Select Language

Alpha|ビットコイン(BTC)版friend.tech|その将来性や始め方を解説

Alpha|ビットコイン(BTC)版friend.tech|その将来性や始め方を解説

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2023.09.30 01:02
Alpha|ビットコイン(BTC)版friend.tech|その将来性や始め方を解説

update 2023.09.30 01:02

Alpha(アルファ)は、New Bitcoin Cityが手掛ける新しいSocialFiアプリです。ビットコイン(BTC)版friend.techと呼ばれており、日本国内でも話題となっています。

Alphaでは、ユーザー自身が、自分の限定コンテンツや自分とプライベートチャットできる権利を販売できます。この権利を鍵と呼び、マーケットプレイスで売買できます。

当記事では、Alphaの概要を紹介した上で、X上での評判やfriend.techとの違い、始め方、将来性などを解説します。

Alphaとは

Alphaのリリース告知バナー

画像引用:New Bitcoin City公式X

Alphaは、ビットコイン(BTC)版のfriend.techと自称するアプリです。2023年9月16日に、正式リリースが発表されました。

friend.techは、Baseブロックチェーン上に構築されたSocialFiアプリです。インフルエンサーは、シェア(Share)と呼ばれる独自のソーシャルトークンを発行し、販売できます。

そして、シェア(Share)を保有するユーザーは、対象のインフルエンサーとプライベートなメッセージを交換できます。

point SocialFiとは

SocialFiは、SNSなどのSocialと金融のFinanceを組み合わせた言葉です。はっきりとした定義はありませんが、一般的に仮想通貨などを報酬システムに組み込んだSNSなどを指します。

Alphaは、friend.techと同様のサービスを提供しています。

Trustless Computer上のDApp

AlphaはTrustless Computer上に構築されるDApp(分散型アプリ)で、Trustless Computerは「ビットコインのレイヤー2」をコンセプトとするブロックチェーンです。

point レイヤー2

多くのブロックチェーンは、異なる役割を持つブロックチェーンが階層別に独立して相互通信する「レイヤー構造」になっています。基礎的な役割を担うブロックチェーン層をレイヤー1と呼び、レイヤー1の情報処理を助ける層をレイヤー2と呼びます。

sample

本来、ビットコインはスマートコントラクトに対応しておらず、DAppプラットフォームとして利用できません。しかし、Trustless Computerを活用すると、ビットコインを基礎としたDApp開発が可能になります。

マーケットプレイスで鍵を売買

Alphaマーケットプレイス

画像引用:Alpha

Alphaは、friend.techと同様のサービスを提供しています。インフルエンサーは、プラットフォーム上で鍵を発行して、販売できます。この鍵は、マーケットプレイスで売買可能です。

そして、鍵の保有者は、対象となるインフルエンサーの限定コンテンツやプライベートチャットへのアクセスが可能です。

また、マーケットプレイスでの取引には、Trustless ComputerのネイティブトークンTCが用いられます。

利用時間に応じてポイント獲得

Alphaのポイントエアドロップ

画像引用:Alpha

Alphaはアプリの利用時間に応じてポイントを付与しており、1日で最大10ポイントをもらえます。ポイントに関する詳細は不明ですが、将来的にエコシステム内で利用できる見通しです。

X(旧Twitter)での評判

Alphaは、正式リリースから早々に、日本国内でも話題となっています。招待機能が実装されているのもあり、X上ではAlphaに関する投稿が拡散されています。

Alphaをおすすめする声や感想、システムや始め方などの解説が数多く投稿されています。

Alphaの始め方

AlphaはiOSとAndroidに対応しており、スマホがあれば誰でも使えます。Alphaの始め方は、以下の通りです。

  • スマホでAlphaの公式ページを開く
  • 「Install the App」をタップする
  • ホーム画面にアプリを追加する
  • Xのアカウントを連携する
  • 仮想通貨TCを入金する

以上のプロセスで準備完了です。これで、特定のインフルエンサーの鍵を売買したり、自身の鍵を発行したりできます。

friend.techとの違い

Alphaは、friend.techとほぼ同じサービスを提供しています。公式サイトによると、主な違いとして以下の点が挙げられます。

  • ビットコインブロックチェーンを基礎とする
  • より分散化されたシステム
  • 最適化されたUX

ビットコインブロックチェーンを基礎とする

friend.techがBaseブロックチェーンを活用する一方、Alphaはビットコインブロックチェーンを基礎としています。

分散化されたシステム

friend.techが活用するBaseブロックチェーンは、米大手取引所コインベースが開発するブロックチェーンです。コインベースは、中立的な立ち位置をとっていますが、公平性が確約されているわけではありません。

その反面、Alphaが利用するTrustless Computerは、より分散型の運営で、トラストレスな仕組みになっています。

より最適化されたUX

friend.techと比較して、AlphaのUX(ユーザーエクスペリエンス)は、より最適化されています。

Alphaの将来性

Alphaは新しいサービスで実力は未知数です。現時点で将来性にプラスに働く要因としては、以下が挙げられます。

  • New Bitcoin City構想
  • ビットコインのキラーアプリ
  • friend.techのTVLが増加中

New Bitcoin City構想

New Bitcoin City

画像引用:New Bitcoin City公式X

Alphaは、New Bitcoin City構想の一部として立ち上げられました。

New Bitcoin Cityとは、Trustless Computerを中心に、ビットコインのユースケースを模索する試みです。当記事執筆時点(2023年9月19日)では、DeFi(分散型金融)やAI(人工知能)、アートなどの分野での取り組みが実施されています。

New Bitcoin City構想が上手くいけば、Alphaの将来性が高まる可能性があります。

ビットコインのキラーアプリ

Alphaは、ビットコインのキラーアプリになり得ると期待されています。

各方面でビットコインブロックチェーンを活用する試みが続けられていますが、有力なDAppは登場していません。Alphaは、キラーアプリとして流行してビットコイン経済圏を取り込む可能性があります。

friend.techのTVLが増加中

friend.techのTVL

画像引用:DefiLlama

friend.techのTVLは右肩上がりに推移しており、3,600万ドル以上を記録しています。

point TVLとは

TVLはTotal Value Lockedの頭文字をつなげた言葉で、ブロックチェーンやDAppに預け入れられた仮想通貨の総額を示します。この金額は人気のバロメーターとしても使用されます。

Alphaはfriend.techと同様のサービスであり、同等のポテンシャルを持っている可能性があります。

friend.techを超えられるか

Alphaは、ビットコイン版のfriend.techとして登場しました。上手くいけば、本家のfriend.techを超えるかもしれません。日本国内でも人気となっており、試してみるのも良いかもしれません。


Date

作成日

2023.09.21

Update

最終更新

2023.09.30

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨KAITOの将来性は?AI活用のWeb3情報プラットフォームKaito AIの特徴や評判を解説

仮想通貨KAITOは、Web3の情報アクセスを変革する次世代プラットフォーム「Kaito AI」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KAITOの概要や将来性、Kaito AIが提供するYapsの仕組み、SNSでの評判などを解説します。
update2025.02.19 19:00

FXGTでの出金拒否報告が増加中、これまでとは違う危険な兆候とは?

FXGTの出金拒否の報告・原因のほか、ユーザーの流出状況などをまとめました。SNS上ではここ数ヶ月の間に出金拒否に関する投稿が増加しており、ユーザーの間では「自分も出金拒否されるのでは」「FXGTがつぶれるのでは」といった不安が広がっています。
update2025.02.14 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

仮想通貨SOSOの将来性は?AI活用の投資分析プラットフォームSoSoValueがトークン発行

仮想通貨SOSOは、中央集権型金融の効率性と分散型金融の透明性を組み合わせた投資分析プラットフォーム「SoSoValue」のガバナンストークンです。当記事では、仮想通貨SOSOの将来性やSNSでの評判、SoSoValueの特徴などを解説します。
update2025.01.24 19:30

Bybitからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、実際にBybitからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2025.02.19 19:30

【全て無料】MT4/MT5を日本時間にできるインディケータのおすすめが決定!

MT4/MT5に表示されている時間は、インディケータを使えば簡単に日本時間へ変えられます。MT4/MT5を日本時間表示にしておくと、各市場のトレンドを把握しやすくなったり、経済指標の発表時間に合わせた取引がしやすくなったりと、何かと便利です。
update2024.12.04 20:00

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MacのMT4/MT5はダウンロードしても使えない?文字化けや起動しない時の対策方法や最終手段を紹介!

Mac版のMT4やMT5は不具合が良く発生するため、自分の使い方が悪いのか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、Mac版のMT4・MT5のトラブルや解決方法を解説します。
update2024.12.04 20:30

コインチェックからBybitに送金してみた!送金手数料や反映時間についても解説

コインチェック(Coincheck)からBybitに仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験やSNSでの口コミなども交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.11.29 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル