仮想通貨BGBの将来性は？保有者特典とBitgetの特徴などを解説

仮想通貨（暗号資産）BGBは、Bitget（ビットゲット）が発行する取引所トークンです。Bitgetは大手取引所の一つで、オフショア地域から全世界に向けてサービスを展開しています。

仮想通貨BGBは、価格が右肩上がりに推移しており、仮想通貨市場で注目を集めつつあります。Bitgetが好調なこともあって、BGBの将来性も有望視されています。

当記事では、仮想通貨BGBの将来性や保有者特典、ステーキングの方法、Bitgetの特徴などを網羅的に解説します。

画像引用：Bitget

Bitgetは、元々BFTを取引所トークンとして使用していました。BFTは「Bitget DeFi Token」のシンボルです。

Bitgetは、2022年7月にBFTのアップグレード版としてBGBをリリースしました。BFT保有者には、1対2の割合でBGBが付与されています。

BGBは、まだまだマイナーな仮想通貨（暗号資産）です。当記事執筆時点（2023年5月30日）で、時価総額は仮想通貨市場全体で200位以下となっています。

しかし、2022年に仮想通貨市場が下落に見舞われた中でも、堅調な価格推移を見せました。2023年に入ってからは価格が大きく上昇しており、注目が高まりつつあります。加えて、2023年4月末に新しいホワイトペーパーを公開したのを大手メディアが報道し、今後に対する期待の声も挙がっています。

Twitter（ツイッター）上では、Bitget（ビットゲット）の公式アカウントがAMAを行なっており、フォロワーへの訴求を拡大しています。

仮想通貨BGBは、トークンが発行されてから好調な価格推移を見せています。

画像引用：CoinMarketCap

仮想通貨BGBの価格は、Bitget（ビットゲット）のエコシステムが拡大すれば上昇すると考えられます。次のような事項が、BGBの将来性に関与する可能性があります。

仮想通貨BGBは、2023年2月末時点で日次取引量が約5億ドルに到達しました。BGBは他の取引所トークンと比較すると、取引量の割に時価総額がまだ小さく、大きなポテンシャルを秘めています。

取引量と時価総額の割合は、OXKのOKBやCrypto.comのCRO、BinanceのBNB、KuCoinのKCSの中で最も優れています。

画像引用：Bitget

Bitgetは仮想通貨BGBのバーンを実施し、デフレメカニズムを導入する見通しです。ホワイトペーパーの中で、適切なタイミングでBGBのバーンを開始すると明言しています。

仮想通貨BGBの使い道や、保有者の特典は以下の通りです。

IEOプラットフォームであるローンチパッドに参加できます。保有するBGBの数量に応じて、上場前の仮想通貨を割安購入できる権利が得られます。

ローンチプールでは、BGBをステーキングして、新しい仮想通貨を獲得できます。ステーキングするBGBの数量によって、もらえる仮想通貨の割り振り額が決められます。

BGB保有者には、エアドロップで仮想通貨が配布されます。エアドロップを受け取るには、新規上場トークンの取引開始日の15日前から連続して、最低4,000BGBを保有する必要があります。

ユーザーはBGBで取引手数料を支払えます。BGBを利用すれば、現物取引の取引手数料が20％オフとなります。

BGB保有者は、主要な仮想通貨を割引価格で購入できます。過去には、ビットコインやイーサリアムを50％オフで購入できる権利が付与されました。

BGB保有者は、コピートレードのシグナル配信者としてフォロワーから最大10％の利益分配を獲得できます。

Bitgetロトリーは、BGBが当たる宝くじです。BGB保有者は抽選に参加し、毎日BGBを獲得できるチャンスを得られます。

ある一定期間BGBを保有すると、先物取引で利用できるクーポン（ボーナス）を報酬として獲得できます。

BGBステーキングを利用すると、仮想通貨の出金手数料が無料となります。無料の出金回数は、預け入れるBGBの金額に応じて変動します。

ユーザーには、BGBの保有量に応じて、VIPステータスが与えられます。VIPステータスによって、取引手数料の割引やその他特典の内容が異なります。

BGB保有者は、「BGB Earn」というステーキングサービスでBGBの運用ができます。通常のセービングよりも、より良いAPYが提供されています。

「BGB Earn」で指定された期間ステーキングすると、仮想通貨BGBを割引価格で購入できる見込みです。

BGB保有者には、次に新規上場する仮想通貨を投票で決定する権利があります。投票した仮想通貨が上場すれば、その仮想通貨を報酬として獲得できます。

海外取引所のBybit（バイビット）でも、「ByVotes」というよく似たサービスを提供しています。

BGB保有者は、Bitget（ビットゲット）で同仮想通貨をステーキングし、報酬を獲得できます。

やり方は簡単で、自身のBitgetアカウントにログインして、ステーキングの設定を行うだけです。ステーキングページにアクセスし、利用する商品を選択してステーキングを開始します。

当記事執筆現在（2023年5月30日）、以下の3つの商品でBGBのステーキングが提供されています。

画像引用：Bitget

取引所Bitget（ビットゲット）は、以下のような特徴を持っています。

Bitgetはオフショア取引所です。100以上の国と地域でサービスを展開しており、800万人以上のユーザーを抱えています。

画像引用：Bitget公式Twitter

Bitgetは、ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）に加え、幅広い仮想通貨をサポートしています。当記事執筆時点（2023年5月30日）では、541種類の仮想通貨を取り扱っています。

Bitgetは、コピートレードや先物取引を主力としています。特に先物取引は、取引量が業界でも5本の指に入る規模です。

その他、GroupcoinやBGBロトリーなど、他の取引所にないユニークなサービスを提供しています。

Bitgetは、シンプルで使いやすいインターフェースを特徴としています。仮想通貨初心者でも簡単に取引ができます。

Bitgetは高い流動性を確保しています。大規模なユーザーを抱えているだけでなく、他の取引所と提携し、流動性を高めているのです。

Bitgetは、様々なセキュリティ対策を行なっています。例えば、2段階承認や暗号化、コールドストレージなどを導入し、顧客資産の安全性を保っています。

Bitgetのカスタマーサポートは、年中無休です。問題があれば、24時間いつでも問い合わせ可能です。

仮想通貨（暗号資産）BGBを取引できる取引所は以下の通りです。日本国内の取引所では購入できないので、海外取引所を使う必要があります。

Bitgetでは、3つの手順でBGBを購入できます。

まずは以下のリンクをクリックし、BGBの購入ページ（BGB/USDT）にアクセスします。

ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でBGBを購入するには、以下のように操作をして「購入 BGB」をクリックします。

内容を確認して「確認」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したBGBは現物アカウント残高に反映されます。

2023年5月、大手取引所Binance（バイナンス）が日本居住者向けサービスの停止を発表しました。新しく日本向けの取引所を立ち上げるとしていますが、サービスの内容はかなり限定的なものになると予想されます。これまでのように、オフショア取引所の環境で、自由に仮想通貨を取引したいユーザーにとっては、不便になるでしょう。

日本国内の仮想通貨コミュニティでは、Binanceの代替を探す動きがありますが、Bitget（ビットゲット）はその候補となるのでしょうか。もし、そうなれば、仮想通貨BGBにとってもプラスになると考えられます。