作成日
:2023.05.17
2023.05.17 14:17
2023年5月12日、国内発のNFTプロジェクトであるBLUBEA(ブルベア)NFTが正式にリリースされました。一時期、Twitter(ツイッター)上でトレンド入りするなど、コミュニティで大きな盛り上がりを見せています。
本記事では、BLUBEA NFTの特徴や有名人とのアンバサダー契約の詳細、NFTの使い道などを紹介します。また、OpenSeaで購入する方法も解説します。
BLUBEA(ブルベア) NFTは、「ちまきandもちいちろう」というユニットがデザインしたキャラクター、ブルベアをNFTにしたプロジェクトです。
画像引用:ブルベア
ブルベアは、TikTokを中心に人気を獲得しているインフルエンサーです。当記事執筆時点(2023年5月16日)で、TikTokのフォロワーは87万人を突破しています。また、ブルベアは人気ロックバンド「BLUE ENCOUNT」のグッズに利用されたことで、知名度を大きく向上させました。
BLUBEA NFTは、そんなブルベアをイーサリアムブロックチェーン上でNFT化したプロジェクトです。なお、チームメンバーとして、Web3.0やNFT関連事業を行う株式会社N3も参画しています。
BLUBEA NFTは、複数のパーツをアルゴリズムで組み合わせて生成したジェネラティブNFTです。固有のデザインを持つNFTが、合計8,888体発行されています。
ジェネラティブNFTとはデジタルアートの一種で、アルゴリズムや数学的な処理でランダムに生成される要素を含みます。それぞれ異なる背景や装飾品、表情などの要素を持っています。
BLUBEA NFTは、パーツの組み合わせによってレアリティ(希少性)が異なります。最も価値が高いGOLDパーツを持つNFTは、OpenSeaで高値で販売されています。
画像引用:ブルベア
2023年5月12日、BLUBEA NFTのミントが開始され、当日のうちに完売しました。
~ #BLUBEANFT SOLD OUT ~
— [email protected] (@BLUBEA_NFTPJ) May 12, 2023
皆さまのおかげで!!!
ブルベア(8,888)完売しました!⚡️⚡️⚡️
ブルベアで一緒に「青春」しよう⚡️ pic.twitter.com/KsjXz6XriC
ミントとはNFTを新しく発行することを指し、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを通じて行われます。NFTゲームなどでは、新しいNFTをミントするために別のNFTやゲーム内アイテムが必要になることがあります。
一次販売は終了しているため、入手する場合はOpenSeaで出回る二次流通のものを購入します。
なお、BLUBEA NFTはミント当初、画像が非公開の状態でしたが、5月15日からリビール(reveal)が可能になりました。そのため現在は、OpenSeaなどでもNFTの絵柄が確認できます。
NFTは、画像等が非公開のまま発行されることがあります。発行後に画像等を公開することをリビール(reveal)と呼びます。revealとは英語で公開するという意味です。
BLUBEA(ブルベア) NFTは、以下の有名バンドや俳優とアンバサダー契約を締結しています。
画像引用:ブルベア
BLUBEA NFTは、人気ロックバンドとして知られる「BLUE ENCOUNT」と、スペシャルアンバサダー契約を締結しました。BLUE ENCOUNTは、過去にブルベア関連のグッズを販売するなど、関係が深いバンドです。
画像引用:ブルベア
2023年4月25日、BLUBEA NFTは俳優の反町隆史氏とのスペシャルアンバサダー契約を発表しています。
ブルベアの先代キャラクターである「ブルー」は、反町隆史氏をモデルに創られました。こういった背景から、今回のアンバサダー契約が実現したと考えられるでしょう。
BLUBEA(ブルベア) NFTには、いくつかのユーティリティ(機能)が付与されています。ここでは主な使い道を解説します。
BLUBEA NFTは、Twitter(ツイッター)などでのプロフィール画像として使用できます。すでにBLUBEA NFTをプロフィール画像にしているTwitterユーザーが散見されます。
Twitterの仮想通貨コミュニティでは、NFTをプロフィール画像に設定することがひとつの文化となっています。
BLUBEA NFT保有者は、ホルダー限定グッズを獲得できます。なお、限定グッズはリアルなイベント(フィジカルイベント)開催時に配布される予定です。
NFTの保有者は、ブルベアLIVEというライブイベントに招待されます。ブルベアLIVEの内容は不明ですが、今後運営から詳細が発表されるでしょう。
BLUBEA NFTは、著名人などを招いた限定パーティーを開催する予定です。人数制限はあるものの、NFT保有者はパーティーの参加抽選権を得られます。
NFTを所有することで、ブルベアMVやTikTokの動画へ参加できます。約87万人のフォロワーを持つTikTokに参加できるのは、NFT機能の目玉の一つといえるでしょう。
BLUBEA NFTは、プロジェクトをPRしたり、新たなIP(知的財産権)を創るスタジオの設立を目指しています。スタジオで活動するユーザーのみですが、スタジオから発生する収益の一部が分配される見込みです。
NFT保有者には、今後リリースされるNFTのAL(アローリスト)が付与される見込みです。
アローリストは、NFT市場における優先購入権を意味する言葉です。ホワイトリストとも呼ばれており、通常はコミュニティに貢献した一部のメンバーに配布されます。
アローリストで優先購入権を配布するNFTプロジェクトは珍しくありません。国内ではLLAC(Live Like A Cat)などが、アローリストの仕組みを導入していました。
ここでは、BLUBEA(ブルベア) NFTの将来性を解説します。また、公式サイトで掲載されているロードマップの内容も紹介します。
BLUBEA NFTの将来性は、TikTokでの知名度を活かせるかどうかに影響すると考えられます。
前述の通り、ブルベアはTikTokで87万人のフォロワーを抱えています。同プラットフォーム発のキャラクターとしては、有数の知名度を持つといえるでしょう。既存のファンに適切なアプローチができれば、さらなる盛り上がりを見せる可能性があります。
また、ブルベアは「BLUE ENCOUNT」のバンドグッズとして販売され、知名度を向上させてきた経緯があります。今後も有名なプロジェクトや著名人とのコラボは、有効なマーケティング施策になるといえるでしょう。
公式サイトのロードマップによると、今後は以下のような計画をしています。
各計画の詳細は不明ですが、上記のプロジェクトを進行していきます。今後、新たなキャラクターIPを作成し、NFTを新規リリースする際には盛り上がりを見せるかもしれません。
また、独自のメタバース空間をリリースする場合、BLUBEA NFTをアバターとして利用できる可能性があるでしょう。
メタバースとは、インターネット上に構築された三次元空間を指し、主にコミュニケーションツールやゲームとして利用されています。
BLUBEA(ブルベア) NFTは、リリース直後に完売となりました。しかし、OpenSeaなどに出品されているNFTを買うことができます。
はじめに、メタマスクなどのウォレットを作成します。メタマスクの作成は以下のリンクからできます。
ウォレットの作成ができたら、購入と手数料支払いに必要な仮想通貨(暗号資産)を用意します。BLUBEA NFTはイーサリアム上に存在しており、ETHで購入できます。そのため、イーサリアムのアドレスにETHを入金するなどして残高を用意します。
メタマスクにETHを送る場合、イーサリアムを選んだ際に表示されるアドレスに送ります。
ウォレットに仮想通貨を用意できたら、OpenSeaにアクセスします。
ページにアクセスしたら「ウォレットを接続」をクリックし、利用するウォレットを選びます。そして、ウォレットの案内に従って操作します。
画面右上にウォレット残高が表示されれば、ウォレット接続は完了です。接続ができたら、購入したNFTをクリックしてください。
提示された金額で購入する場合は「今すぐ購入」をクリックし、手続きを進めます。
より安い金額で購入したい場合は、「オファーを提示」をクリックし、希望する購入価格を入力します。この方法では、売り手が合意した場合のみ購入できます。
2021年に起こったNFTブームの時期と比較すると、現在のNFT市場は取引高が激減しています。マーケットプレイス最大手の一つであるOpenSeaでも取引高が減少するなど、ブームの終焉が囁かれている状況です。
BLUBEA(ブルベア) NFTは、TikTokで多くフォロワーを抱えるなど、プロジェクトとしての基盤は整っているといえるでしょう。NFT全体が冷え込んでいる中、国内市場でどれだけの存在感を示せるのか注目です。
作成日
:2023.05.17
最終更新
:2023.05.17
2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。
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