Select Language

仏パリ・サンジェルマンのジャパンツアーで最高1,000万円のNFTチケットを販売

仏パリ・サンジェルマンのジャパンツアーで最高1,000万円のNFTチケットを販売

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2023.03.16 15:54
仏パリ・サンジェルマンのジャパンツアーで最高1,000万円のNFTチケットを販売

update 2023.03.16 15:54

パリ・サンジェルマンが、来日します。パリ・サンジェルマンはフランスの世界的なプロサッカークラブであり、「Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022」での来日に合わせて、NFTチケットが販売されます。通常のチケットとは異なり、1,000万円または100万円と高額な料金設定であり、VIP席からの試合観戦などの特典がついています。

パリ・サンジェルマンは、リオネル・メッシやネイマールなどのスタープレイヤーを多数擁しており、世界中にファンを抱えています。1995年以来2度目の来日ということもあって、日本のサッカーファンも楽しみにしており、Twitter(ツイッター)でも話題となっています。

Jリーグの3チームと激突

Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022のバナー

画像引用:PSG JAPAN TOUR 2022

Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022では、パリ・サンジェルマンがJリーグの3チームと試合をします。その対戦相手と日時は以下の通りです。

キックオフ日時 対戦相手 競技場
2022年7月20日午後7時30分 川崎フロンターレ 国立競技場
2022年7月23日午後7時 浦和レッズ 埼玉スタジアム2002
2022年7月25日午後7時 ガンバ大阪 パナソニックスタジアム吹田

それ以外にも、ファンとの交流や公開練習、異文化交流、eSports関連の取り組みなど、様々なイベントが実施される予定です。

仮想通貨市場での活動も視野に

Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022は、日本発・世界標準のアスリート特化型NFTマーケットプレイスである「MEETA ALL-STARS」やブロックチェーンゲームの「DAGEN」をオフィシャルパートナーとして迎え入れており、仮想通貨市場での活動も視野に入れている模様です。

今回のツアーでは、NFTでチケットを発行するほか、出場選手の動画やコメントをNFTにして販売しています。さらに、公式サイトにはNFTチケットとNFT動画等の横に「coming soon」の表示があり、NFTを使ったサービスをさらに展開していくと予想できます。

当記事執筆時点(2022年6月)で、試合まで1か月ほどの時間があります。この間、ファンを飽きさせないイベントが出てくると期待できます。

Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022 NFT販売

画像引用:PSG JAPAN TOUR 2022

最高1,000万円のNFTチケット

今回、Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022では、高額観戦チケット2種類がNFTで限定販売されています。1,000万円の「Platinum VVIP NFT Ticket」と、100万円の「Gold VVIP NFT Ticket」です。

これらのNFTチケットには、VIP席からの試合観戦だけでなく、試合観戦時の食事やドリンク、お土産などの権利が含まれています。加えて、Platinum VVIP NFT Ticketの場合、以下の特典が含まれています。すなわち、試合前ウォーミングアップの見学、ウェルカムレセプションへの参加、特別発表記者会見の見学、サッカークリニック、番組収録見学、公式練習見学、フェアウェルレセプションへの参加などです。

イーサリアムでチケットを発行

これらのNFTチケットは、イーサリアムのブロックチェーンで発行されます。専用のNFTマーケットで購入して入金が確定すれば、任意のウォレットアドレスに送付される仕組みです。

購入の仕組み

なお、NFTチケットは、2022年7月25日まで、他人に譲渡したり別のウォレットアドレスに転送したりできない設定になっています。

普及し始めるNFTチケット

NFTは、デジタルアートやゲームアイテムなどに広く利用されている技術です。日本語では非代替性トークンと呼ばれており、それぞれ固有の価値を持ちます。例えば、猫育成ゲーム「クリプトキティ」内での猫は、NFTとして作成されており、固有の外見や価値を持つため、ある猫を別の猫で代替することはできません。

NFTの特徴

画像引用:CryptoKitties

NFTは複製が難しく、ブロックチェーン上で利用できる特徴を持つことから、アートやゲーム以外にも様々なケースで活用され始めています。そのひとつの例として、NFTチケットが挙げられます。

NFTチケットは、スポーツや音楽、エンターテイメント業界に導入され始めています。日本では、大手コンビニチェーンのローソンが「LAWSON TICKET NFT」を開始した他、ライバーハウス株式会社がNFTチケットに関する特許を出願するなど、様々な動きがあります。その他、小規模ながら実用化する企業や団体も出てきています。

一方、海外でも同様の動きが進んでいます。例えば、アメリカンフットボールリーグのNFLがNFTチケットの導入を進めています。このような背景から、「YellowHeart」や「WICKET」などのNFTチケットプラットフォームが台頭しています。

knowledge 米スポーツ業界と仮想通貨

MLBやNFLなどに代表されるアメリカのスポーツ業界は、仮想通貨分野で積極的に事業展開しています。特にバスケットボールリーグのNBAは、NFTを活用したトレーディングカードゲーム「NBA Top Shot」が大ヒットしていることもあり、早くから仮想通貨をエコシステムに取り込んでいます。

NFTチケットの仕組み

NFTチケットは、オンラインで発行可能な既存のチケットと同じようなシステムを採用しています。専用のウォレットアプリを介して、QRコードを表示させることで入退場管理を行うものが主流だといえるでしょう。

仕組みとしては、既存のオンラインチケットに近いといえるかもしれません。NFTチケットの最大の特徴としては、発行元から購入するだけでなく、NFTマーケットプレイスで取引可能だということが挙げられます。

NFTチケットと売買の説明画像

ちなみに、記念チケットをNFTとして発行する場合もあります。記念チケットのNFTは、紙のチケットの半券のように、思い出として保管したりコレクションしたりすることを目的とします。NFTとして発行されていることから、記念チケットはデジタルデータとして永久的に所有するか、NFTマーケットプレイスで売却することが可能です。

NFTチケットのメリット

従来のチケットと比較して、NFTチケットは様々なメリットを有しています。

ひとつは、転売行為を簡単に管理できる点です。不当な転売は、価格を釣り上げてファンのチケット購入を難しくします。このため、社会問題化しています。しかし、NFTチケットを利用すれば、発行者はウォレット間の転送を禁止して、転売行為を取り締まれます。また、転売を容認する場合でも、転売価格に条件を付けたり、転売される度に売上の一部が運営や主催者などに計上される仕組みを構築したりして、公正に利益を分配することもできます。

その他、NFTチケットはデータの改ざんが難しいので、チケット偽造を防止したり、デジタルコンテンツなどの特典を付与できたり、仮想通貨エコシステムと連携しやすいというメリットを持っています。

このようなメリットから、NFTチケットは、業界に革新をもたらす存在だと認識されています。特に音楽業界などでは、ファンとより良いコミュニティを形成して、収益源を確保することに貢献すると考えられています。

仮想通貨を取り込むサッカー業界

今回、Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022で、NFTチケットが採用されました。これは、近年のサッカー界における仮想通貨のトレンドを反映した動きでしょう。

欧米や南米の人気サッカークラブは、ファントークンを発行して取引所に上場しています。例えば、FCバルセロナやACミランなどのサッカークラブが、次々とファントークンを発行しています。これらの仮想通貨はBinanceなどの大手取引所によるIEO等を通じて販売された上で、一般的な仮想通貨と同じように流通しています。

point ファントークンとは

ファントークンとは、ファンとブランドの関係構築を目的とした仮想通貨です。サッカークラブのファントークンを保有していれば、コレクション向けのNFTを獲得したり、クラブの意思決定に投票できたり、ファンとして様々な特典を受けることができます。なお、ファントークンは取引所に上場されているので、人気となれば価格上昇につながる可能性もあります。

このような流れの中、日本では2014年にJリーグ加盟を果たしたFC琉球がファントークンを発行しました。価格暴落でGMOコインが炎上する結果となったものの、日本のサッカークラブも一歩を踏み出したことは、大きな意味があるでしょう。

パリ・サンジェルマンのトークン

パリ・サンジェルマンは、「パリ・サンジェルマン・ファントークン(PSG)」という名称のファントークンを発行しています。当記事執筆時点(2022年6月)のPSG価格は、ピーク時の56ドル付近から下落して、6ドル程度で推移しています。

PSGと米ドルの価格チャート

画像引用:CoinMarketCap

パリ・サンジェルマンは、ファントークンを実際に活用しています。例えば、リオネル・メッシとの契約金の一部を、このトークンで支払っています。その他、Crypto.comとパートナーシップを締結してファン向けのNFTを公開するなど、仮想通貨市場で活発な動きを展開しています。

Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022を通じて、パリ・サンジェルマンは日本でさらに多くのファンを獲得できるでしょうか。仮想通貨コミュニティで高額なNFTチケットが話題となっており、好機となるかもしれません。


Date

作成日

2022.06.21

Update

最終更新

2023.03.16

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

【スクープ】なぜBigBossは突如「人気1位」になったのか?数千万円規模の巨額資金でランキング買収か

派手なボーナスプロモーションで知られる海外FXブローカーのBigBoss(ビッグボス)が、2026年7月現在までの2ヶ月足らずの間に、各種海外FX比較サイトで「ランキング1位」の座を相次いで獲得しています。今回はその背景について、Myforex編集部が確認できた内容をまとめました。
update2026.07.23 19:30

「海外FXは終わり」は誤解!規制後もトレードを続けるには

海外FXが終わりといわれている背景には法改正によるクロスボーダー収納代行規制があります。たしかに規制によって国内銀行送金による入出金は難しくなるとみられていますが、海外FXというサービス自体が終わるわけではありません。本記事では、今後も海外FXを使い続けるために最低限やっておくべき準備について解説します。
update2026.06.01 19:00

【2026年7月】海外FXの仮想通貨入出金はどのルートを使えばいい?主要7ルートの現状を整理

海外FXとの仮想通貨入出金の主要7ルートを整理したところ、現状では「海外取引所経由の送金ルート」が無難な選択肢との結論に至りました。本記事では、主要な仮想通貨送金ルートごとにリスクや注意点などを紹介します。
update2026.07.14 19:00

Bitgetから海外FXへの送金は個人ウォレット経由でやるべき?ウォレット経由の注意点も解説

海外FXとの主要送金ルートの一つとして、Bitgetを経由する仮想通貨入出金ルートがあります。しかし、「Bitgetから海外FXに直接送金せず、個人ウォレットを経由した方がよい?」といった疑問の声も見られます。本記事では、Bitgetからウォレットを経由して送金すべきかどうか解説します。
update2026.07.23 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXにおける国内銀行送金のリスクが高まっており、海外FXユーザーは入出金手段の見直しを迫られています。そんな中、代替手段として注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXとの仮想通貨入出金の方法や送金ルート、注意点などを解説します。
update2026.06.02 19:00

【独自調査】主要海外FX業者の規制への対応状況まとめ|国内銀行送金が止まっても出金できるか確認してみた

2026年6月に改正資金決済法が施行されたことで、今後は国内銀行送金が徐々に難しくなってくるとみられています。こうした背景から、一部の業者ではすでに出金ルールの緩和・対策を発表しています。本記事では、主要な海外FX業者11社を調査・サポートへの問い合わせを行い、各社の規制への対応状況をまとめました。
update2026.07.13 19:00

【SNSで話題】海外FXとウォレット経由での仮想通貨送金で口座凍結に?国内取引所からの直接送金も焦点に

SNS上では「国内取引所からウォレットを経由して海外FXに送金すると、国内取引所が凍結される」という投稿が話題です。また、ウォレット経由の送金で口座凍結される現状から、一部のユーザーが国内取引所から海外FXに直接送金するルートにも言及しています。
update2026.06.26 19:30

【朗報】XMが国内銀行送金の「負け越し出金問題」についに対応!入金履歴リセットを実施

XMTradingが国内銀行送金などの入金履歴をリセットする特別措置の実施を発表しました。これにより、過去の銀行入金分も仮想通貨(暗号資産)など別ルートでの出金が可能になりました。本記事では、今回のリセット措置について解説するとともに、7月1日以降の入出金に関する注意点をお伝えします。
update2026.07.02 19:00

【徹底比較】XMとHFMのスプレッドを検証!ボーナス重視ならどちらも微妙?

XMTradingとHFMのスプレッドを、3か月間の実測データで比較します。HFMの口座選びや評判に迷うトレーダー向けに、主要銘柄の取引コストやボーナスの違いも解説します。
update2026.07.20 19:00

Bitgetに日本撤退の噂?Bitgetの代わりとなる代替取引所を紹介

噂レベルではあるものの、SNS上では「Bitgetが日本から撤退するのでは?」といった投稿をするユーザーが複数見られます。本記事では、SNS上でのBitgetの日本撤退の噂や、代替候補となる海外取引所などを紹介します。
update2026.07.24 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

当社コンテンツの著作権は当社に帰属します。当社が提供する共有機能や、SNSシェアや引用など、適切な範囲でのご利用は歓迎しております。ただし、商用利用や内容改変を伴う転載、当社と競合するサイトへの転載等、不正な再使用はご遠慮ください。なお、当社が不適切または不正な利用と判断した場合、当該コンテンツの削除その他必要な措置を講じる場合があります。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル