプールは期間限定のイベントなので、開催期間中は上手に活用したいですね。


Date

作成日

2023.10.26

Update

最終更新

2023.11.08

Myforex編集スタッフー仮想通貨担当ー

2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨KAITOの将来性は?AI活用のWeb3情報プラットフォームKaito AIの特徴や評判を解説

仮想通貨KAITOは、Web3の情報アクセスを変革する次世代プラットフォーム「Kaito AI」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KAITOの概要や将来性、Kaito AIが提供するYapsの仕組み、SNSでの評判などを解説します。
update2025.02.19 19:00

FXGTでの出金拒否報告が増加中、これまでとは違う危険な兆候とは?

FXGTの出金拒否の報告・原因のほか、ユーザーの流出状況などをまとめました。SNS上ではここ数ヶ月の間に出金拒否に関する投稿が増加しており、ユーザーの間では「自分も出金拒否されるのでは」「FXGTがつぶれるのでは」といった不安が広がっています。
update2025.02.14 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

仮想通貨SOSOの将来性は?AI活用の投資分析プラットフォームSoSoValueがトークン発行

仮想通貨SOSOは、中央集権型金融の効率性と分散型金融の透明性を組み合わせた投資分析プラットフォーム「SoSoValue」のガバナンストークンです。当記事では、仮想通貨SOSOの将来性やSNSでの評判、SoSoValueの特徴などを解説します。
update2025.01.24 19:30

Bybitからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、実際にBybitからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2025.02.19 19:30

【全て無料】MT4/MT5を日本時間にできるインディケータのおすすめが決定!

MT4/MT5に表示されている時間は、インディケータを使えば簡単に日本時間へ変えられます。MT4/MT5を日本時間表示にしておくと、各市場のトレンドを把握しやすくなったり、経済指標の発表時間に合わせた取引がしやすくなったりと、何かと便利です。
update2024.12.04 20:00

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MacのMT4/MT5はダウンロードしても使えない?文字化けや起動しない時の対策方法や最終手段を紹介!

Mac版のMT4やMT5は不具合が良く発生するため、自分の使い方が悪いのか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、Mac版のMT4・MT5のトラブルや解決方法を解説します。
update2024.12.04 20:30

コインチェックからBybitに送金してみた!送金手数料や反映時間についても解説

コインチェック(Coincheck)からBybitに仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験やSNSでの口コミなども交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.11.29 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル