Bybitのローンチパッドに仮想通貨ESNCが登場！メタバースプロジェクトのトークン

2022年10月12日、仮想通貨（暗号資産）取引所のBybit（バイビット）は、トークン「ESNC」をローンチパッドで配布すると発表しました。

ESNCは、メタバースプロジェクトの「Galaxy Arena」が発行する独自仮想通貨です。また、ローンチパッドとはBybitの独自サービスで、上場予定の仮想通貨を先行購入できます。

ESNCのローンチパッド開始は、2022年10月16日午前9時です。ローンチパッドを活用すれば、上場直前に購入して、上場直後の上昇を狙って売り抜けることも可能です。

仮想通貨ESNCとは、メタバース関連プロジェクト「Galaxy Arena」の独自仮想通貨です。

Galaxy Arenaは、スポーツ、エンターテイメント、eコマース、eスポーツ、その他のVR（仮想現実）体験を提供します。仮想通貨を軸としたエコシステムを兼ね備えており、X to Earnのブロックチェーンゲームハブとしても利用される見通しです。

画像引用：Galaxy Arena

ESNCはGalaxy Arenaの独自仮想通貨です。X to Earnの報酬やパートナーシップの特典としてだけでなく、メタバース内での経済を成立させる通貨としても利用されます。

獲得したESNCは、取引所で現金化できます。加えて、ステーキングや流動性マイニングなどを通じて利益を得ることも可能です。

なお、最大供給量は10億通貨に設定され、時間経過と共に徐々に発行されていきます。また、価値を維持するために、エコシステムで発生した利益を原資にバーン（焼却処理）が実施される予定です。

Galaxy Arenaの利用が活発になれば、ESNC価格はバーンにより上昇圧力が高まっていくと考えられます。これは、投資家にとって大きなインセンティブになり得るでしょう。

Bybit（バイビット）のローンチパッドへの参加は、以下2種類のいずれかの方法で行えます。

1つ目の参加方法は、BITトークン（BIT）をBybitに預け入れて、自分と他のユーザーの預け入れたBITの比率によって購入可能額が決定します。

ローンチパッドの開催期間は、日本時間の2022年10月16日午前9時から2022年10月21日午後8時59分までです。期間は3つに分かれており、それぞれで必要な手続きが異なります。

5日間にわたって、保有しているBITの数量を計測します。計測対象になるのは、Bybitの現物アカウント・デリバティブアカウント・資産運用アカウント・資金調達アカウントです。日々の残高は、日本時間の午後0時に更新されます。

コミットできるBIT数量の上限は、計測期間中の日次平均BIT残高に応じて異なります。つまり、コミット期間が始まる日だけBITを保有していても、期待通りの数量でコミットできない可能性があります。

コミット期間になると、ローンチパッドのページで「今すぐコミット」ボタンが押せるようになります。そこで、「コミット」と書かれたオレンジ色の枠内にある「今すぐコミット」ボタンを押して、交換するBITの量を入力します。コミットするためには、現物アカウントにBIT残高が必要です。

コミットしたBITの量に応じて、ESNCが配布されます。なお、獲得できる最大数量は1人あたり10,000 ESNCであり、以下の計算式に基づいて算出されます。

もう一つの参加方法は、USDTを預け入れて、購入の権利を抽選で得る方法です。抽選券を獲得したユーザーの中から、ランダムで当選者が決定されます。

5日間にわたって、ユーザー保有のUSDTの数量を計測します。計測対象となるのは、Bybitの現物アカウント・デリバティブアカウント・資産運用アカウント・資金調達アカウントです。記録された日々の残高は、日本時間の午後0時に更新されます。

5日間のUSDTの日次平均残高が100USDT以上であれば、参加条件を満たします。BIT預け入れの場合とは異なり、100USDT以上あれば、日次残高の額そのものはいくらでも構いません。

コミット期間になると、ローンチパッドのページで「今すぐコミット」ボタンが押せるようになります。そこで、「抽選」と書かれた緑色の枠内にある「今すぐコミット」ボタンをクリックします。コミットするためには、現物アカウントにUSDT残高が必要です。

抽選に当選した場合、配布期間中に200ESNCが自動的に現物アカウントに付与され、コミットした100USDTから200ESNC分のUSDTが差し引かれます。残ったUSDTは、現物アカウントに払い戻されます。

なお、抽選に当選しなかった場合、コミットした100USDTは全額現物アカウントに払い戻しされます。

もともとはBITを使って参加するユーザーが多数派でしたが、のちにUSDTを使って参加する人の比率が徐々に高まりました。前回のPUMLx・前々回のMIBRのローンチパッドでは、いずれもUSDTによる参加の方が人気でした。